5/29/2012

6/16から子供たちを招く予定です。 #cerezo #ticket

チケット寄付についての進捗です。大阪市の方から無事施設の方へとチケットが送付されたようです。6月16日の広島戦から9月15日の名古屋戦まで、のべ66人の人達を招待する予定です。


一度に66人がドッと来るのではなくて、数人~2、30人が少しずつ来ることになりましたので、当該の席種(キンチョウのメインホーム自由席、長居のA自由席)の方にも比較的ご迷惑はかけないかなと思っています。当日はどうかご容赦下さい。


重ね重ね書くことになりますが、この招待は単なる招待ではないです。いやらしく言うと、少し下心のある招待です。

サッカーを観るのではなく、サッカーを「感じる」ことを体験してもらって、それがどれだけ楽しいものかを知ってくれれば、招待した中の一人でも、それに夢中になってくれれば。

それはセレッソにとってもいいことだし、仲間が増えるということで、回りまわって俺たちセレッソサポーターにとってもいいことだと思うのです。

それにはやはり、生観戦でしか味わえない醍醐味を知ってもらったほうがいい。


今はコアなサポーターやっている人でも、最初の一歩は些細な事だったのではないですか?デートに使ったとか、たまたま友達に誘われたとか。

そういう入り口の一つとして、この招待が機能すればなと願っています。


できれば、これから俺の近くにいることになるであろう子供たちに、どうか優しく接していただければと思っています。特別なことではなくて、いつものみんなでいてくれれば、それで十分なのですが。

ぶっちゃけ職場でも「西中島ってサッカーのフーリガンやってるんですわ~」と言われることがあります。サッカーというのは恐ろしい人がたくさん集まって、スタジアムはさながら鉄火場のようになっている、という先入観を持っている人も、未だにいるのです。 それも少なくない人数。


それは違うよ。子供でも、おじいちゃんでもおばあちゃんでも、家族みんなで楽しめるよ。そういうメッセージも伝えたいのです。


どうかみんながいつものように、笑顔で、健やかであるように。できればセレッソに勝ってもらって、スタジアムが幸せで満ちるように。





清武、頼んだよ。


追記


もし当該席種で試合をご覧になられている方、またそのようなお知り合いをお持ちの方に、この活動の存在と意義を知っていただけますよう拡散お願いします。

5/27/2012

金にできるものは金にしろ。 #cerezo

柏戦の雰囲気は異様だった。なんかいつもより3倍くらいカメラがあって、みんな清武を追い回してた。


そりゃ、ドイツに移籍することが決まった五輪のエースの動向、なんてニュースは視聴率や部数に関係してくるんだろうね。つまり金になるんでしょう?


それ自体批判する気は無い、人が生きていく上でお金を稼ぐのは大事なことだから。むしろセレッソにも、もっとこうした意地汚さやたくましさがないとダメだなと思ってた。

ラスキヨシート8やラスキヨシート1は、アコギなことするなと思うのが半分。残り半分は、よくやった、もっとやれ!ってところだ。


お金は人の心の動くところにある。嬉しい、悲しい、楽しい、辛い、キレイ、キタナイ、おいしい、まずい…。感動を呼ぶ映画は金になる、うまいメシにも高値がつく、以前よりサクサク動くPCにもいい値がつく。凄いプレーをするサッカー選手?そりゃもちろん!



時にはそれを批判する人もいる、品格がないと悪口を言う人もいる。でもその人は批判している相手の生活を保証してくれるわけではないからね。放っておけばいいのさ。

こちとら必死で商売してるんだ。清武だって、自分を切り売りして頑張ってる。それに何の差があるというのさ。

文句はスポンサーになってから言っておくれよ。


愛しのケンペス師匠 #cerezo #photo

個人的主観なわけですが、「完璧」は美しくないと思うのです。

何をもって完璧と成すか、完璧と定義するかは難しいのですが、はっきりとした欠点が1つ2つあったほうが、気持ちをすんなりと入れ込めるのです。

オタク系の言葉でドジっ子、なんてのがありますが、人の生死に関わらないような瑣末なミスなど、魅力ですらある、ということなのかもしれないです。


平たく言うと、ケンペスが好きです。


こういうブサイクに撮れてしまった写真など、本来はお蔵入りなのですが、俺はこれを非常に気に入りました。



ハイボールの競り合いで頭ひとつ負けてしまっているところなどたまらんです。体が伸びきっているのでボールコントロールもままならんのです。これ、杉本健勇にも言えるのですけどね。フジモンなんかは空中を泳ぐようにしています。競り合う動作、弾き返す動作を行える余裕を持っている。



日本人は学校で「受け身」をならうので、ゴロンと転がったりできるのですが、ケンペスはそんなんできんです。体の頑丈さでカバーです。



しかし、このドジっ子にはゴールハントという武器があるのです。

足元の技術とゴール前の冷静さと、相手から消える動きができるいう長所。ハイボールは無理っすわ、足は遅いんですわという短所がハッキリしているから、ケンペスという個性は魅力的なのです。



ゴールした後のどう考えても不恰好な喜び方もチャーミングなのでどんどん点取ってほしいものです。

5/26/2012

2012 J1 第13節 名古屋 0vs1 C大阪 ありがとうな。 #cerezo

得点者


後半4分 ケンペス(C大阪)



あえて関西弁で。

しんどかった。


モニはあの時から、今日は絶対勝つんだって、思ってたんやろね。試合中もずっと声出しして味方を鼓舞してた。試合後は嬉しさが爆発していて、何度も叫んでた。

それくらいしてもいいと思う。それくらいの働きをしたよ、モニは。

スタメンとベンチ



試合開始時はこんなシステム。少しずつ練度を増していた4-4-2がベースで、代表で抜けている扇原のところには黒木、空いた左サイドには高橋。ボギョンが風邪から戻ってきて、茂庭は強行出場。

守備時はフラットな4-4のブロックを作るが、攻撃時は清武、キム・ボギョンが上がってボックスのようになるのはナビスコ広島戦あたりから続けているパターン。


ほぼ狙い通りの前半


今年のセレッソは前半どれだけペースを握って相手の出鼻をくじけるかがポイント。それがうまくいってた。

それは名古屋の不調に助けられたところも大きい。 ダニルソンがケガで欠場、ケネディも腰痛、明らかにベストコンディションじゃなかった。

名古屋のシステム、4-3-3の1ボランチだと、そこに強力な選手が入るか、両側のMFが援護してやらないと守備にの時キツイ。そこにスペースがあれば、清武とキム・ボギョンはいいようにチャンスメイクできる。

セレッソも絶好調ではなかったけれど、名古屋はそれ以上に厳しいチーム状態だったのだと思う。


そんなわけで、前半のシュート数は確か1対9と圧倒していた。危ないシーンはキム・ジンヒョンが神がかったセーブで防ぎきる。


歓喜の一瞬と地獄のような30分


後半もセレッソが上手くペースを握り、後半4分にキム・ボギョンの崩しからケンペスの冷静なシュートで先制。ここまでは万事うまくいっていた。


ところが後半15分に播戸が楢崎と交錯、スライディングで突っ込んだとして2枚目のイエローで退場になってしまう。

後半15分

後ろはラインを比較的高く取り、しっかりブロックを作って相手のポストプレーを防ぐ。前はしっかりチェイシングをして、ボールが出てくる精度を落とす。

セレッソの守備は前と後ろの連携がとれてないとガタガタになってしまうシビアなチョイスだった。その上に、前でファイトできる播戸が下がってしまって、一気に劣勢になってしまう。


そうなると名古屋のサイド攻撃と、そこから高さに合わせるクロスという組み合わせがセレッソの守備陣を苦しめるようになる。

もしケネディがベストコンディションだったら、このまま押し切られていたかもしれない。ケネディが決めるところから逆算して作られたシステム故に、ケネディが機能しないと引き出しが無くなってしまうのが名古屋の脆さなのか。


奮闘した守備陣


このチームの危機に、たくさんのプレーヤーが、今年一番の活躍を見せてくれた。それにまず感謝したい。

茂庭は気迫あふれる守備で、途中投入された快速永井に走り勝った。


藤本は身長差が20センチ近くあるケネディにがっちりと食らいついて、らしさを奪った。イラついたケネディはラフプレーでカードを一枚もらっている。


白眉だったのはボランチ起用の黒木。フィジカルの強さとタテへの推進力で、セレッソの中盤が下がるのを必死に防いでくれた。扇原の穴を埋めて余りあるプレーだった。


キム・ジンヒョンも大当たりでビックセーブを連発。増川の至近距離からのヘディングを防いでいる。

清武に宿る「背番号8」


そして、どうしても清武のことを書きたい。


名古屋の出来を差し引くと、こと攻撃に関しては不満が残る出来だったと思う。2点目を奪えるチャンスもふいにしていたしね。

それでも、今日の清武を、どうかよくやったとほめてほしい。セレッソの8番らしい、気持ちのこもったプレーをしていた。


セレッソの8番は、ゴールを決めたり、凄いプレーをするのが仕事ではない。

もちろん好調な時はそうしてほしいけれど、不調の時でも、自分にできることは何か考え、それを必死にするのが、セレッソの8番の本当の仕事。モリシもシンジも続けていた、一番大事な仕事。これをしなければ、個人成績が良くても、チームは勝てない。


後半も残り少なくなると、皆運動量が落ちてくる。今日は黒木、山口螢、キム・ボギョンがよくボールをホールドしてくれたので、いつもよりもスタミナの落ちは少なかったけれど、それでも30分間10人で守っているのだから、それなりの動きしかできない。

そんな中で、攻撃の時ケンペスと並走するまで上がっていた清武が、守備に切り替わると全速力で戻り、相手のボールホルダーに猟犬のように食いついていた。これを奪われたら俺は死ぬんだ、それくらいの必死さで、ケガをするのもいとわない様子で。


ドイツに渡ることが決まって、コンディションを整えていきたいという邪念が出てもおかしくない。選手としての本音があっても、それを非難するのはやっかみかもと思っていた。

その清武が、必死に、本当に必死に走ってくれた。それがありがたい。移籍も間近なこの試合で、ようやっと清武は「セレッソの8番」になってくれた。この清武なら8万円でも1万円でも出していい、それだけの値打ちがある。


これから


この1試合、この1勝で何かが劇的に変わると考えるのは楽観的すぎる。決定力はまだまだ足りないし、10人になっても選手交代のカードの切り方は疑問符がつく。

後半45+1分

それでも、かっこ悪くて、泥臭くて、華麗では無いけれど、実直で、真面目で、ひたむきな「セレッソらしさ」が戻ってきたことは、本当に嬉しい。

今からでも、こうして一歩ずつ、前に歩いていけたら。それだけでいいや。


今日はいい試合を観られた。チーム、スタッフ、サポーター、みんなみんな、ありがとう。


ようやっと、今年の桜が咲いたな。

5/25/2012

ゲームはつくれーる、どこででも~♪ #cerezo

柏戦、ずっとレアンドロ・ドミンゲスを見てた。


トップ下で、パス、ドリブル、シュート、フリーランをバランスよくチョイスし、攻撃のタクトを振るうプレーヤー。よくみんながゲームメーカーとか司令塔とか聞いてイメージする選手は、随分と希少種になった。その希少種をよく見ておきたかったのだ。


今の日本人で考えると、そういうプレーヤーは本田圭佑くらいじゃないだろうか。中村俊輔だって、最近は少し下がった位置でボールに触るようになったし、柏木も香川も微妙にイメージと違う。どちらかというと使われるタイプだっけ?


理由は簡単。味方のトップ下、相手のバイタルエリアあたりは、今やスペースが殆どなくなってしまったから。そんな悠長なことをしていると、あっという間に潰されてしまうのだ。

レアンドロ・ドミンゲスの場合は常に相手との位置関係を把握しながらエネルギッシュに動くので、それを回避できているけれど、逆に言えばそれだけスーパーなプレーをしないと、トップ下でゲームは作れないのだ。


なので現代サッカーでは、時間と空間が比較的まだ残っているサイドやボランチの位置に試合を作れる選手を置いて、ゲームを組み立てるのが定番化している。



負けが混んでいる昨今のセレッソは、このゲームメイク能力が欠如している。

去年はマルチネスがこの役割りを担っていた。彼は正確なロングパスを持っている。なので左サイドの丸橋が下がった位置、チームの底、相手のプレスのアウトレンジから、攻撃の起点になるパスが出せたのだ。

今年は誰もその役を演じていない。なので、タメが無くなってスタミナをいたずらに消耗してしまったり、攻撃が単調になったりする。

実はその役割ができる人間は、何人もいるのだけれどね。


例えば、酒本はどうだろう?


サイドバックとして守備に忙殺されると途端に魅力が半減してしまう。しかしノリノリの時の酒本は素晴らしい「攻撃のスイッチ」を持っている。

彼からの正確なクロスは、得点に直結する。もう少し前で使えたら面白いけれど、それだと山口螢と茂庭が死んでしまうか…。


清武も、ホントはもう少しゲームを作れるはずなんだけど。


こちらも左サイドの深いところからプレーを始めるので、自分のテリトリ、好きな位置まで入るのに時間がかかっている。


で、今そのポジションにはブランキーニョが入っている。


4-2-3-1だとやりにくそうだったけれど、4-4-2のボックスで、守備時も帰陣位置が浅くなった柏戦では今までより数段やりやすそうだった。ケンペス以外のプレーヤーも使えるようになれれば、彼へとボールも集まるはずだし、流れが変わりそうな気配がする。


名古屋戦では鉄壁だったダニルソンが出られないそうだし、そろそろ大宮戦のような連携、それ以上の繋がりが見てみたいな。それぞれがそれぞれのポジションで、自分らしさを出してくれるように願うよ。

現地組のみんなは彼らに応援お願いします。それでは、おやすみなさい。

5/23/2012

ドイツと長居と世界と日本。 #cerezo

シンジがまたゴール決めた。もう驚かない、決めない時のほうがビックリだよ。


この写真を撮ってから僅か3年の間に、J1昇格があり、ACL出場があり、チームからはシンジ、乾、家長が世界に向かっていった。

香川などはもう、会社の同僚の藤岡さん(基本スポーツは見ないらしい)でさえ知っているようなメジャーなプレーヤーになった。俺にしかわからない基準だけど、それってすごいことだ。

もう少しすれば清武もこれに加わることになるのか…。


サッカーは世界へと繋がっている、それを一番実感しているJチームは、セレッソだと思う。間違いない。


その一方で、サッカーは日本国内の至る所にも繋がっている。1枚目の写真中央に写っている江添は、カターレ富山を経て、今はJFL佐川印刷SCに所属している。

それより少し前、セレッソに所属していた選手に籾谷というのがいる。彼の姿を久しぶりに見たのは「クラシコ」って映画の中だった。当時北信越リーグだった長野パルセイロをJFLに引き上げた中心選手だ。


地球上のありとあらゆるところに、ありとあらゆるレベルのリーグやチームがあり、数えきれないほどの選手が、チームのために、自分のために、そしてサポーターのために、ボールを蹴り続けている。

実はこれが、サッカーの本当の魅力なんだ。


家からほんの僅かのところにあるチームが、あるいは選手が、突然世界へ通じる扉をノックすることがある。

逆に、世界の方から扉が開いて、昨日までテレビでしか見たことがなかったような選手がやってくることもある。

時には、聞いたこともない小さなクラブからすごい選手が飛び出してきて、あっという間に世界中で注目を集めることもある。

そのどれもが、サポーターの日常にリンクしている。そんなダイナミックなスポーツは、サッカー以外にあり得ない。


レベルの高いサッカーしか口に合わないという理由で、ヨーロッパリーグや代表戦しか見ない人がいる。

その人のポリシーだからそれは勝手なのだけれど、個人的に言わせてもらえば、数あるサッカーの魅力、そのほんの一部しか味わっていないようで、実にもったいなく感じる。鮎の身だけ食べて、肝を捨てているような感じ。伝わりにくいか。


一度いろんなリーグを片端から見て回って、一人のプレーヤー、一つのチームの栄枯盛衰を感じ取ることができたら、それがどれほど麻薬的な魅力を持っているものか、ご理解いただけると思う。


まあ、一番手っ取り早いのは、身近なチームの試合を観に行く、それだけなんだけどね。


一握の土くれ。 #photo

たま~には個人的なことも書こうか。


人間にはそれぞれ役割りというものがあるのだと思っている。

同じサッカー選手でもストライカー、ドリブラー、ゲームメイカー、アンカー、ウイング、いろんな役割り名称ってのがあるように、実社会でも、そういう役割りがある、ということ。


人をワクワクさせるのが上手い人、何か問題提起をするのが上手い人、なごませるのが上手い人…。


俺は何かと問うてみたけれど、どうも影に回るほうがいいようだ。ブログじゃ目立ってしょうがないが、実生活は地味なものなんだよ。

誰にも認められなくても、誰かの何かになっている。それは、みんなに気付いてくれない悲しさもあるけれど、やっぱり大事な仕事だから、捨て置けない。

そうして、みんなが喜んでいる様を、そっと見ておくのがいい。


桜の花はとてもキレイで、みんな上を見あげている。その足元の土くれなど、気に留める暇なんてない。そんなことをしたら、あっという間に散ってしまうからね。

それでいいんだ。


でも、そうして千人が過ぎて、万人が踏んでいって、その中で、たった一人でも下を向いてくれたなら、それは特別に嬉しいだろうなとは思う。

それが一人もいないのが、実生活なんだなぁ。ははは。


もう慣れたと思ってたけど、これ程だとは思えずにいたし、思いたくなかったし…。

ま、いいか、今日も頑張るべ。とりあえず働いた分だけ給料出りゃいいや。


5/22/2012

モニ待ってる。ヨコ頑張れ! #cerezo

肝を冷やすってのは、このことを言うんだろう。柏戦の後半、茂庭がぶっ倒れた時のことは、なかなか忘れられない。


後になって、辛うじて立てるようにはなったけれど、ベンチにたどり着く前に、セレッソは逆転されてしまった。

責任感の強い人間だから、チームが敗れ去る様を何もできないまま見たことが、どれほど悔しいものだったか、容易に想像がつく。


ケガは、全治まで10日だそうだ。


個人的には、何とか10日で済んでくれたかという感じだけれど、当人はどう思っているだろう。歯がゆい思いをしていないか、心配をしている。ただ無理をせず、ピッチに戻る時には、いつものモニであることを願っている。



その一方で、チャンスをモノにしてほしいプレーヤーもいる。モニに代わって入った横山だ。


身長が高く空中戦に強い、それでいて足元も悪くない。

セレッソは攻撃のビルドアップに入る時、もしくは速攻の芽を潰されてボールを戻す時、センターバックのフィード能力が足りず、ボランチの山口螢、扇原の二人にかかる比重がどうしても大きくなってしまう。

相手もそれを分かっているので、センターバックへのプレスはそこそこに、ボランチにはキツく当たるようになった。

横山の力があれば、それを打開できるかもしれない。


それに、次に当たる名古屋はとにかく高さとゴツさで攻めてくるチーム。セットプレーになればケネディや闘莉王当たりが嬉々として前線に食い込んでくる。

これが厄介のタネで、藤本と扇原だけでは心もとないところだった。もう一人横山が加われば、お得意の相手セットプレーからのカウンターが効いてくるかもしれない。

未知数なところは多いけれど、信じてみようと思う。

希望がなければ、人は生きていけないからね。


Omedeto France !!

ナポリっ子フランチェ


Facebookを始めたのは、あくまで「仕事用」だった。最初はできるだけサッカー関係の話はしない方向で頑張ってた。

しかし、今や友達の半分くらいはサッカー関係だ。猫をかぶるのにも限度があるってことを、身にしみて分かった。

というか、仕事で「オレセレッソのサポーターなんすわ」と公言すると、かなりキャラ立ちするので便利だ。阪神ファンなんすわって人は大阪じゃたくさんいるけど、セレッソのサポーターは少ないということで、それはそれで悲しいんだけど。


フランチェは仕事関係つながりでもあり、サッカー関係つながりでもあり、かなりお世話になっているイタリア人。職業は翻訳家、になるのか?

かなりいかついけど、笑うとかわいい。彼のおかげですごく難しい翻訳関係の仕事がバリバリこなせてる。ありがとうフランチェ。

フランチェ以外にも、翻訳関係のネイティブの人とはかなりお近づきになれた。サッカーが好きでジャパニメーションに詳しいと、大抵の外国人とは仲良くなれる。

「オレセレッソサポーター」
「やっぱ地元だよな」
「ワシアスレチック・ビルバオサポ」

「オレSEEDキャラのセリフ書いた。ルナマリアとか」
「ルナマリア!?マジカヨ!!」

これくらいで秒殺フレンド。


フランチェはナポリ生まれなのでガチのナポリサポ。悩みは妹さんがユーベサポということらしい。今年はCLにも出てるしすげーなって話してた。

そのナポリがユーベを下してコッパ・イタリアのタイトルを獲得したらしい。

それはすごい事だ。多分今頃兄弟ゲンカしてるんだろうけど、まあいいじゃないか!

 Omedeto France !!

ナポリの空と海、そしてフランチェの心に、いつまでも美しいナポリブルーがあることを。


ナポリブルー、こんな感じかな…。

5/20/2012

「クラブとしての勝利」に向かって。柏戦写真日記 #cerezo

チームとしては低迷を続けているセレッソではあるけれど、スタジアム内外でのエンターテイメント性「お客さんを楽しませる」という部分に関しては、毎年すこしずつ、前を向けているように思う。


スタジアムのゲートをくぐると、必ず社長が出迎えてくれている。

それも、高い席の人が使うオーナーズシート用のゲートやメインスタンド南ではなく、ゴール裏やバックスタンドの観客が使うバック北ゲートでだ。俺はこれを全ての観客に対し、少しでもよいサービスを、という意志の現れだと考えている。

今の時期だと、そろそろ残留争いでサポーターと球団がもめるってニュースが飛び込んでくる。昨日も新潟でそういう話があったそうだ。

セレッソは、万が一順位が酷くなっても、なにか違うアプローチをするのではと思う。

球団とサポーターの距離の近さを甘いと感じる人もいるかもしれないが、試合ごとに揉め事が起こり、ライト層を取り込めないままチームが地盤沈下していくよりはずっといい。


ロビーにしたって、マスコットとしてあれほど支持を受けているのは、チームを愛している気持ちが、あの毛皮を超えてサポーターに伝わっているからだ。はやくロビーも胴上げしてやりたい。




スポンサーやサプライヤーのブース、フードコートもそれぞれに力を入れて頑張ってる。

三菱電機さんのブースは開場直後から大賑わいだった。家電の力はすごいな。

M2PLANTさんは復刻ネクタイをガシガシ売っていたし、フードコートの鶴心さんは村田選手とのコラボアイテム「ピンクのカレーパン」を制作、無事完売したとのこと。


このカレーパン、ものすごく長い。村田選手の背番号にちなんで26センチある。ブースには自作ゲーフラもあって、かなり村田選手押しのフードブースになっている。買っている人も26番のレプリカ着ていた人が多かったな。


レアルの子に「これ持って最高の笑顔で!」と無理なお願いをしたら、120%の笑顔で返してくれた。こういうのがホントにありがたい。


中身は普通のカレーパンのルウなんだけど、買ったのが揚げたてだったせいか、パンの部分がものすごくサクサクしてた。普通のカレーパンは丸いからこのサクサクゾーンが狭いんだけど、これはかなりのサクサク。普通に鶴心さんのお店で売って欲しいレベル。サクサク。


バックスタンド側のピッチサイドでは東急スポーツオアシスさんが正しいウォーキングをレクチャーするイベントをやってた。やっぱりプロのインストラクターさんは教え方がうまい。


モリシも参戦。


ちょっと難しい話になって明らかにわかってない顔になるモリシ。


ホームに来れば気の合う仲間がいて、楽しいイベントがあって、うまいゴハンがあって、楽しい時間が過ごせる。そういう素地はもうできてる。 本当に後は「勝つだけ」だと思う。勝てばすべてが報われるんだけど…。