3/26/2008

ブレット・バトラーの話をしよう。

 今日はとても悪いことと良いことがあって、トータルで見るとどんな一日だったか評価し辛い。良い事のほうが若干勝っていると信じたいけれど…。まあどうでもいいや。


 人生というのは、32年間しか生きていない私からしても、とても奥深いものだと思う。

 ゲームとかなら失敗すればリセットすればいい(それは「ゲーム脳」的発想と言われるかもしれないけれど、ルール違反ではないのだからそういう思考をする人がいても当たり前なのでは?)でも人生は違う。失敗したと思ってもそこからやり直さなきゃならない。

 私もご他聞に漏れず、というか人一倍失敗しまくる。今日だってそうだったし。挫折もしこたま味わった。悪運は強いほうだけれど、不運だったことも多々ある。

 そういうデカイ失敗や挫折、不運を味わった時、私は一人の野球選手のことを思い出す。それが、ブレット・バトラー。


 ブレット・バトラーは足が速く、ミートも上手で、選球眼もピカイチ。人間としてもリーダーシップがとれる、皆からの信頼の厚いナイスガイで、おまけにハンサムだ。肩が少し弱かった以外に欠点らしい欠点は何もない。

 そんなブレットも最初からパーフェクトな選手だったわけではない。若い時にはマイナーリーグでプレーしていた。その頃を振り返って、ブレットはこんな話をしている。

「マイナーに落ちた時は、それはとても落ち込んで辛かったけれど、その時があったからこそ今の自分があるのだと、今では神様に感謝している。家内ともマイナー生活の時に知り合ったから、もしあの時期がなければ幸せな家庭が築けていなかったかもしれないしね」


 挫折や失敗から何かを学んで、そこからもう一回り大きな自分になる。それって何度ゲームをロールプレイングしても出来ない体験だ。人生はだからこそ素晴らしい。


 失敗する度、挫折する度、不運を感じる度、私はブレットの話を思い出す。神様は信じていないけれど、ブレットのシェアなバッティングは信じている。失敗や挫折や不運は、辛いことだけれど、自分を生かす素晴らしい転機にもなるんだ。


 日曜日、私が愛しているチームの、足が速く、クロスが上手で、おまけにハンサムなサイドバックが、とても不運な怪我をしてしまった。それはとても残念なことで、今はただ少しでも早く回復してくれる事を願う他はない。ただ再びピッチに立った時には、私が大好きなブレット・バトラーのように、一回り大きくなって帰ってきてほしい。

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尾亦弘友希選手の負傷について

3月23日(日)に行われたJ2リーグ第4節vsベガルタ仙台戦で負傷した尾亦弘友希選手の診断結果について下記の通りお知らせ致します。


■診断結果: 右大腿部筋損傷 

■全治: 全治6週間


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