5/11/2014

柿谷が落選しても驚かない。ただ恨みはしよう。 #cerezo #photo #daihyo #diary


月曜日は、ワールドカップ出場メンバーが発表になる日だ。

ああ、明日の今ごろは、サプライズ選出された選手や、落選した選手へのインタビューとかで、どのチームも忙しくなるのだろうな。

柿谷曜一朗は、シーズンが始まる前までは。いや、ACLグループリーグ第1節の浦項戦くらいまでは、なんの問題もなく選出される存在だった。


でも、今は違う。リーグ戦13試合で1ゴール、これが現実だ。ACLも含めれば20試合5ゴール、それでも少ないな。


これは柿谷だけの問題ではない、チーム編成上の問題でもある。

今季獲得したディエゴ・フォルランは前線で動くストライカーで、柿谷と同タイプのプレーをする。あくまでザックリとしたカテゴライズだけれど。

このタイプが二人いるとチームの守備力はかなり落ちる。今のトレンドである前からのプレッシングが効かなくなるからだ。昨日の試合、4-4-2にして惨敗したのも記憶に新しいだろう。

それで、柿谷は一列下がったり、サイドにはったり、守備に忙殺されたりと、去年までは免除されていたタスクを数多く引き受けることになった。


フォルランを追い落とすくらいのパフォーマンスを見せればいいという人がいるが、違う。仮にそうなったとしても、フォルランは一列下がったり、サイドにはったり、守備に奔走したりはできない。チームの戦力を余すところ無く使いきろうとすれば、極端なパフォーマンス差が無い限り、この図式は揺らがない。


確かにプレーの質も去年と比べると下がってはいる、結果もついてこない、だから落選しても理由を見つけるのは簡単だ。だから、驚きはしない。

それでも、俺は恨むだろう。

去年出来上がったチームから、ゲームメイクも守備のバランスもとれるシンプリシオというキーパーソンを外し「使う」選手と「使われる」選手のバランスを崩したことを。

完成された4-2-3-1を継承せず、住居となるホテル代と年俸を出し渋った挙句の監督選考をしたことを。


誰も悪意を持って行動しているとは思わない。でも、浅はかだったのではと感じるくらいはいいだろう?

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