5/25/2016

横浜FCの運営ってどうなの? #cerezo #セレッソ #セレッソ大阪 #yokohamafc #横浜FC


遠征日記、という名の愚痴。炎上するかも知れないけど、知らん。

出だしはよかったんだ、出だしは


経費節減のため夜行バスに揺られて7時間、バスの移動にも慣れてしまって程なく横浜に着いた。

町中にスタジアムがあるクラブは何かと便利だ。ご飯の買い出しもしやすいし、交通手段も整備されているからバスでも地下鉄でもラクにアクセスできる。ニッパツ三ツ沢球技場は12000人程度入れば満席というハコだから、特段混雑することもない。


スタッフのモチベーションの低さに驚く


ニッパツ三ツ沢球技場はメインスタンド、ホームゴール裏(兼バックスタンド)、アウェイゴール裏(兼バックスタンド)にゲートが設けられている。朝の七時半にはスタジアムについていたので、アウェイゴール裏のゲート前の待機列に養生テープを貼っておいた。

ところが、しばらくしてから横浜FCのスタッフがやって来て「ここは待機列を作る場所ではありません」と言ってきた。アウェイサポーターは少し離れた駐車場の裏手に列を作るものらしい。


待機列に関するアナウンスが公式サイトには載っていなかった(少なくとも、すぐに確認できるページには無かった)ので、この時点で30番前後くらいまで伸びていた待機列の養生シートを、本来の待機列まで剥がして移して貼り直すという厄介な作業をするはめになった。

なので、こういうことは前もってアナウンスしてほしいという旨をスタッフに伝えたが、スタッフの口からビックリするような言葉が飛び出した。

「Fマリノスさんとかはキッチリされてるんですが、ウチはそういうのはちょっと……。」

多分スタッフの人数が足りてない、手をまわすにも限界があるということを言いたかったんだろう。でもそこで泣き言をぶちまけられても困る。

スタッフのモチベーションの低さは他にもそこここで見られた。選手バスを停める場所に柵を巡らせているのだが、用意しているスタッフは紙パックの豆乳をすすりながら作業をしていた。

そもそもスタッフの人数が少ないし、服装や目印になるものを持っていないので「こういう時どうしたらいいんだ?」と困っても誰に声をかけていいかわからないのだ。


スタジアムに入っても……


不手際というか、運営の稚拙さはスタジアムに入っても散見された。

まず「スタジアムに入ってから」再入場はできません、という事を聞いた。スタジアムは構造上スタンドを一周できるようになっているが、ゴール裏サイドスタンドとメインスタンドをつなぐ通路はバリケードのようなもので見事に塞がれていた(こういう時だけ念入りだな!)なので、メインにいた友人に物を渡すのに、試合後まで待たなくてはならなかった。

だが試合後になって、入場したゲートから外に出ようとしても、警備員がぶっきらぼうに「このゲートは使えません、退場用のゲートから出てください」と言い出す始末。さらに、大回りしてメインスタンド下に移動しようとしても「ここは通れません」と別の警備員が怒鳴り散らしている。結局無駄な労力をタップリ使うハメになった。


なにがいけなかったの?


それぞれのルール(待機列の場所、再入場不可、入場ゲートと退場ゲートは違う)は、よくよく考えるとそれほど大した問題ではない。一番問題なのは

「その日その時その場所に行くまでハッキリとしたインフォメーションが無い」

というところだ。これはすごくイライラするし、一見さんにとっては戸惑いになるだろう。

ニッパツ三ツ沢球技場は球技専用で臨場感もあり、程よくコンパクトなので試合を観るという観点からは素晴らしいスタジアムだと評価できる。

けれど、こと試合運営に関しては、アウェイサポーターに対するインフォメーションの不徹底もあわせて、今まで訪れたJリーグのスタジアムの中でダントツの最下位だ。

他山の石にしよう


ホームサポーターにしても、アウェイサポーターにしても、チケットを買っているからにはクラブの収入源のはず。だからこそ「仕込みとしてのアウェイ感」はアリだとしても「手抜きで生まれたアウェイ感」はあってはならない。

「仕込みとしてのアウェイ感」というのは、ホームサポーターが作る独特の雰囲気であったり、選手紹介のアナウンスがワザと雑だったり、快適性、利便性とは離れた部分で、演出として用意されるものだ。これは負けたくないというモチベーションになったり、プラスに昇華できる。

一方、「手抜きで生まれたアウェイ感」というのは困っているのにどうすればいいか話を通せるクラブスタッフが少ないだとか、単なる手抜きの部分のことだ。どっちも「居心地悪い」という点では同じではあるが、後者は友人と待ち合わせできないとか、本当に困ってしまうので厄介だ。

イライラは中華街で飯食って癒やしたよ

少なくとも俺自身は「横浜FCのホームゲームには二度と行きたくない」と感じた。2100円のチケット代を払ってストレスしか得られないとか、マゾヒストでもなければリピーターにはならないだろう。

ひるがえって、セレッソの運営はどうなのかと気にもなった。セレッソのホームゲームをアウェイサポーターとして観たことがない(当たり前だけど)ので、アウェイサポーターがあの日の俺のようにフラストレーションを溜めていないだろうかと不安になる。


スポーツはどれもそうだけど、相手がいてはじめて成立するものだ。だから、アウェイサポーターに対しても極々最低限の礼儀はあるべきなんだ。セレッソが横浜FCのような試合運営をしていないように、切に願うよ。

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