5/29/2009

J2 第18節 徳島2VS2C大阪 無題。

前半2分 ペ スンジン(徳島)
前半6分 前田 和哉(C大阪)
後半2分 小松 塁(C大阪)

後半44分 石田 祐樹(徳島)



精神疲労困憊の為短め。

カイオが抜けて、香川が抜けて、マルチネスが抜けて、それでも勝ち越せたのは、これは選手の頑張りなんだろう。でも最後の最後に追いつかれたのは、何とかできなかったのか。それまで幸運が続いていただけに、厳しい結果。

スタメンとリザーブ、布陣はうろ覚え。多分藤本が中盤の底で、少しだけ上がり目に濱田と黒木のトリプルボランチ、のはず。

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試合開始時


香川マルチネス抜きとあれば、中盤を何とかしないといけないわけで、レヴィー・クルピ流の答えがこのトリプルボランチだった。ただ、結果としては殆ど機能していなかったように思う。3枚ボランチが入ったなら、もっと中盤でのパスカットがあってもよかったし、前半黒木が見せたいいミドルのような攻め上がりが無いと、後ろと前の間にスペースが出来て乾や小松は孤立してしまう。徳島も悪いチームではないから、これくらいの隙を見せれば突かれてしまうのは当たり前。そこで前半1-1だったのは最良の結果といっていい。

しかし弱り目に祟り目というか、後半のメンバーにチアゴの姿が無い。

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後半開始時


怪我としか思えないのだけれど、もしそうだとしたら軽症であることを願う。違ったらそれでいい。

後半も殆ど攻撃の見せ場無し。小松はワンチャンスをよく決めた。乾、小松を抑えれば何とかなるという状態で、激しいチャージを受けてのこのゴールは価値があった。もし、この試合が勝ちであればの話ではあるけれど。


残り時間5分くらいからの、露骨な程の時間稼ぎを、私は責めない。結果が全ての試合の中で、どう言われようが、勝った者が正義なんだから。

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後半43分


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後半44分


しかしそれならば、キチンと勝たねば。ただ闇雲に守備のブロックを下げて、主戦場をゴール前にしてしまったら、一つのミスが即失点に繋がってしまう。もっと前で、それこそトリプルボランチの黒木、濱田、藤本あたりが活躍しないと。

去年の第2クール、セレッソは怪我人が続出してベストメンバーが組めず、一時は首位と勝ち点差1につけていながらズルズルと失速してしまった。2度とその轍は踏むまいと、選手補強に走ったのではなかったか。香川、マルチネスが戻ってくるまで手も足も出ないという状態では厳しいし、辛い。

5/27/2009

やっつけた!すだちやっつけた!!

すだちやっつけるぞ!と、言ったものの、すだちの旬は秋、当然スーパーや八百屋には置いてないわけで…。まき埜さんですだちそば、というのも考えていたのですが、どうも元気が出ない…。

そういう時に家内が気を利かせてくれて、こんなものを用意してくれました。

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ウラ面もちゃんと確認してくれた、100%徳島産のすだち汁です。ありがたやありがたや。

このすだち、カルピスに混ぜると美味いとのこと、早速試しましたが、甘みが抑えられて、すっごくさわやかな存在です。美味いわこれ。

徳島戦までいろいろな料理に使おうと思います。

5/26/2009

やっつけたシリーズを検証しました。

ゲームやっつけたもの結果備考
サガン鳥栖(H)かしわ(鶏肉)○ 4-1
東京ヴェルディ(A)そば○ 2-1
栃木SC(H)チャンピオンの餃子○ 1-0
徳島ヴォルティス(H)大塚製薬の商品○ 2-1なんか元気になった
愛媛FC(A)ポンジュース○ 1-0なんか元気になった
ヴァンフォーレ甲府(H)桔梗屋の信玄餅△ 0-0すごいうまい
ベガルタ仙台(A)ずんだ餅○ 2-1試合終了までに解凍できず
ファジアーノ岡山(H)蒜山高原牛乳○ 4-1飲みすぎて腹が…
コンサドーレ札幌(A)小岩井ヨーグルト● 1-4小岩井は岩手県と後で知る
カターレ富山(A)厚身のますの寿司△ 0-0
横浜FC(H)龍圃小吃館の五目そば○ 2-0本命のお店が閉まってた
湘南ベルマーレ(A)崎陽軒のシウマイ● 0-1試合終了10分前に届く
FC岐阜(H)弁天堂の栗粉餅○ 1-0
ザスパ草津(A)忠治茶屋の焼きまんじゅう○ 4-2
水戸ホーリーホック(H)水戸納豆○ 5-3旭松の納豆も食べている
ロアッソ熊本(A)マルタイの熊本ラーメン○ 3-0
アビスパ福岡(H)一風堂の博多ラーメン○ 4-1替え玉までした


こうしてみるとすんなりやっつけられなかった仙台戦は初めて先制されていますし、札幌戦は勘違いしていたし、湘南戦は崎陽軒のワナにはまってしまいました。なんか因果関係あるのか?と思うくらいです。


第2クールからは、基本勝った試合はそのまま、負けや分けの試合は変更していきたいなと思っています。ああ、また納豆食うのか…。


ただしこちらに来て頂いたリクエストは出来る限り反映させたいなと…。徳島戦はUなかさんのリクエストで「すだち」をテーマにしていきます。旬ずれてると思うんだけれど…。富山は今度こそ「富山ブラック」(詳しくはこちら)を食います。湘南のシウマイは、リベンジでもう一度いきたいな…。まあ乞うご期待です。

5/25/2009

長居は清潔で快適で美味しいスタジアムです。

新型インフルエンザが流行の兆しを見せ始めている関西ですが、長居でも衛生に気をくばっていました。試合前にはこんなアナウンスまで流して注意を喚起していましたよ。

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社長も部長もマスク姿でお出迎えです。こんな時でもお出迎えしてもらえるのは嬉しいですね。ありがとうございます。

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全てのトイレにはこんな感じで消毒液がありました。こういうのも手間がかかるはずなんだけれど、キッチリしてます。

DSC_981302.jpg勝田被服の方もマスク姿です。

これだけ頑張っていますので勝田被服の社長、お手当てお願いします。


さあ、それからそれから、食い意地だけは人一倍の西中島です。スタジアムグルメもチェックチェックです。

ビックリしたのはステーキとスイーツのブースかな。

DSC_981402.jpg神戸牛のステーキ屋さん

ステーキ串とかは他でもあると思うんですが、マジもののステーキが食べられるってすごいんじゃなかろうか。価格もステーキ丼が1200円からとお高い感じですが、まあ聞いてくださいな。

DSC_981802.jpgステーキ丼極上1200円也

結構ボリュームがあって、何より目の前で焼いてくれるステーキが美味い。半端なステーキ店よりも肉がいいですよ。神戸と試合することがあったらこの場でやっつけられるのでありがたい!いいお店ができました。

そして、井之頭五郎並みに甘い物好きな私としてはパフェ屋さん「EARTH CAFE」も見逃せないですね。

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奈良の地元で採れたイチゴなど、新鮮素材を使っているのが売りです。私は抹茶大好物なんで抹茶パフェを注文しました。

DSC_98310202.jpgボリュームもアリ

抹茶パフェにも奈良で採れたイチゴ「アスカルビー」を使ったジャムが入っています。意外に思われるかもしれませんが抹茶ともケンカせず、むしろ酸味がいい感じに効いています。中には抹茶くず餅も入っていて、こった作りのパフェでした。イチゴ好きの人ならイチゴパフェでしょうね。アスカルビーを堪能してください。


インフルエンザは怖いですが、皆がしっかりマナーを守っていれば過剰に怖がることも無いと思います。セレッソはそういうところしっかり頑張ってるんで、長居に来て、観て、楽しんで、息苦しさを解消して下さい。まっとるよ!

5/24/2009

J2 第17節 C大阪4VS1福岡 イヌイデー。

前半42分 乾 貴士(C大阪)
後半8分 大久保 哲哉(福岡)
後半26分 乾 貴士(C大阪)
後半32分 乾 貴士(C大阪)
後半34分 乾 貴士(C大阪)




今日は彼の日です。異論は…。無いでしょう。

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スタメンとリザーブは連勝中とあって変更無し。

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試合開始時


個人的な印象なのだけれど、福岡は他のチームと比べて前半ガツガツとラッシュをかけてくるチームだと思っている。この日も前線の二枚、田中佑昌の運動量と大久保の高さ、強さを生かして開始早々からセレッソを押し込んできた。

それをまともに受けて立ったからか、前半は均衡した試合展開。攻撃も香川、乾を中心に切り崩そうとするも前線の小松が田中誠に上手く抑えられて橋頭堡が出来ず、糸口がつかめない。

そんな中で香川が4枚目のイエローを食らってしまった。次節は出場できない。悪い流れが出来つつあった。

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それでも失点だけは避けられた。守備陣が固定されたからか、連携が上手くとれている。特に黒木の成長が著しい。いて欲しいところに顔を出し、相手の攻撃を分断していた。

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こういう押された展開の時に、奪った得点は特別の意味を持つ。香川から乾へのホットラインが前半終了間際にようやく繫がり、福岡の門番となった吉田を打ち破ることが出来た。


このいい流れを後半もと思ったのだが、落とし穴が待っていた。少しずつ福岡を相手陣内に押し込んでいた矢先に不用意なボールロストがあり、カウンターを浴びて同点にされてしまう。その後は再び膠着状態。次の1点はどちらに入るのか。

勝利の女神が思案していたこの流れの中で、セレッソには彼女を振り向かせるとっておきのカードがあった。数々の修羅場を潜り抜けてきた西澤、攻撃的ウイング酒本の同時投入。

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後半19分


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これがチームの流れを変える。西澤の老獪さが福岡の守備にストレスを与える。香川、乾が自由に動けるスペースが生まれつつあった。

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こうして「彼」の時間が始まった。まずは西澤、香川との連携プレーで相手守備ラインを切り崩し、正面から2点目。勝ち越しに成功。

こうなると福岡も攻撃的にシフトせざるをえない。攻撃的な選手を入れ、ラインを上げなければいけなくなる。乾が最も生きる素地が出来上がった。矢継ぎ早に今度はラインの裏を突く。吉田とDFの交錯したゴール前には、もう乾とボールとゴールしかなかった。ハットトリック。

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その余韻も覚めやらぬ中、再び乾の飛び出しが決まる。吉田をかわして技ありループ。10分足らずの間に3得点。今日4点目のゴールを決めた乾は、もうどう喜んでよいかレパートリーが尽きてしまったように見えた。

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後半34分


福岡の戦意は完全に失せ、福岡サポーターの怒号が飛ぶ中、ロスタイムの4分も無難にやり過ごしたセレッソは、これで5連勝。レヴィークルピが課したミッションを貫徹することに成功した。首位も堅持、これ以上無い第1クール最終戦となった。

ただしこれから数試合、香川が代表に招集され、乾も出場停止リーチの状態が続く。香川の代役は誰なのか。合計19得点のコンビが抜けた時、どのように対処するのかが不安ではある。マルチネスもベストコンディションではないようだ。柿谷、白谷、濱田らの出番が増えるだろうが、彼らはチャンスを生かし、セレッソを救えるだろうか。

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5/23/2009

やっつけた!博多ラーメンやっつけた!!

うん、一風堂が職場の近所にあるんよね~。

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でもさ、週末とはいえさすが梅田だよね。夜だってのに人が多いよ。ちょっと出来上がっちゃったサラリーマンばっかり。でね、相席になったのよ。40代と30代の同じ会社と思わしき人二人。

「え、給料下がるんすか?」

「そうなるんだとさ」

「ベース下がるのキビシいっすよ」

うわー、聞きたくなかった。メシの前に他人とはいえ不幸な話は聞きたくなかったぞ。とか思っていると来た!白丸元味

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ちょっと豪勢に肉入りにしてみました。トロトロのチャーシュー美味い。細麺ウマウマ。

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うい、やっつけました。

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ついでにお初天神で夫婦縁のお参りしました。明日は勝つぞ!!

5/21/2009

J2 第16節 熊本0VS3C大阪 奪還。

後半30分 マルチネス(C大阪)
後半32分 西澤 明訓(C大阪)
後半38分 オウンゴ-ル(C大阪)



いるべき場所に戻ってきた。ようやっと戻ってきた。苦しい時間帯もチーム全体で我慢し、反撃の機会をキッチリモノにしたセレッソは、5/2以来の首位に立った。もう逃さないようにしないと…。


スタメン、リザーブは前節と変わらず。

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試合開始時


同じメンバーで中二日ということもあり、前半は運動量もやや少なく、らしくない状態だった。香川、乾、小松で得意のショートカウンターの形にまでするのだけれど、ラストの一歩前のプレーが粗く、シュートシーンまで持っていけなかった。スカパーの集計によると前半のシュートは僅かに3本だったらしい。ポゼッションも悪くは無かったのだけれど、焦燥感を感じる状態だった。

その中で光るプレーを見せたのはダブルボランチの二人、特に黒木の動きが良い。攻撃の際は左右に自在にパスを散らす。守備でも誰よりも動き、チームのバランスを保っていた。前半熊本に唯一あった決定機をしのいだのは黒木の捨て身のブロックだった。与えられた役割をほぼ完全にこなした。マルチネスはもうあのレベルが「当たり前」と思われることがすごい。攻撃の第一歩になるパスワークは特筆モノで、前線に、早く精度の高いボールを供給していた。

対する熊本もモチベーションが高く、小松のマークについた河端、かつてのチームメイト福王を中心に人数と運動量でセレッソを苦しめていた。前半に関しては五分五分の印象。


後半、さすがに運動量が落ちてくると思ったのだが、熊本は戦意旺盛、相変わらず粘りの守備を見せる。乾と小松は相当イラついていただろう。勿論、レヴィー・クルピも。らしくない二人同時交代でチームを鼓舞する。ガス欠気味の平島は酒本、好機を生かせなかった小松には西澤。

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後半27分


この勝ちにこだわる強い意志と、マルチネスのテクニックが、これまで難攻不落だった熊本の守備に穴を開けた。ゴール前に華麗に侵入すると最後は得意の左足でゴールを奪う。

1点リードを奪えば、熊本の戦意は落ちる。2点目は乾らが崩して崩して、西澤。攻撃陣ほぼ全員が彼のもとに駆け寄り、祝福の抱擁。これでチームが一つになる。ついには香川のプレスが福王のミスを呼び3点目、試合が決した。あとは失点を抑えるだけ、江添を入れて羽田を一列上げ、守備固め。

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後半40分


終わってみればほぼ望んでいた通りの結果に終わったセレッソだが、個人的には不満が無いわけではない。主審の大西氏のジャッジングが不安定で、一つ間違えれば水戸戦と同じような流れになる危険があった。同点のシーンで遅延行為のカードを出すなど、とにかくエキセントリックだった。それでも勝てたのは、セレッソというチームがたくましくなった証拠なのだろうか。また三日後には福岡戦だ、第1クールを勝利で締めくくろう。

5/20/2009

やっつけた!熊本ラーメンやっつけた!!

馬肉な…。馬肉探したんだけどさ、なかなか無いよ、馬肉。ということで熊本はラーメンをチョイスです。しかも袋麺。

熊本ラーメン、基本は豚骨スープなんだけれど黒マー油というコクを出す油が入っていて、なかなかクセがある。でもハマルと美味いんだなこれが。

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さらに別腹で家内特製ペペロンチーノも頂きましたとさ。

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ところで昨日久しぶりに職場復帰したんだけれど、街の雰囲気が変わっていて驚いたよ。皆マスクをして、目を下に向けて、何かに怯えているみたいだった。大阪は陽気な街だから少し寂しい感じだね。早く以前のように戻れるよう、清潔に気をくばらないとね。

5/18/2009

大西イズムが生きていた。

いつもは試合の翌日は写真日記なのだけれど、今回は別。前々節で対戦した草津系のブログ「紺黄主義」さんがカイオ選手に千羽鶴をというエントリを書かれている。

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自チームに千羽鶴はよく聞く話だが、他チームの選手に対してというのは異例だ。私は試合後の様子を見て草津というチーム。そしてそのサポーターを見誤っていた。間違った記事を書いていたことを恥ずかしく思う。死んでしまったと思っていた大西さんの男気というものを見て、胸のつかえが少し取れたように思う。

昨日の試合では水戸のDF加藤広樹選手が救急車で運ばれている。怪我の塩梅は判らないが、今度はこちらが水戸に男気を見せる番なのかもしれない。

J2 第15節 C大阪5VS3水戸 君を見てると昔の僕を見るようだ。

前半25分 マルチネス(C大阪)
前半33分 高崎 寛之(水戸)
前半37分 香川 真司(C大阪)
前半38分 遠藤 敬佑(水戸)
後半15分 石神 直哉(C大阪)
後半32分 香川 真司(C大阪)
後半42分 香川 真司(C大阪)

後半44分 高崎 寛之(水戸)


後半32分、右サイドからバイタルエリアにいる西澤へとパスが送られた。水戸の守備ラインは西澤のファーストタッチに意識を集中させたが、西澤はその姿勢をあざ笑うようにボールをスルーした。その背後にはスペースと、ボールと、疾駆する背番号8の姿があった。昔見たような、懐かしくて、胸躍る瞬間。あの時と違うのは、背番号8番の選手が極めて冷静で、イージーなシュートをキッチリと決めてしまう事だろうか。

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スタメンとリザーブ。カイオの代役は小松。右サイドは変わらず平島。ダブルボランチは引き続きマルチネスと黒木のコンビが努める。最終ラインには前田が復帰し、ベンチには西澤が帰ってきた。

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試合開始時


試合は前半から荒れ模様。主審と線審がエキセントリックで両軍冷静さを欠く。そういう日には珍しいことが立て続けに起こるもの。先制点は左利きのマルチネスが放った右足からのミドル。

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先制点を奪えば堅い守備で優位性を保つはずの今年のセレッソ、ところが試合が落ち着かない。際どいゴールライン際のプレーでコーナーキックを奪われ、跳ね返しきれず失点を喫してしまう。

その後も小松の微妙なプレーにPKが与えられたり、そのゴールの僅か1分も経たないうちに同点ゴールを奪われたりと、とにかくゲームがおさまらない。

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前半終了時にはセレッソから数人、水戸からはゴールキーパー本間が異議申し立てをする始末だった。


後半はノーガードの打ち合いが伝統となっていたセレッソが、その意識を思い出したのか、前への意識が強くなり、ゲームイニシアチブを奪った。攻撃陣個々の力量がモノを言う。平島のクロスを小松がスルーし、待っていたのは運動量豊富な石神。これでセレッソは勢いづく。

小松は(PKとなったプレーはともかく)ゴールに絡んだプレーこそ少なかったが、守備に走り、攻撃で体をはり、献身的なプレーでワントップ重責を全うする。足がつり、交代となった後半70分頃まで十分な働きをした。

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そしてその小松に代わって投入されたのは、久しぶりに桜色のユニフォームに身を包んだ西澤。そのままワントップの位置へ。

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後半29分


正直なところ、西澤と香川、乾の連携には不安があった。西澤は紛う事の無いセンターフォワードで、カイオのような動き回ってスペースを作るFWではないからだ。しかしそれは杞憂だった。西澤の卓越したテクニックと香川、乾のプレースタイルは良く合う。香川の2点目はその象徴だ。西澤自身もらしくない(失礼)体をはったプレーで勝利に貢献する。

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ラストは石神のニアへのクロスを香川がつめてハットトリック。この5点目で勝負は決した。

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しかし課題が無いわけではない。3失点のうち2点は防げたものだ。得点後と試合終盤の集中力の欠如は戒めないといけない。前田はそうした守備陣のリーダーシップと個としての強さを求められていたはずだが、実戦の勘が戻っていないのか。

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キム・ジンヒョンも守備のばたつきを修正できなかった。細かなミスも散見され、こちらもらしくない出来。水曜日までにどれだけ守備のシステムを見直せるか。

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カイオの離脱は痛いが、小松、西澤、前田と故障者が戻ってきたのは大きい。第一クールと言わず、カイオが戻ってくるまで勝ち続けよう。

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5/17/2009

やっつけた!納豆やっつけた!!

まず業務連絡から。社長、西中島は随分良くなりました。がんばります。

…、

さて、本編。

えー、ついにこの日が来てしまいました。水戸戦です。水戸ホーリーホック戦です。これをやっつけねば、やっつけねばならんことになったのです。

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納豆。茨城を、水戸を代表する大豆発酵食品。栄養豊富でありながらその香り、風体から関西人からは敬遠されがちというのもご存知の通り。そして私はけつねうどんのあげさんの煮汁で産湯を浸かったコテコテの関西人で、ご他聞に漏れず納豆を敬遠しておりました。33年間一度も納豆を口にせずに生きてきたのです。

しかし、セレッソの勝利の為、やっつけないわけにはいかんのです。夕食時、胃を、じゃなかった、意を決して納豆をやっつけにかかりました。初心者なので匂いがきつくないものをチョイスしたのはご勘弁。

からしとタレをかけ、箸でグルグルと納豆をホイップしながら、精神統一。そして口に!(大げさ)

む、辛いぞ!?そして苦いぞ!?なんでなんで!?

どうもにおい消しに投入したからしの分量が多すぎたようで、香りの中和には成功したものの、余計な辛味や苦味を呼んでしまったようです。でも完食しないとやっつけたことにならない。うぐぐ。苦しみながら食べ進みます。こんなに不味そうに食べていては旭松さんに申し訳ないよなぁ…。と思ってホームページ見たら旭松さんって大阪が本社なのね。効き目あるのかなぁ。いや、効き目があると信じて喰わねば!

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生まれてはじめての納豆。何とか食べきりました。これで効き目が無かったら第2クールはこちら、本場の水戸納豆でいきます。頼むセレッソ、絶対に勝ってくれ!そしてここのウィンナーを食わせてくれ!なんかハムリンズとも仲いいみたいだし、頼むぞマジで!!



茨城産の納豆買ってきた。高いやつ。
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だんだん納豆が食べやすくなっているような気がする。というか高いのは高いだけ美味いのかな…。
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ご馳走様。