9/21/2006

今回の件のまとめ。

 まず最初に、前述の件、ご本人からたいへん丁寧な返信があった事を記述しておきたい。腹立たしい気持ちが有って当然の中、極めて真摯に対応されたことは、真に有り難いと思う。

 その返信の中で、今回の一件について、私がどう考えているのか、記述してほしいという一文があったので、ここに書き出してみたい。


 ご本人はブログとmixi、両方でページを持っている。あまり何度も行った事はないので断言は出来ないが、ご本人のエントリを拝見する限り、個人的な事、私信の類はmixi、外向きのメッセージはブログと使い分けていたのではないかと思う。これは私もそうしていることだし、同じような使い分けをしている人は他にもいるだろう。

 つまりこの使い分けによって、ご本人は自身が課している「モラル」の維持をしているわけだ。ブログという表通りで話をすれば問題になる、そういう話題は閉じられた空間で、気心の知れた人にだけ話す。至極最もな判断だと思う。


 しかし残念ながら、昨今mixiは安全な閉鎖空間ではなくなりつつある。何せ私が入れるくらいなのだから、不貞の輩が入り込んだとしても不思議ではない。

 それでもご本人はmixiにアクセスしている全ての人に、日記を公開していた。それは皆が最低限のモラルを持っているという善意を信じていたからに他ならない。それを公衆の面前に晒すというのは、その善意を踏みにじる行為に等しい。


 犯人が何者で、どのような意思を持ってこのような事をしたのかは判らない。だが少なくとも、そうしたモラルを無視し、多くの人の精神に多大なダメージを与えた事に関して、弁護の余地は無い。

 出来ればセレサポではないと思いたいし、サッカーを愛する者ではないと信じたいが、もしそうなのなら、本当に残念な事だ。こういう事が続けば無関係なサポ同士でも摩擦が生じるかも知れない。セレサポと見れば攻撃され、ガンバサポだと判れば攻撃する、それは私や他の多くの人間が理想としているような「健全な敵対関係」ではない。個人的にも、長く持っていた不信がようやっと取り払われてきた矢先の出来事だったので、ことさら腹立たしく思っている。


 そういう輩に最も効果的なのは「無視すること」なのだが(話が大きくなればなるほど、「仕掛け」の効果が出たということになるから、これを多くの人が論ずれば論ずるほど、その人間にとっては面白い展開になる。だから私個人に対する誹謗中傷の類は、大抵見ていても何も書かない)、今回ばかりは多くの人に実害がでているので、そうするわけにはいかない。サポーターと自称する者全てに、今一度モラルの喚起を呼びかけたい。

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