7/08/2013

カオナシのように苦しんでいます。 #diary #photo

泥酔から目覚めて、幻のような町並みを走っていたら、カオナシがいました。


カオナシは「千と千尋の神隠し」に出てきたキャラクターで、主人公の千尋の気を引こうと手から砂金を出したりするのですが、ついぞ彼女の心を掴むことができませんでした。

それが俺によく似ているなと思います。

俺は、大切にしなくてはいけない人を何度も傷つけました。それはもう酷いものです。そうして、当り前ですがその人は俺の前からいなくなって、多分声をかけたりかけられたり、そういうことももう無いと思います。そういう仲になりました。

自分にとっては、ここまで来たことは冒険のようで、とても危なっかしい細い道を何度も渡ってきた、そういう感じでした。でも、その先に何か希望のようなものがあるんだと信じて歩いて来ました。

でも、その希望はもうどこにもありません。そうして振り返っても、後戻りする道もないのです。自業自得なので、誰を責めるでもないですが。


だから、明日からどうしようかなあと思います。具体的にどう歩いていけばいいのかもわからないです。誰の役に立つのかも、どうして行けばいいのかもさっぱりです。

せめて、俺に傷つけられた人がこの文章を読んで、ああ苦しんでいるなと喜んでくれたらなとか、その程度のことしか思いつかない。そんな感じです。

あと何年くらい生きるんだろうな、長いな。

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