2/28/2008

うどんに一杯食わされたという話。

CEREZO OFFICIAL

練習試合結果 vs カマタマーレ讃岐

2/27(水)に行われた練習試合の結果です。

◆日時:2月27日(水) @高知県春野総合運動公園球技場

【14:45KickOff 30分×4】
セレッソ大阪 [ 1 vs 2 ]  カマタマーレ讃岐
1本目(1-1):14分香川真司  22分カマタマーレ讃岐
2本目(0-1):29分カマタマーレ讃岐
3本目(0-0)
4本目(0-0)


 おーい、練習試合とはいえいしかわじゅんに負けるなよいしかわじゅんに「BSマンガ夜話」で「いや~、イメージキャラクター、オレがデザインしたチームがあるのね、カマタマーレって言うんだけれどさ、それがさ、Jリーグのチームに勝っちゃったのよ。これが意外に嬉しくてさー」とか言われるんだぞ。悲しいだろ。

 とは言えやっぱり練習試合は練習試合なんで、どんな事があっても試したいことは試さないといけない。今のセレッソにおいてはそれが4-3-2-1という布陣なわけだ。出場メンバーを見ると1本目、2本目はカレカが1トップ、香川小松が2列目か、カレカ小松の2トップの下に香川という感じだろうか。

 このシステムが上手くいけば中盤が手堅い分カウンターを食らう危険性は減る。柳沢、尾亦の両方が上がってもアレー、ジェルマーノが入れ替わりで下がっているからスペースが消せる。その分攻撃性は薄れる。2シャドーが中に絞ればSBが上がってもフォローが少し後手に回るし、1トップもしくは司令塔役の負担はかなり大きいだろう。攻撃に出られない分ポゼッションが下がって失点を食らっているのは皮肉か。

 ただプレシーズンマッチ、練習試合で結果が残せなかったからと言って4-4-2一本でリーグ戦に入るのは心許ない。J2にはそれこそいろんなスタイルのチームがある、カウンターをひたすら狙ってくるところ、攻めにしっかり人数をかけるところ、それこそ一つとして同じチームは無い。局面によってもチームカラーは変わってくるだろうし、そこでウチはこれしか出来ませんからってのもあまり褒められたものではない。

 その意味ではこの「失敗」は悲しくはあるけれど、決して恥じるものではない。仮にモノに出来なかったとしても、それはそれで「4-3-2-1は今のチームでは出来ない」という収穫がある。リーグ戦以外でいくら負けても昇格には関係無い、その間に少しでも経験値を溜めておくのも大事な事だ。シーズンが終わって昇格できていればそれでいい、飲める煮え湯は今のうちに飲んでおいて、年末は美酒に酔う、これですよ。

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