9/17/2012

撮影機器を買い足ししています。 #photo

今日は久しぶりにカメラの話なんで、興味ない人はふっ飛ばしても大丈夫ですよ。


はてさて、カメラにはまってもう6年になります。


料理も大好きなんで自分で作った料理の写真撮ったり、家族の写真を撮ったり。もちろん一番撮ってるのはセレッソ関係なんだけど。


んで、大抵のカメラ好きなら「いつかはフルサイズのカメラが欲しいな」と思うわけです。

フルサイズって何?という人のために説明すると、デジカメ用語でフルサイズセンサーのこと。レンズから受けた像をデータ化するセンサー部が、昔の35ミリフィルムカメラと同じサイズ、フル規格なんでフルサイズ。サッカーに例えるなら、プロが使う競技用のピッチだととらえてもらえれば。

ところがこのフルサイズカメラというのがとても高かった、今も十分高いけど。センサーを製造する技術が確立されてなくて、単価が高くて、昔のデジカメって何百万もした。んなもん出せない。

なので、代用としてAPS-Cという、フルサイズより一回り小さなサイズのセンサーが生まれた。ハーフコートのピッチをイメージするとちょうどいいかも。

こうすると、他の全てのパーツが小さく、軽く、安価に作れる。レンズなんてのは光学的な側面があるからなかなか小さく出来なかったけど、APS-Cという規格なら小さく作れる。ハーフサイズのピッチに見合うスタジアムなら、スタンドも照明設備も少くて済む、そんな感じ。


最初は安価で(それでも高いよ!)デジイチの凄さがわかるAPS-Cを買ったんだけど、ボケ味とか階調の出方とか、フルサイズだからできることってのがあって、それはずっと夢見てたことだった。やっぱ正式なサイズのピッチでやるサッカーの迫力ってのにあこがれる感じで。

それで今回発売されるD600を予約することにした。清水の舞台からバック転で飛び降りる覚悟。9/27に出るので神戸戦が実戦デビューになるかと。それに合わせてタムロンから出たフルサイズ用のレンズも購入。泣きたくなるほど出費がかさんだけど、娘の成長とか、その時にしか撮れない何かを逃したくなくてね。

「色のりのタムロン」とか言うだけあって自然な感じ。

試合の前後の風景とかは、今までよりもう少しマシになると思う。ただ試合の写真はクオリティ変わらないかも。


フルサイズとAPS-Cではセンサーサイズが違うがゆえに、同じレンズを使っても見え方が違って、APS-Cの方が望遠に強い。ここらへんは専門的になるのではしょるけど、例えば飛行機とか、自然動物とか撮るのに、お金も体力もあるのにAPS-Cを使い続けている人もいるくらい。自然動物が住んでいるところは人里離れているし、動物に近寄って撮るわけにもいかないんで、軽くて望遠に強いAPS-Cに分があるという理屈。

サッカーでもフルサイズで撮れればいいんだけど、それ用のレンズばデカい、重い、高価と三拍子揃ってる。

今使ってるのは300ミリのレンズ。これは750グラムくらいで、長さも15センチくらい。フルサイズで同じ焦点域を意識すると、ニコン純正なら重さ4倍、長さ2.5倍、価格102万とかいうバケモノレンズじゃないとダメ。他社のレンズでも12万くらいするし、重さ3倍、長さ20センチ。んなもんスタンドで振り回して誰かの頭に当たったら確実にケガすることになるわな。

関西のサッカークラスタでそれを扱えるのはグリーンモンスターくらい。こやつの写真はコチラからどうぞ、よく食べてよく食べてよく食べるヤツだけど、いい写真撮るウデは確か。


ということで、サッカーの撮影にはAPS-Cがまだまだ現役続行って線です。これがフルサイズ用になったら多分プロとしてメシ食えるだろうな。どうしたろうか。




さすがに一度にフルサイズカメラ、標準ズーム、望遠とは揃えられなかったけど、これからもドンドンウデ磨いて、機材揃えて、いい写真吐けるようにします。がんばんべ。

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