6/20/2010

ガチでも正解。三味線でも正解。の、オランダ戦。

上本町をさまよっていたらおいしそうなベーグルを見つけてしまいました。間にオランダチーズでも挟んでやろうと思ったんですが、高いですね(汗 おまけに結構量があってクセもあって食べきれない。食べ物とサッカーって似ているのかな。日本はちょっと脆いかもしれないけれど、滋味があって味わい深いところがいいじゃないですか。

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ところで今日のオランダ戦、一部サッカー解説者やジャーナリストの皆さんから「メンバーを落としてデンマーク戦に全てを賭けろ」という話が出ています。それを耳にして腹が立った人や困惑した人もいるかと。

これは個人の意見ですが「三味線をひく」という方法もアリだと思いますし、そんなスポーツマン精神に反する行為はできない、全力で行け!というのももっともな話かなとも感じています。どちらにせよ日本サッカーにとって大事な何かを得られる事に変わりがないので、あまりこだわっていません。


仮に全力で行くとしましょう。オランダのような強豪を向こうに回したホンキの試合なんて、そうそう組めるものではないですよね。そこで日本がどれだけできるのか。フィジカル、テクニック、そしてタクティクス、全ての面で秀でた一流国との差がどれほどあって、どう埋めていけばいいのかが明々白々になるのですから、結果がどうであれ、それは素晴らしいことです。

また仮にメンバーを落として(代表の選手なんだからどの選手が入っても外れてもいいチームではないといけないと思いますが、現時点でのベストメンバーでは無いという意味での表現です)デンマーク戦に臨むとしても、これは日本が自国開催以外のW杯で、初めてベスト16に残れるかどうかの瀬戸際での判断なわけです。失敗に終われば非難は逃れられないでしょうが、選択した代表としてもそれは覚悟の上でのことでしょうから、それに対してどうこう言えないです。成功すれば日本は今まで足を踏み込んだことの無い領域に足を踏み入れることになります。日本サッカーの新しい時代が始まるわけです。


カメルーンを破った時点から、こうした今までに体験したことのない緊張感、緊迫感が生まれました。それだけでもう偉業なのかも知れないですね。あと2時間後、待ちきれないような、来てほしくないような、複雑な気持ちでいます。

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