12/11/2012

気になるサポーターと選手の温度差、それと来季の話。 #cerezo

ジンヒョンも帰ったか。ヒザを痛めているというから、無理はできんけれども…。


シーズン前、フロントがかかげた目標は「タイトル」だった。今思えば清武、キム・ボギョンが夏に抜けるのが既定路線で、その上オリンピック期間中はその二人に加えて扇原、山口蛍が抜けるのも濃厚、その上杉本健勇もいない。そんなチームが上位にいけると考えていたのが無謀だったんだけど。

天皇杯はご存知の通り、このシーズン獲られる最後のタイトル。 リーグ戦、残留争いというギリギリの戦いを乗り切ったその後で、すぐに気持ちを切り替えるのは無理な話だと思う。ただ公約していたマニフェストをないがしろにするんじゃ、どこぞの政党と同じだ。せめて獲りに行ってるぞってポーズだけでも見ていたい。それは、俺だけかな?


リーグ戦は10/6の鳥栖戦、天皇杯も含めても10/10の山形戦から2ヶ月、勝ってない。このままズルズルはだめでしょ?

そういうことを是としているチームが強くなれるとは、到底思えない。いくらお金を出したからって、結果がかならずついてくるとは限らないってことは、今年の神戸を見れば分かるだろう。それは、お金はあった方がいい、ずっといい。でもそれが勝利を約束するものではない。だからサッカーは面白いのだし、恐ろしいんだ。


扇原の移籍話も、なんだかね。

移籍するな、という人がいる、たくさんね。ただ、ここで軽く移籍してしまうメンタルを持っている選手なんだったら、いっそ移籍してもいい。

普通なら、チームでもベンチスタートが続いていて、同年代のライバルと比べても伸び悩んでいる現状で、いきなり外に出てどうなるのか、よくわかるはず。そこをもう一度レギュラーをとって、代表に選ばれるほどになって、そこから「俺の力が通用しない訳がない」と、大手を振って飛び出せばいい。

香川だってドルトムントへの移籍話が起きる前に、幾つかの海外のチームからオファーがあった。でもそこで浮ついたりせず、自分の力量なり移籍先の状態なりをじっくり吟味して答えを出した。そういうメンタルを持っているからこそ、成功した。そんなすばらしい先立ちが目の前にいたんだから、すぐにわかるはずだろう。


今月の頭は、絶望や不安もあったけれど、ここを乗り切ればきっと良くなると信じられた。しかし現状はこうだ。なんというか、悲しいな。


2 件のコメント :

  1. 【 公約していたマニフェストをないがしろにするんじゃ、どこぞの政党と同じだ。 】

    ごもっとも!
    ホンマにそう思います。
    セレッソの方針のブレブレ度は○主党並みです。

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    1. このメンツで勝ったら痛快。だから勝ち進んでほしい。

      ただ、負けた時、サポーターも含めて「本気じゃなかったし」とか逃げるのはイヤですな。

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