3/09/2014

徳島の皆さんへ。この空もこの海も。 #cerezo #vortis


本当にギリギリで生観戦できることになって、四国徳島まで仲間に助けられながら行ってきた。車で2時間ほどの距離なのに、これほど風土が違うのだなと驚いている。徳島は本当に暖かで、豊かで、よい場所だった。

浦和に遠征した時は、スタンドから起こる歓声に驚いた。普通は見逃すような僅かないいプレー、例えば相手の攻撃を遅らせるとか、虚を突いたパスを出すとか、そこまでに拍手や声援があって、目が肥えているというのはこういうことかと感じた。徳島は、その真逆に位置しているが、そこはそこで素晴らしい場所だった。


スタジアム前では阿波踊りをやっていたり、縁日のようなフードコートがビッシリとあったり、ちょっとしたお祭りになっていた。そこに浦和や他のチームにあるような、洗練されたなにかはないけれど、とにかく来た人に喜んでほしい、楽しんでほしいという熱意がガンガンに伝わってきて、アウェーサポーターなのに居心地がよかった。穏やかな南国の日差しにあてられて、心まで暖かくなった。



スタジアムグルメは、これだけは食べておこうと思っていた徳島ラーメン。ふく利さんのものをいただいた。思っていたよりあっさりで、すぐに食べ終えてしまった。うまい。


スタジアム入りしてきたセレッソの選手たちもどこか穏やか。これで負けたら危機感がないと怒る人も出てきただろうけど、結果もちゃんと残してくれた。


ポカリスエットスタジアムは瑞穂と万博の間の子のような、こじんまりとしたスタジアムだが、サポーターの熱気と愛情があって、前述の二つのスタジアムよりはるかに快適だった。ここには「お互いが競い合う者同士だ」、という意識がある。


試合後は食べログで探しまわって阿波尾鶏が食べられる、徳島市内の地鶏や徳兵衛さんに厄介になる。場所は徳島駅前の交番にいた初老の警官さんが教えてくれた。どこまでも暖かい。





しかし、出てくる料理のうまいこと、安いこと。味付けは関西人にも親しみやすく、それでいて大阪より安い。なんなんだろうと呆気にとられた。


徳島の人たちは気づいているのか。あなたたちの住む街が、どれほど豊かで心地よく素晴らしい場所であるか。ああ、来年も行きたいな。

2 件のコメント :

  1. ヴォルティスサポの右京パパと申します。
    徳島の人が自信を持てるコメントありがとうございます。
    その前にあなた方からのコールにお答えする余裕がなかったことをお許しください。
    曜一郎、濱ちゃん、マツケン、グレ、小林監督セレッソとは本当に縁のある私たちは兄弟のようなチームと思っておりホーム開幕戦をセレッソと戦えることを本当にうれしく思ってました。
    ゲームは前半にJ1の厳しさを、後半には僕らにも希望が持てる内容で負けてもなんかJ1ってやっぱり来てみないと分からない良さを感じました。

    来年はできるならばサポの交流会をしたいなぁなんて思えるブログでした。

    長居に行くまでにはもっとJ1になじみいいゲームといい応援ができるようになってると思います。

    昨日は本当にありがとうございました。

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  2. すみません、「曜一朗」です、変換ミスをそのまま送ってしまいました。
    申し訳ございませんでした。

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