8/17/2008

吉日。

 倉敷に行っている義弟君が帰ってきて、久しぶりに焼肉でも食べますかというお話に。以前から美味いと評判だったけれど行けてなかった近所の名店「万正(まんまさ)」に行ってきました。

 肉のケムリでいぶされたような店内はそこかしこが飴色に馴染んでいて、鼻を近づけるとそれだけで肉の匂いがしてきそうな、そんな感じ。新しくも小奇麗でもないお店ですが、おっさんにはこういうところが落ち着きます。

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 食べたのは生肉がロース、バラ。ホルモンはハラミ、ミノサンド、テッチャン、タン塩、キモ、生キモ。最初に出た生キモは臭みが無く、コリコリとした食感もいい。塩加減も良し。タン塩は特性塩ニンニクタレで味付けされていて、味に深みが出ています。生肉はとにかく柔らかいし、噛むと旨味がぱっと広がる。ホルモンも臭み無く、サッとあぶればアブラが滴る良品でした。

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 家に帰ると五輪女子サッカーの中国-日本戦。終戦記念日に、しかもアウェーで中国戦。何も無いと思う方がどうかしているシチュエーション。不可解なジャッジか、ラフプレー連発か、どうなるんだと思いながらNHK総合チャンネルと教育チャンネルをザッピングしていました。結果的には大ブーイングこそあったものの、直接的なハンディはありませんでした。中国も女子代表は「カンフーサッカー」をしませんから、考えられる最良の状態での試合となりました。


 しかしこの試合、ここ何ヶ月か観ていた試合の中で一番素晴らしい試合でした(前の試合は未見でしたので…)スコアは2-0でしたが、チームの結束力と個々の頑張りが絶妙で、気持ちもこもっていた。FWが頑張ってフォアチェックに行くからDFラインが前に出られて、全体がコンパクトになる。コンパクトになるから選手間の距離が間延びせずにパスワークが生きる、攻撃陣にいいボールが入る。皆が皆の為に動くサッカーというのは、観ていて心打たれるものです。1点目も2点目も魂が熱くなるようでした。


 美味いメシが食えて、いい試合が観れて、こんな幸せな盆休みもないですね。もう10日くらい続かないかなぁ…。

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