5/14/2014

AFC Champions League 2014 R16F2 GUANGZHOU EVERGRANDE (CHN) 0vs1 CEREZO OSAKA (JPN) #cerezo #photo #diary

'49 LIAO LISHENG(OG)


みんなよくやったよ、素晴らしい勝利。


このスターティングメンバーを見た時、浦和戦に向けてのターンオーバーなんだと実感した。コンディションの問題があったから、どうなるのかまったくわからなかったけれど、チームの上の方はこの試合にウエイトを置いてないのだとはっきりわかった。ルーキーの小谷祐喜が先発、前線は楠神順平、ミッチ・ニコルス、永井龍のトライアングル。




試合中盤まで、前線の3人が実によく走って、体をはって、相手の最終ラインにプレスをかけまくった。スタミナ配分とかそんなものまるで考えずに動きまわってくれた。だから、相手の前線、ディアマンティ、エウケソン、ムリキに辿り着く前に、相手の攻撃は鈍化していた。それでも、鋭くて手を焼いたけれど。

攻撃でもポゼッションではなく、相手を自陣に押し込ませて(今日に限っては押し込まれていたか)前の選手が自由に動けるスペースと時間を作るカウンターのスタイルがよくはまっていた。ミッチが一度、楠神が一度、惜しいシュートを放っていた。ミッチはもっと時間を与えたほうがいい存在だということを示してくれた。



アンカーに入った染谷悠太と3バックの小谷もよくやってくれた、粘り強さは逸品だったよ。

後半16分

後半35分





永井のクロスに扇原貴宏が入って相手オウンゴールを誘い、それを全員で守った。南野拓実、山口蛍、柿谷曜一朗、ワールドカップメンバー、予備登録メンバーに入った三人も無難な出来。柿谷のスキルフルなシュートが入っていれば100点の試合だった。


ACLはここで敗退するけれど、最後に大きな大きな財産を残すことが出来た。

セレッソはポゼッションではなく守備ブロックをしっかり作ってカウンターに懸けるチームだということ、前線がある程度うごけばさらに守備がリズムよくなるということ、セレッソの選手はそれぞれに色があり、使い方次第で素晴らしい絵を描けるということ。


それから最後に、守護神キム・ジンヒョンが再び自信を取り戻してくれたな。決定的なシュートを少なくとも三本ブロック、ディアマンティとマルセロ・リッピの顔を歪ませてくれた。韓国代表はこの男を呼ばなかったことを後悔するだろうよ。

久しぶりにセレッソを観て「気持ちいい」と感じられた、それだけでも幸せだよ。

早く帰ってきて、まずは少しばかりゆっくりしよう。また来年ここに来られるように、次の試合から再始動だ。さて、ポポヴィッチは理想を捨ててこの結果を受け止めてくれるだろうかね。

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