12/14/2014

セレッソ大阪の居心地、そんなに悪いのか? #cerezo #photo #diary

扇原貴宏、杉本健勇、丸橋祐介、一回目の交渉でサインせず。




必死に応援してきた選手、ハナサカクラブに入会して、文字通り手塩にかけた選手が、例えしっかりと移籍金を残す形であってもチームを離れるというのは、とても辛い。

金銭的な問題ではなくて、心情として、どんなことがあってもチームと運命を共にする気骨を求めるのは、選手に対して厳しすぎるのかと自問自答をしている。

今年三冠をとったどこぞのチームは、遠藤保仁という絶対的な存在がいて、降格が決まった後に皆をまとめ、選手が流出するのを防いだのだそうだ。そういう絶対的な存在が、セレッソにはいない。まあ、ほとんどのチームにいないのだけれど。



セレッソが強くなるために、拡大路線を是としてきた。客を呼び、スポンサーを探して大枚をはたき、ビッグネームをとってくる。それもまた方法なのだと思う。

けれど、いくらお金を稼いできても、その傍から育成してきた選手が出て行くのでは、穴の空いたひしゃくで水をすくうようなものだ。お金をかけただけの効果なんて無い。サポーターだって、愛着をもった選手が次々いなくなるのでは定着もしない。

もう一度考えなおそう。サポーターがサポートしたくなるクラブ、選手が愛着を持って残ってくれるクラブとはどんなものなのか。


と、書いている時に柿谷曜一朗に復帰オファーを出そうとしているとニュースがあった。彼が帰ってきてくれるなら、そういう流れができるのかも知れないな。筋道が通っていないのはわかる。けれど、今はそういうのを気にしていられる状態ではないんだ。なんとかセレッソをあるべき場所に戻したい、そのために策を巡らすのは賛成だ。

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