10/07/2010

その二 光の性格をつかもう!

はい!全然好評じゃない(笑 写真入門です。これだけ読んどけばとりあえず変な写真にはならないけれど、本気で写真を勉強したい人にはちっともためになりません。だってそんな風に書いてますから。


第二回の今日は「ホワイトバランス」よくWBとか書いているアレです。

平たく言うと「光の性格に合わせて色見を調節する」ことを「ホワイトバランスをとる」と言います。カメラには「晴天」とか「日陰」とか「夜景」なんてモードが付いてるのがありますが、あれをいじることをそう言うんです。

光の性格って何じゃい?というアナタ!お教えしましょう。光にもいろんな色があるんです。

昼間なら自然光なので特に意識しないですが。
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夜にムーディーなお店とかに行くとこんな感じの照明になっていたりしませんか?
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こういうところで人を撮ったりしても不自然に黄色い写真ができちゃいますよね。そういう時はホワイトバランスの設定を「電球」や「蛍光灯」に変更して、自然な色味に変えていくんです。光の色見は色温度というモノサシで図ります。単位はK(ケルビン)。高いほど青っぽく、低いほど赤っぽくなります。ろうそくの光が2000K、昼間の光が5200K、晴天の空が10000Kらしいです。


スタジアムでも場所によって照明の性格が違います。

例えば長居スタジアムは少し色温度が高い(青っぽい)照明。
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キンチョウスタジアムは温度が少し低い照明です。
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もしナイトゲームを撮るならば、何でもいいのでスタジアムのピッチにあるものを撮ってください。スタンドではなくピッチです。スタジアムで選手が見えないとお話にならないですから、ピッチが一番明るい場合が多いんです。撮るのは選手ですから、設定をいじるのもピッチを基準にしましょう。アップしてる選手でもいいし、看板でもいいです。ゴールポストみたいに白いものなら見極めやすいですよ。撮った写真をプレビューしてみて、イメージとのギャップを感じたなら設定変更!

最初はあらかじめ決められた設定を選んでください。それでOKならいいのですが、問題はどの設定でも色味が合わない時。

そんな時は最終手段。色温度を直にいじるんです!

カメラの色温度設定を下げると、色味が青くなり、高くすると赤味が強く出ます。これを100Kくらいずついじってベストな色温度を見つけてください。ちなみに長居だと4700K位がベストな感じです。4000K~5000Kくらいに落ち着くんじゃないかと思いますが、やはり現場にいかないとわからない部分なので、キックオフまでに見定めてください。


これでブレてない、素直な色味の写真が撮れるはずです。シメは光の向きを意識して露光をいじってみましょう。今までの二つに比べればずっと気づきやすいですし、設定する項目も一つだけですよ!

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