3/24/2010

餃子のひとりごと。

いきなりやけれど、twitterをはじめた時、オレハンバーグみたいになりたかったんな。みんなの人気者、ハンバーグ。


お弁当に入ってたら子供がすごく喜ぶハンバーグ。


ガッツリ食べたいという若者の欲求にもこたえるハンバーグ。


「おろしポン酢ソース」とか「和風きのこソース」とかと組んだら大人にも好評のハンバーグ。


ご飯下にしいて、上に目玉焼き乗っけて、「ロコモコ!」って言ったらカフェのメニューになんかなって女の子にも受けがいいハンバーグ。




そやけどある日、オレはどう頑張っても餃子どまりなんやなと気がついてしもた。


お弁当に入ってたら子供がすごく嫌がる餃子。


「明日デートやから…」という若者に敬遠される餃子。


「餃子のタレ」と「ラー油」としか組めずにほろ酔いのオッサンの胃袋しか満たせない餃子。


ごはんと並んでもギョーザライスにしかならなくてカフェなんか門前払いの餃子。


そやからオレは自信なんか持てなくて、フォローしてくれてる人のちょっとした行動にいつもハラハラしてた。それですごく疲れてた。誰もいないと腐ってたりした。腐った餃子なんか見たくないから、フォローしてた人も減ってきて、もっと腐ったりした。そやから、もう餃子辞めよう思った。


そしたら何人かの人が、オレに手を差し伸べてくれた。「捨てたもんやない」ってもう一度皮伸ばして、あん練って、包んでくれた。オレのフォローやめたはずの人が、仕上げにパリッと焼いてくれた。

そこから先は、びっくりの連続やった。オレみたいな餃子、たくさんの人が「まっとったで」って、うまそうに食べてくれた。「待ってたよ」の人もいたし、「待っとったけんのう」の人もいた。そんなに食ったら口臭なる言うくらい、食べてくれた。オレは実は小籠包違うんか言うくらい目から肉汁が出てきて止まらんかった。twitterやってて初めて思った。餃子でよかったって。


そりゃ餃子は万人ウケはせんけど、みんな時々無性に食べたくなるんやな。オレ、もう少し餃子頑張ってみる。いつでもベストってわけにはいかんやろけど、出来るだけジューシーで、パリッとした餃子でいられるように頑張るわ。

DSC_17600101.jpg
なんでオレこんな写真撮ってたんやろう…。


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