9/22/2013

柿谷曜一朗への「動脈」。杉本健勇と楠神順平。 #cerezo #photo

多分、およそのセレッソを愛している人は、この記事を長居スタジアムの周りか、スポーツバー、自宅のテレビの前で見ていると思う。暇つぶしにでもなればね。


今日の試合のカギ、いや、ここ数節の、そしてこれから数節のカギは、柿谷曜一朗というセレッソの「心臓」に、どれだけフレッシュな血液を送れるか、これに尽きると思う。


柿谷にいい形でボールが入れば、高い確率で仕事をしてくれる。しかし、9枚で守るカウンターサッカーでは、なかなかその形が作れない。


これまでは、南野拓実が「動脈」だった。左のサイドハーフの位置から柿谷とのコンビが組める至近までスピーディーに、正確にボールを運ぶ無二の存在だった。しかし、彼は今、負傷している。では誰が動脈となるのか。


タイトルの通り、この二人には期待している。杉本健勇、楠神順平、ともに南野とはまた違う面白みがある選手だと思う。


杉本が2列目に入ると、そこでボールをホールドすることができる。そうして、柿谷とのマッチングもいい。とくに今シンプリシオが入っている2列目中央、柿谷の真下に入るといい流れができる。

シンプリシオは守備での貢献度が非常に高いプレーヤーなので、いきなりその位置で使うことは難しいだろうけれど、オプションとしては魅力的だ。


楠神は、エジノが先発に入るということでスターターを外れるけれども、それが逆にいいのでは?

エジノがマッチアップする相手は、恐らくジョルジ・ワグネルになるだろう。非常に攻撃的で、スピードも創造性もある。エジノはしばらく守備に忙殺されてしまうだろう。

ただし、時間が経てばジョルジ・ワグネルも運動量が落ちる。そこが楠神を投入するチャンスになる。楠神のボールを持った後の推進力は、南野を超えるものがある。柿谷とのラインがつながれば、面白い活躍ができるはずだ。


相手は水曜日に地球を往復で半周ほどして帰ってきた「手負いの太陽」、アウェーの際のように前半を五分で折り返せれば、後半に試合をうまく壊すこともできるはずだ。


明日はこういうシーンをたくさん見たいね。

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