5/21/2017

2017明治安田生命J1リーグ 第12節 大宮 0vs3 C大阪 #cerezo #photo #diary


スコアだけ見れば、完勝。大宮を完全に封殺し、得意のセットプレーで得点を稼ぎ、その上、今まで見られなかった流れの中からの得点まで決めてみせた。けれど、選手の能力に関しては、スコア以上の力の差はなかったように思う。ほんの少しの差、守備の約束事だとか、セットプレーの引き出しの多さだとか、そういう細かな違いがワインの「おり」のように積もり積もって、このスコアになったんだと感じた。

5/15/2017

2017明治安田生命J1リーグ 第11節 C大阪 5vs2 広島 #cerezo #photo #diary


今年のセレッソはどんどん伸びる。特定の戦術にハマって負けてもそれをいい意味で反省して、修正して、何かしらの打開策を考えてくる。昨日の試合を振り返るためには、第2節の浦和戦と、YBCルヴァンカップ第4節の広島戦を観ておく必要がある。広島、浦和が採用している3-4-2-1を、ユン・ジョンファン監督がどう打開しようとしたか。その伏線がはられているから。

5/12/2017

2017JリーグYBCルヴァンカップ 第5節 C大阪 1vs0 新潟 #cerezo #photo #diary


やっと水曜の試合の写真が贈れる。ゴメン、待たせた!!

5/07/2017

2017明治安田生命J1リーグ 第10節 柏 1vs0 C大阪 #cerezo #photo #diary


今期二敗目。その二つとも、現地で見てしまった。浦和相手にはチームとしての完成度にやられてしまったけれど、今日の敗戦は正直、もったいないなと感じる。

組織的に崩されたわけではなく、組織的に封じ込められたわけでもない。ただ、あの一瞬だけが悔やまれる。

5/03/2017

2017明治安田生命J1リーグ 第9節 C大阪 2vs0 川崎 #cerezo #photo #diary


随分と日が経って、ルヴァンカップ当日になってしまった、いけないな。

正直、未だに強いチームだとは感じていない。鹿島のように自分の勝ちパターンみたいなものがかっちり決まっていて、そこにハマれば勝てるんだという形が見えてこない。

守備から入り、じっとガマンして相手の勢いを削ぎ、そこからようやっと自分たちの攻撃が形になりはじめる。攻撃もセットプレーかサイドからの崩ししかレパートリーがないから点をとるまでに時間がかかる。

冒険はしない、勝っていようが負けていようが守備へのケアは必ず行う。それがユン監督のこだわり、セレッソのパターンなんだろうか。この試合では、いつものパターンから少し抜き出た存在、清武弘嗣が試合の流れを作ってくれた。

4/23/2017

2017明治安田生命J1リーグ 第8節 甲府 1vs1 C大阪 #cerezo #photo #diary


さすがに週末の甲府駅は混んでいる。俺は早々に駅弁とヤケ酒を買い込んで、静岡行きの電車が来るのを待っている。

はあ…。危ないと感じたシーンはただ一度だけだったし、逆にゴールを予感させるシーンはたくさんあったし…。けれど、結果は引き分け。ダービーに続いて消化不良のゲームを観ることになった。

4/17/2017

2017明治安田生命J1リーグ 第7節 C大阪 2vs2 G大阪 #cerezo #photo #diary


逃したものの大きさがどれほどだったか、柿谷曜一朗のこの表情が全てを物語っている。

もし、昨日の試合に勝てていれば、2ゴールをあげた杉本健勇は本当のエースストライカーとしてこれ以上無い進歩をしただろう。それに、鈍化しているガンバの勢いをますます鈍らせることができた。セレッソは、鹿島戦で得た自信を確信に変えることができた。

それだけに、ロスタイムの失点は許容できるものではなかった。どんなに不格好でも守りきる意地がほしかった。

4/09/2017

2017明治安田生命J1リーグ 第6節 鹿島 0vs1 C大阪 #cerezo #photo #diary


夜行バスで東京に、さらにそこから高速バスで鹿島に。ご存知の通りカシマサッカースタジアムはどの方面からでもアクセスが悪い。おまけに神様が霧吹きを持ってイタズラをしたような霧雨が、ずっとスタジアムを濡らしていた。体やカメラにまとわりついて、カメラを持っている人間にとっては非常にタフなコンディションになった。


それでも、観やすい専用スタジアムで、今年最高のゲームが観られたんだから笑顔笑顔だ。東京駅に着いたら駅弁とハイボールでも買い込むか。

4/02/2017

2017明治安田生命J1リーグ 第5節 C大阪 2vs0 横浜FM #cerezo #photo #diary


試合後の会見で、ユン・ジョンファン監督は「やりたいことが全てできた」と語っていた。攻撃にワクワク感が求めないとか、そういうのも含めて全て「やりたいこと」なんだと思う。手堅く、地道に、コツコツと勝ち点を積み重ねていく。そま堅実性こそがユン・ジョンファン監督の目指すサッカーなんだろう。

スターティングラインナップ


清武弘嗣が全治二週間のケガで離脱、代わりにキーパーのキム・ジンヒョンが戻ってきてくれた。

GKキム・ジンヒョン。DF右から松田陸、ヨニッチ、木本恭生、丸橋祐介。MF右から関口訓充、ソウザ、山口蛍、柿谷曜一朗。FW山村和也と杉本健勇、

リザーブは丹野研太、茂庭照幸、藤本康太、田中裕介、丸岡満、清原翔平、リカルド・サントス。


「穴熊」


将棋の指し手に穴熊、というものがある。香車を一つ上にあげ、そこに玉を入れ、金、銀、桂馬で囲った守備戦術であり、非常に手堅いと言われている。

レヴィ・クルピの戦いが大駒を大胆に使う攻撃に魅力を持つとするなら、ユン・ジョンファンの戦いは相手のいかなる攻めに関しても4-4-2でゴールを固める、穴熊のような守備に魅力がある。


攻撃では4-4-1-1的なポジショニングだが、守備では常に4-4-2。杉本、山村がセンターライン付近で確実に相手の一歩目をブレさせ、後ろの4-4がしっかりと相手を封殺する。キム・ジンヒョンという「玉」に辿り着くまでに相手はかなりの労力を払うことになり、結果、去年までよりもはるかに危なっかしいシーンが減るようになった。昨日だって、齋藤に突破されたのはバテが出始める後半の、しかも一度きりだ。後は松田がうまく封じてくれた。

この守備は他のチームのそれと比べて若干コンパクトで、一度組んでしまえばそう動かない。相手がスプリントしてきた時の対応であるとか、最終ラインが雑にボール回しをしていて奪えそうな時であるとか、イレギュラー以外は自分のゾーンをキッチリ守って動かない。何度も書いている通り、スプリント回数はやたらと多いのに、走行距離が伸びないのはこうした理由によるものだ。


ただ、攻撃に関してはこの堅実さが裏目に出てしまい「ワクワクしない」という印象を持ってしまう。(ユン・ジョンファン監督が鳥栖時代重用していた)豊田陽平のような、高さ強さがある前線がいてこそ機能するやり方。守備のスペシャリストである山村が代役として充てられているが、ボールキープできてもフィニッシュまではやり切ることができない。前半流し込むだけというシュートをミスしてしまったけど、本職ではないということを差っ引く必要がある。

守備に関しては盤石でありながら、その裏返しとして攻撃に不満が残るのは、実際の穴熊と同じだ。

J1で勝てた、という自信


このやり方は選手としてもブラストレーションが溜まるものだ(と勝手に解釈している)長い間相手にボールを渡し、一撃を与えるまではずっとガマン。相手の出方に合わせて右に左にちょこまかと動き続けなければいけない(一人でもサボれば、そこから守備が瓦解する。恐らくユン・ジョンファンはそれを許さないだろう)そういう試合を「やってみたい!」と喜ぶような人間はそういない。


しかし、このやり方でルヴァンカップ横浜FM戦、リーグ鳥栖戦に勝つことができた。去年までJ2でボコボコと失点していたチームが、J1のチーム相手に守り通すことができている。結果という最も大事な要素によって、セレッソというチームは一枚岩になれているのだ。

U-23で戦ってきた若手たちが引き出したゴール


守備が第一、攻撃はその後というサッカーでは流れの中からゴールを奪う機会が減る。その点はユン・ジョンファン監督も織り込み済みのようで、セットプレーにはこだわりを見せている。浦和戦(ヨニッチ)、札幌戦(ヨニッチ)、ルヴァンカップ横浜FM戦(木本、リカルド・サントス)、鳥栖戦(山村)と、ここまでのゴール全てがセットプレー、もしくはその後のプレーで生まれている。


この試合も後半の14分にセットプレーを得て、丸橋が蹴ったボールがファーに流れ、最後は空いたファーに一人戻っていた木本がポレーで堅実に流し込んだ。

木本はこういう「大事な時においしいところを持っていく」嗅覚が鋭い。去年柿谷が負傷したアウェイ長崎戦でも、ロスタイムに永井龍(当時は長崎のエースストライカーだった)に追いつかれた直後のプレーでゴール前にまで走り込み、再びリードを奪う値千金のゴールを決めている。みんなが必死になっている時でも冷静に、マイペースに判断ができる選手のようで、昨日の試合でも「背の高い選手がたくさんいるから、自分はあまりマークがつかないだろう」と踏んでいたらしい。

「堅実さ」にマッチした木本恭生


木本は去年U-23ではボランチとして起用され続けてきた選手だ。だから、攻撃の組み立てに関しては本職のセンターバックよりワンランク上のプレーができる。その上、フィジカルに関してもそこそこあるので、この試合ではヨニッチと組んで最終ラインとしての務めをキッチリとこなしていた。


横浜FMの攻撃は伊藤翔の高さを生かした競り合いと、左サイド(セレッソの右サイド)に入った齋藤学の地上戦が核になる。その伊藤との競り合いでもキチンと最低限の仕事ができていた。最初はヨニッチとの競り合いをしていた伊藤が、分が悪いと見ると木本の位置にズレたのだけど、ヨニッチのカバーを受けながらも終始相手を封じ込め、ついぞゴールを奪わせなかった。しかも、決勝点を決めるおまけ付き。

去年のU-23に関しては「何がしたいのか、どう育てたいのか」微妙だった。けれど、昨日の試合の木本と、後述する丸岡のプレーを見て、ようやっと実戦に出続けていた意義のようなものを受け取れた感じがする。恐らく、しばらくは重用されるだろうから、この間にチャンスをつかんでほしい。

やっと狼になれた丸岡充


木本のゴールでリードを奪うと、後半半ばからはシステムを5-4-1のような形にシフトさせた。山村が最終ラインの真ん中に入りスイーパーになると、中盤には丸岡、山口、ソウザの3ボランチ気味に並ぶ。前線には杉本と柿谷が入ってカウンターという、見た目にも意図がハッキリとわかる陣形。


これで奮起したのが柿谷と丸岡だった。

柿谷は4-4-2の時は、プロレタリアのように勤勉に左サイドをアップダウンし、丹念にボールを運んでいた。リードしてからのシステムではやっとフィニッシャーとしての役割を担えることになり、本来のらしさというものを発揮することができた。


丸岡に関しては、たったワンプレーで、それまでの「借りてきた猫」といった雰囲気を拭い去った。以降の働きは、これまでの丸岡とは全く違っていた。


後半30分、丸岡は相手の緩慢なプレーを見逃さず、全力で応援右サイドを突破する。相手がたまらず後ろから倒してペナルティーキックを獲得。すぐさま「俺が蹴る」とボールを抱え込んだ柿谷が、冷静に、実に慎重にゴールを決めてくれた。


それから後の丸岡の動きは、カメラを持ってジッと待っていた俺にとって、撮っていて感動と興奮を覚えるほどに強烈なものだった。交代して入った選手は今いる選手の倍は走れと言われるけれど、丸岡はそういうプレーがキッチリとできていた。やっと、戦力になれたなという印象。

丸岡が獲得し、柿谷が決めたPKで試合の流れはほぼ決した。アディショナルタイムの4分間も危なげなくフィニッシュ。

芝かぶりシートの子供にサインする


鹿島戦に向けて


清武の離脱は痛いが、チームとしての雰囲気はほぼベストな状態でアウェイ鹿島に向かうことになった。この鹿島戦とホームでのダービーが序盤の山場になるだろう。ユン・ジョンファン監督のサッカーは、鳥栖時代も含めて長く知られたものだから、勝つにしても楽には終わらないだろう。胃のキリキリと痛むようなロースコアの接戦こそが今年のセレッソの勝ちパターン。胃薬片手に追いかけるつもりだ。

3/20/2017

2017明治安田生命J1リーグ 第4節 C大阪 1vs0 鳥栖 #cerezo #photo #diary


やっと、4試合目にして「初日」が出た。

アクシデントがあり、自らのミスがあり、相手のミスに助けられ…何度も何度も不安に襲われながらも、3年ぶりのJ1での勝利をこの手につかむことができた。

3/16/2017

2017JリーグYBCルヴァンカップ 第1節 C大阪 2vs0 横浜FM #cerezo #photo #diary


三月中旬の大阪は、まだ凍えるような夜が続いている。まして、平日のナイターで、カップ戦の予選、両軍メンバーも落としているとあれば、観衆7601人というのも致し方ない。

だがこの7601人は非常に運がいい。ユン・ジョンファン監督の凱旋後初の勝利を、そして彼の意図するサッカーの一端を見ることができたんだから。

3/11/2017

2017明治安田生命J1リーグ 第3節 札幌 1vs1 C大阪 (テレビ観戦) #cerezo #photo #diary

(画像は全て第2節浦和戦)

今年はじめてのテレビ観戦、いつもは「寄り」で撮っているセレッソを「引き」で見られて、それは新鮮な体験だったなと。

ただし、内容自体には不満がある。ユン・ジョンファン監督のイメージしている選手の個性と、実際の個性の間に乖離があって、チームのよさがまだ引き出しきれていないのかなという印象だった。後半にはかなりよくなってはきたけれど・・・

3/05/2017

2017明治安田生命J1リーグ 第2節 浦和 3vs1 C大阪 #cerezo #photo #diary


6年作り込んだチームと、まだ2試合目のチーム


セレッソの選手は、みなユン・ジョンファン監督から渡されたマニュアルを読みながら試合をしていた。一方、6年間同じシステムで戦い続けている浦和の選手たちは、分厚いミシャサッカーのマニュアルを諳んじられるくらい読み込んでいた。

だから、どんな時にどんなプレーをすればいいのか、両者の判断には僅かの時間差が生まれていた。例えその時間差が僅かだとしても、サッカーというスポーツでは致命傷になる。3-1というスコアは両チームの現在のパフォーマンスからすると致し方ないものなのかもしれない。

2/27/2017

磐田戦雑感(写真あり) #cerezo #photo #diary


サッカーのある週末が帰ってきた。これから毎週、セレッソがどこかしらでサッカーをする。そう考えるとワクワクが止まらない。

加えて、J1リーグ戦は土曜日開催が多く、疲れたとしても日曜日がある。これは極めてありがたい。

反面、対戦するチームのホームタウンが大都市圏であることが多いので、遠征の際に山海の幸を口にできないのは少しばかり寂しい。特に愛媛と長崎には早々にJ1に上がってきてほしいな。

2/26/2017

2017明治安田生命J1リーグ 第1節 C大阪 0vs0 磐田 #cerezo #photo #diary



ド派手なセレモニーと堅実な試合


冬の終わり、春間近のヤンマースタジアム長居には33208人もの観衆が詰めかけた。花火がガンガン打ち上がり、選手紹介ムービーの前にはチームのレジェンドでもあるユン・ジョンファン新監督をリスペクトするショートムービーまで用意された。三年ぶりのJ1リーグ公式戦は大観衆の中、ド派手な演出から始まった。しかし試合内容に関してはとても堅実だった。


スターティングラインナップ




システムは純然たる4-4-2。GKキム・ジンヒョン。DF右から松田陸、新加入のヨニッチ、山下達也、丸橋祐介。MF右から水沼宏太、ソウザ、山口蛍、関口訓充。FW柿谷曜一朗と杉本健勇。リザーブは丹野研太、茂庭照幸、田中裕介、丸岡満、山村和也、秋山大地、リカルド・サントス。ケガの清武弘嗣はまだトップコンディションではなくベンチ外。去年活躍した清原翔平、澤上竜二といった選手もベンチ外となった。


堅実なユン監督のサッカー


ユン・ジョンファン監督は長くサガン鳥栖を指揮していたので日本のサッカーを熟知している。ただ、フィジカルの強さや走力に強みを持つ鳥栖とテクニックで押すセレッソとはカラーが真逆で、その辺りをどうするのか、とても興味があった。


大きな変化で言えば、去年の、大熊清前監督のサッカーと比べて、今年のセレッソは長い距離を走るスプリントがとても少なかった。自分の受け持つゾーンを厳守し、そこから飛び出すことをよしとしなかった。


例えば、去年の柿谷は自分がボールを奪われると、システムだとか守備の決まりごとだとかを無視して、中盤や最終ライン手前まで相手を追い、身を投げ出してクロスやラストパスを防いでいた。それは前監督が口酸っぱく話ししていたガッツだとか、もう一本前に出るがんばりを体現したものだった。


対して、今年のセレッソは4-4-2の組織が乱れることがなかった。自分の受け持っているゾーンに敵が入れば責任を持って追う。細かなスプリントはしょっちゅうある(だから、総走行距離は長くなる)しかし、相手やボールが自分のゾーンを抜けた時は他の選手にカチッと受け渡し、もう一度自分のゾーンの中心に戻っていく。なので、ピッチ内を長く走り回る必要がなくなったのだ。

がんばりという部分では、去年の方がよくやっていると言えたんだろう。けれど、組織的な守備を90分間続けるのであれば、今年のようなハッキリとしたルールのあるサッカー、無理をしないサッカーの方がやりやすいはずだ。


事実、個々の力量で言えばJ2のどのクラブよりも秀でているはずの磐田を相手に、セレッソは一つのゴールも許さなかった。危険だなと感じるシーンは中村俊輔が蹴るセットプレーと、アダイウトンが打った反則もののミドル程度だ。


課題の残る攻撃


守備では4-4-2のフラットなラインは強烈に機能した。反面、攻撃では難しいと感じる部分が多かった。


セレッソが最も簡単にゴールを奪う方法は、柿谷にフリーで、ゴールの近くでボールを渡すこと。そこから逆算すれば攻撃の組み立てがわかってくる。

だがこの試合では守備が第一になっていて、攻撃は守備が崩れるような、アンバランスな動きは制限されているように感じた。


こういう中ではサイドバックとサイドハーフの動きがとても大事になるのだけど、関口、水沼の両サイドハーフには「もう少しやれたのでは?」という不満が残る。水沼が後半立ち上がりに脚を痛め、丸岡が交代出場したが、同様の感想だ。

今日のメンバーの中には攻撃を組み立てられる選手がいなかったので、余計に不満を感じたのかも知れない。「元セレッソの選手だったから」というだけで清武を連れ戻したのではなかったんだと今日ようやく気がついた。


もうひとつ言いたいのは杉本の使い方だ。2トップとして起用され、ハイボールの競り合いを任されていたが、彼は(個人的な見立てではあるけど)純粋なセンターフォワードではない。パス出し、気の利くプレーができるかわりにガツガツとした当たりを嫌う、どちらかと言えば中盤の選手に近い存在だ。

だから、彼の動きを理解する柿谷が終盤、中盤に下がると無力化されてしまったのだ。この辺りはユン監督が気づけば修正されると思うけれど。


浦和戦に向けて


次節は六万の観衆が詰めかけるアウェイ浦和戦となる。J2時代には味わうことのできなかったシビれるシチュエーションだ。今の、堅実なセレッソであればヒドい内容にはならないと思うけれども、逆に爽快な試合にもならないだろう。胃に鈍痛を感じながら、埼玉スタジアムで新しいセレッソを追いかけていきたい。


2/21/2017

開幕一週間前。 #cerezo #photo #diary


開幕まで一週間となった一昨日の日曜日、俺は舞洲で「撮影のリハビリ」をしていた。


サッカーの撮影というのは、目の前から何十メートル先まで、ありとあらゆる場所にいる、猛スピードで疾駆する選手たちを撮る大変難儀な作業だ。


もう二ヶ月も撮影から遠ざかっているので、選手をうまく捉えられなかったりピントが甘かったりでかなり苦戦した。

逆に言うと、セレッソの選手たちはそれぞれ力一杯、よくよく走り回っていた。サブ組と仁川ユナイテッドとの試合では秋山大地、山村和也、清原翔平、リカルド・サントスといったあたりがよく動けていた。山村などは不慣れな2トップの一角であったけれど、高さとキープ力を活かしたプレーで持ち味を出していた。


昨日のニュースでは清武弘嗣が開幕微妙との事だが、二列目のタレントはそれなりにいる。清原もそうだし、関口訓充、水沼宏太と実績のある方選手が揃っている。そこまでは心配していない。

あえて心配事を粗探しするなら、若手と主力があまりに離れすぎている事くらいか。力にしてもそうだし、メンタルでの繋がりも弱いような気がする。あくまで「気がする」なんだけどね。


予想オーダーだけれど、GKキム・ジンヒョン、DF右から松田陸、ヨニッチ、山下達也、丸橋祐介、MF右から関口訓充、山口蛍、ソウザ、水沼、FW柿谷曜一朗と杉本健勇というところだろうか。

是非注視したいのは守備組織だ。ジンヒョンは「去年は個々に守っていたけど、今年は組織で守れている」と語っていたそうだが、それがどこまで仕上がっているか。

組織力なんてものはキャンプと練習試合だけでスッと浸透するものではない。少しずつ錬磨して、鍛え上げて、同じ監督の指導のもと長い時間をかけて構築するものだ。開幕戦で完璧な組織ができているとは思えないけど、今は完成まで何合目なのかを確認してみたい。


そう、あと少しで開幕なんだ。今週末にはヤンマースタジアム長居に何万というサポーターが集まる、はず。サッカーのある週末、セレッソに一喜一憂する毎日がまた始まるのだ。しかも、トップカテゴリーで。なんと幸せな事なんだろう。サポーターでなければ味わえない、快楽と苦痛がネットリと絡み合う日々よ、今年は楽しませておくれよ。

2/02/2017

清武、おかえり。と、サポーターズコンペンション #cerezo #photo #diary

練習メニューを見て顔が引きつる柿谷曜一朗。舞洲ではタフな3部練習が続いていた。

久しぶりの更新になる。舞洲には二度行って、サッカーの、セレッソの空気みたいなのを吸いに行った。昨季の写真を見返したり整理したり、オフシーズンではないとできないこともたくさんやっておいた。ああ、埼玉への飛行機の予約とかもね。

その間、セレッソには大きな動きがあった。清武弘嗣の復帰がそれだ。

清武復帰の私感



個人的な感覚なのだけど、清武は「大分の子」だと思っていた。育成からプロデビューまで、彼の根本にある技術や精神的なベースを作ったのは大分だから。

その清武が、帰ってくるのであればセレッソしかないと断じたことは、少なからずの戸惑いと、大きな喜びがあった。言い方は悪いけれど、付き合ってる時はさんざ元カレの話ばかりしていた女の子が、別れてからしばらくしてまた帰ってきてくれたような、ね。

移籍金は500万ユーロ、約6億円だそうだ。編成が終わった後で「ついで」に出せるお金ではない。セレッソを巣立った選手たちの動向をキチンとチェックしていなければ、こんな電撃的な復帰はありえない(ひょっとしたら、多額のヤンマーマネーを引っ張り出してきたのかもしれないけど)これは強化部を褒めるしかない。阿呆な事をしていないか、念のため、今日行われるサポーターズコンペンションでも確認しておくよ。


ディエゴ・フォルランの時はチームにマッチするか大きな不安があったが、清武は違う。既にセレッソでのプレー経験があるし、チームのスタイルに合わせる小器用さも兼ね備えている。柿谷曜一朗に、杉本健勇に、リカルド・サントスに澤上竜二に、水沼宏太や清原翔平にも、よく絡みいいパスを出してくれるだろう。自身のゴールにも期待したい。

今年のチーム編成について



これで攻撃陣は目処がたった、後は守備陣だ。スペシャルな選手の補強はKリーグでベストイレブンになったヨニッチくらいで、後は昨季のメンバーがベースになる。ここは、ユン監督の手腕に期待しようか。

去年は個々人が個々人で守備をしていた。コーチングなんてものはなく、リーダーシップなんて誰もとれず、現場の判断で「最善」をチョイスするなんて事をしていた。

昇格に「安堵」した。

今年はそこに組織で守る意思を植え付け、その考えについていく体作りがなされている。ただし、こんなもの一朝一夕にできるものではないから、リーグ戦序盤は苦戦するだろう。中村俊輔という飛び道具を持っている磐田、すっかり自分のスタイルが確立されている浦和とこの時期に当たるのは正直かなりツライものがある。

なので、今季の目標が一桁順位というのはいい線いってるなというのが個人的な感想。来年、再来年はもっと上を目指さなきゃいけない。けれど今季に関しては、そんなところに落ち着けたら御の字だ。加えて、ホームでのダービーに勝ってくれたら文句はない。

クラブのふところは大丈夫?


それよりも、クラブの財政の方がはるかに心配だ。フォルランが来た時はクラブ史上最高の観客動員があったが、単年度では赤字になってしまった。清武を6億円で戻してきたクラブが、どれほどの経営をして、どれほどの利益を生むのか。その結果が悪ければ、2014年と同じことになってしまう。それだけはなんとしても避けなきゃいけない。15位で黒字の方が、一桁順位で赤字よりも救いがある。これも、サポコンで聞いておこう。

長居公園には早咲きの桜があった。開幕まで、あと1ヶ月。

1/13/2017

セレッソ大阪の2017年が始まった。 #cerezo #diary #photo


東北や北陸、北海道、寒さが厳しい地方の人に「生ぬるい」と言われそうだが、2017年1月12日の大阪は凍てつくような寒さだった。

気温が低かったのも大きいが、風も大概キツかった。舞洲は海にほど近く、朝方は冷たい西からの風がやってくる。それに当たらないように身を縮こまらせて、今年のセレッソが始まる様を見ていた。


とはいえ、殆どのメンバーは去年と変わらない。スタメンに名を連ねるような大型移籍は新外国人のヨニッチ、それに水沼宏太と福満隆貴くらい。若手の選手はU-23からのスタートになるだろう。


新監督であるユン・ジョンファンは、現役の頃から知っている。韓国人プレーヤーらしくない、スキルフルで正確な組み立てが持ち味、天才肌のパサーだった。

だが、サガン鳥栖やセレッソでの、指導者としての彼のアクションは実に韓国らしい。まず確かなフィジカルがベースにあり、その上にテクニックを加味していく、そういうやり方をチョイスしている。


始動日は前午後の二部練だそうだが、今日からは6:50、9:40、15:00の三部練がタイキャンプに入るまで連日続けられる。もし、今日と大差ないメニューであるなら、セレッソの選手は開幕までに相当の距離を、相当の強度で走りこむことになるだろう。


それでも、選手の顔には笑顔があった。プロとして、国内トップのディビジョンで戦うことは大きな喜びなんだろう。

もし去年昇格に失敗していれば、陣容もかなり変わっていたはずだ。恐らく、悪い方向に。そう思うと、この様子が天国に近いのか、地獄に近いのかよく分からなくなってくる。選手にとっては地獄でも、サポーターにとっては天国なのか……。


当面は個々のフィジカル調整になるはず。チームの連携などはまだまだ先だ。それでも、サッカーの無い週末よりずっとマシ。俺のような酔狂なサポーターにとってはね。

後は、よく撮れたかなという写真を少しだけ。それでは。