8/16/2013

そろそろセレッソのスタッフさんはジャニーズショップとかアニメイトとか行ったほうがいいかもしれないなーと写真を見ながら考えた。 #cerezo #photo


というツイートを書いたらわりと反響があった。


俺がよく撮るタイプの構図がこんな感じ。プレー中の画像で、たいていボールと全身が入っていて、どういう風な場面かわかるようにしている。

このタイプの写真は男性から評価をもらうことが多い。多いといってもアレなんだけど。


で、こういうオフショットというか、プレー外のシーンはあまり撮らない。ところがこっちの方が女性には受けがいい。この写真だと女の子で楠神順平のファンって人から「いいよ」と言われた。

写真を撮ってる人は男ばかりではなくて、女性もたくさんいる。んで、男の感性と女の感性とか、性別て区分するのも乱暴なんだけど、それにも特徴がある気がしている。


一部の女性が「よく撮れた」と言う写真はこういうのが多い。プレー外の、自然な表情やかわいげのある感じの表情の時のバストアップで、他人はあまり入れたがらない。彩度と明度が多い。ふんわりとした感じで、クレジットをデカく入れたら完璧だな。

これにはずっと違和感を持っていた。サッカー選手なんだからサッカーしてる時を撮ってやれよ、なんて長年思ってた。女子カメラとかカテゴリー作ってるけど、サッカー系女子カメラ、なんて勝手に名前つけたりね。

でも、俺もこういう写真を撮る時があるんだと気がついた。それは「好きな相手を撮る時」恋愛対象とか家族とか、そういう好意を持って接している相手の写真はこういう撮り方なんだ。だから、乱暴だけどこういう写真はサッカーやサッカー選手の写真ではなくて、アイドルとかそういうものの写真なんだろうなと考えている。

浅田さんにも好意を持って撮ってますよ。


こういう人の分母は確実に増えている、だからこれからのグッズの内容やイベントの打ち方は考えたほうがいいかなと感じている。今まで来なかった顧客を相手にするなら、今までとは違う商いの仕方が必要だろうと。


そうしてようやく、この記事のタイトルに戻ってくる。ジャニーズショップとかアニメイトの主力の顧客は若い女性だ。この層はとにかくつぎ込める対象があればちゃんとつぎ込む。アイテムを見ても画像はアイドル、アニメキャラの差こそあれ、「あの撮り方」に親しい感じだ。

そんな女の子目線のアイテムが増えれば、客単価だって上がるだろうし、いいと思うんだ。

アイテムにはJリーグから「売れや」と降りてくるものと、自前で作るものの2種類がある。自前で作られるものに余裕があるなら、この新しい層に対するアプローチを設けて、様子を見てみよう。


今のセレッソって、「代表バブル」「若手バブル」の真っ最中だけど、セレッソに選手が残ってくれているうちはそれがしばらく続くだろう。その間に少しでも稼がなくてはね。

昨日の記事でも書いたけれど、「差別」ではなく「区別」をしないと、儲からないよ。

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