11/20/2007

言っておきたいことがあるんだ。

正直草津戦の引き分けでセレッソはとんでもなく苦しい状態に追い込まれた。それば事実だ。今週末の結果如何では昇格の可能性が完全に潰えるかも知れない。


ただ、思い出してほしいことがあるんだ。


2000年、1stステージ第14節、負ければ目の前で優勝を決められるという横浜FM戦。選手達は果敢に戦い、第15節の川崎戦に勝利すれば、他のチームの結果に関わらずステージ優勝が決まるという状況を作り出した。

2005年、第31節の、同じく横浜FM戦を辛くも引き分けたセレッソは、やはり最終第32節のF東京戦に勝利すれば、他の試合結果に関係無くJ1での優勝が決まるというところまで上り詰めた。

でも皆が知っている通り、ステージ優勝も、リーグ制覇も、ほんの僅かなところで、私達の手をすり抜けてしまった。

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これをただ悲劇ととらえることもできるだろう。でも、もっと遠くからこの事象を見て、こう考えられないだろうか。下にいた、自力での優勝の目がなくなってしまったチームが、それでも残された僅かな可能性を信じて戦い抜いたからこそ、この結果があるのだと。


分が悪いのは、以前から知っていた。自力での昇格など、とうの昔に出来ないでいる。それでも、何があるか判らない。なら、最後の最後、本当にどうしたってどうにもならない、そんな状態になるまで、信じてベストを尽くしてみないか?ひたむきに戦って、どんな結末が待っていても納得がいくシーズンをすごさないか?それでダメなら合点がいく。でも、今がっかりするのは早いと思うんだ。

あと180分、場合によっては360分、短いもんだよ、こんな時間。その間に皆、できることをできるだけやってやろう。今はそんな気分なんだ。

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