7/01/2006

正しい協会の追い込み方。

 以前の記事で「静観しておこう」なんて言っておきながらまたジェフネタなんですが、なんでしつこく記事にするかと言うと、やっぱり協会のJ軽視が許せないってのとオシム氏自身に迷いがあるのが判ったからです。

 私がスタジアムに行くのは、そこに夢が有るからで、別に協会さまと電通さんにお布施をしているわけじゃないんですね。「みんなで応援しよう!」なんて言いながら、実際には応援のおの字もしなかった連中を肥え太らすのはあまり夢のある話じゃないし。

 それから、私は人に嫌がられる事を実に本能的に、ピンポイントで行える能力が有るようで、それも生かしてみたいなぁと。こういう事に使えばちょっとは役に立つかなぁと。


 まず「敵を知り己を知れば百戦また危うからずや」ということで、協会及びそのバックにおつきの皆様がジェフにこれだけ辛く当たる理由を考えてみましょう。

 川淵キャプテンの目的は、多分自己保身だけでしょう。会長選を控えているらしいですね。そうなると早くバッシングの渦から逃れたい。それ故に田嶋氏を休暇中のオーストリアまでよこして、クラブの頭越しにオシム氏と話をさせようとしたんでしょうよ。

 わざわざその後ブッフバルト氏との話し合いの席も設けようなんてとこまで行ってるのは、彼自身に残された時間が短い現れ。オシム氏、ブッフバルト氏などサポーターに対するネームバリューのある監督を招聘したがっているのも、それによるサポーターのストレス解消効果を狙っての事。


 時間が無いのは電通さんも同じ、多額の収益が見込める代表戦がワールドカップ明けから早速組まれている。そこに不完全な状態の代表が出て来て、話題性に欠けるのはまずい。一気に押し切って、「オシムジャパン始動!走って走って走りぬけ!」なんて右脳がとろけそうなコピーとともに(うわべだけでも)魅力的な代表という「商品」を用意したい。


 だったら打開策は簡単、「耐え切って、時間切れを待つ」ただそれだけ。

 それで代表オンリーのサポーターからジェフサポへのバッシングが長期化する事は、まず考えにくいと思いますよ。そんな状態では溜まった鬱屈を川淵キャプテンや電通がひっかぶるかも知れないわけですからね。どこかでタイムリミットを設定して、次の策を繰り出し、イメージ戦略を切り替えるはずです。深追いすればするほど不味くなる。そういう意味で昨日の保留とジェフオフィシャルのコメントはいい仕事をしたと思います。
 
 オシム氏に対しては、こういう経緯が有って、こういう理由で貴方にオファーが来たのだと説明すれば、理解してもらえるかも知れませんね(推定なのは自分より頭のいい人の思考を類推する事が出来ないからです)、能力も買われたのは事実だけれど、真の理由は会長の責任逃れと、広告塔がほしいというスポンサーからの意向が有ったからだ、というのはウソでもなんでもないでしょ?酷い方法かもしれないですけれど、非道には非道ですよ。
 

 これも繰り返しになりますが、ぶっちゃけて言うと、私だってオシムジャパン観たいですよ。観たいけれど、その前に協会をガラス張りにしないと。悪知恵がご入用の時は、こちらまで。そういうのはすぐ閃きますんで。


 

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