8/17/2009

J2 第34節 横浜FC2VS2C大阪 小松再び。

前半22分 カイオ(C大阪)
後半6分 八田 康介(横浜FC)
後半20分 難波 宏明(横浜FC)
後半39分 小松 塁(C大阪)


困った。後半になると途端に疲れが出てくる。

次の試合もある、次の次の試合もある。その全ての試合で足がつるまで走りぬけなどとは言えない。去年はそうして自滅したんだから。しかしどうしたものか…。


スタメンとベンチに大きな変化があった。ボランチし濱田とマルチネス、右サイドには平島が入っていた。ここ数節スタメンで出ていた酒本、黒木はベンチスタート、船山も初めてベンチメンバーに加わった。

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試合開始時


出足は五分五分というところ、セレッソはメンバーを固定していたアダなのかパス回しが少しギクシャクしていた。一方の横浜FCはホーム2連勝中の余勢をかって出足がいい。順位差程の力の差は無かった。

そこで生まれたカイオのゴールは、本当に素晴らしいもので、生まれた時間帯も、プレーの質も満点。起点になったマルチネスのタメ、石神のクロスの質も悪くない(石神が次節出場停止で出られないのは厳しい、代役は誰になるのか?)前半1-0で折り返したのも内容を考えれば御の字。


ただセレッソはここ数節必ず後半バテが来る。消耗が激しいのだ。同点弾となった八田のゴールのようなシーンは前半にもあったが、すんでのところで足が出ていた。それが後半には出来なかった。難波の同点弾にしてもそうだ。もしキム・ジンヒョンがあとコンマ数秒早く飛び出していたら、DFラインが早く反応できていたら…。もちろん、ゲームに「もしも」は無い。ただコンディションがもう少しよければという悔いが残る失点だった(悔いの残らない失点なんて殆ど無いけれど)この差が好調なチームと波に乗れていないチームとの差なのか、それとも昇格のプレッシャーなのか…。

レヴィー・クルピは反撃の手を打つ、羽田を下げ、前節2得点と活躍した小松を投入、4-4-2にシフトする。この流れは福岡戦と同じ。

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後半26分


小松は再びこの起用に応える。守備ブロックを下げ、香川、乾、カイオの足を止められたところに小松の高さは効く。いい位置でもらったフリーキックをすらせて横浜FCゴールに流し込む。同点。


しかしこの後、レヴィー・クルピはこれ以上のカードを切らなかった。勝ち越しを望むなら、中盤の運動量を上げる必要があるはずだったのにだ。中盤から前線へのパスが雑になり、カットからカウンターを食らうシーンが多々あった。なぜその穴を埋めなかったのだろう?戦力の温存か?

結局タイスコアのままドローとなり、首位は堅守したのだが、試合の流れの悪さは改善の余地アリだ。これから先の17節の為にも、プレーの質と量の向上を願う。

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