白状すると人付き合いが苦手だ。出来れば1人でボソボソとしていたい性質なのだ。ウソこけと言われそうだが、スタジアムでの人格は全く別なのでああいう感じになっているだけで、実は全く集団行動がダメなのだ。
なので誰かと共闘するとか、協力し合うとか、あまつさえ人の上に立つなどということは論外の人だ。どちらかと言うと人知れず山奥で何かに没頭したりする方が性に合っている。そしてブログのカスタマイズや更新というのは、最先端っぽいが、意外とそういう作業と似ている部分がある。
ただ32年間そういう生き方をしていて、一人で出来ることの限界のようなものも感じ始めている。例えばハナサカクラブなのだけれど、会員数は前年度から増加したものの、協賛金の総額は減っている。そういう時「じゃあ100万くらい出すわ」とサラッと言えるほど懐は温かくないし、そういう個人というのは他にもあまりいないだろう。でも企業とかマスになっている集団ならそれも出来るかもしれない。サポーターの熱が高まれば埋まる可能性だって多分にある。
ある時目上の人に「サポーターとかぬかすヤツは徒党を組んでいないと何も出来ん連中じゃ」と言われた事があるのだが、それはモノの捉えようで、私は「サポーターというのは個人個人では力を出せなくても、協力し合い、補い合うことで大きなことが出来る凄い人たち」のことだと思っている。このブログを観ている大多数の方はどこかしらのサポーターなのだろうけれど、皆は本当にすばらしい事を、ごく当たり前に出来る人なのだということを知ってほしい。そしてそんな人達が熱くなるサッカーというのは、本当に凄いスポーツなんだ。
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