10/13/2011

第91回天皇杯 2回戦 C大阪6VS0北海道教育大学岩見沢校 失うものが、あるのが普通。

24分 オウンゴール(C大阪)
30分 ファビオ・ロペス(C大阪)
71分 杉本 健勇(C大阪)
78分 ファビオ・ロペス(C大阪)
81分 小松 塁(C大阪)
86分 大竹 洋平(C大阪)



諸用でテレビ観戦。テレビを観られただけでも有難い状況で、本当に幸運だった。

試合を観た人からすれば、何を手間取っているんだって感じだろうけれど、失うものがない相手と、次の試合も、シーズンも、生活もかかっている自分が戦った時に、ああいう受けて立つような感じになってしまうのは仕方ないのかなとも思う。スコアをきっちり残せてよかったとも。


セレッソの選手は、土曜日の昼には甲府とのリーグ戦がある。チームは満身創痍で、マルチネスも完全復活とは言えず、清武、上本も微妙で、キム・ボギョンにいたってはまだ多分ソウルの病院のベットの上だ。

その中でこの試合、足がつるまで、体がボロボロになるまでファイトしろとは、言えない。


北海道教育大学岩見沢校の、失敗を恐れない溌剌としたプレーは、それは素晴らしいと褒めなければいけない。辛い日程の中で、遠く北海道から遠征して、なおあれだけの試合ができる、いいチームだなと思う。FWの内田など顔面が青白くなり、脚が動かなくなるまで走りまわった、すごい選手だ。


ただ、プロは、これで生活をしている。いい意味でも悪い意味でも失うものがある緊張感と隣り合わせでいる。だから受け身になる時がある。批判されることもあるだろう、でも自分が同じ立場になった時、はたして何もかもかなぐり捨てて動き回れるのか自信がない。

村田や杉本のように実績がまだ残せていない選手は、結果が欲しかったろう。けれど、チームの意思統一がとても大事なサッカーという試合で、自分一人で何かできる時と、そうでない時があるので、どうとも。

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結果が大事、内容が大事、それは人それぞれ。現実として、天皇杯3回戦に進むことができて、マルチネスの試運転ができた。個人的には、満足しているよ。土曜日の甲府戦、全力でいこう。

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