6/19/2006

諦めない?諦める?

 グループリーグ第2戦が終わって、日本はグループ最下位に甘んじている。まだリーグ突破の可能性は残されているものの、ブラジルに2点差以上で勝利した上で、クロアチア対オーストラリアの結果待ちという、殆ど不可能な条件がついた。


 ここに来て、サポーター(殆どはサポートのサの字もしていないのだけれど)の中では「もうさすがにだめだろ!」とか「最後まで諦めんぞ!」とかいろんな分派が進んでいる。

 別に四分五裂しようが知った事では無いのだけれど、互いの主張を押し付けあうのはなんとかならないかなぁ、と思っている。


 例えばここで「もう可能性は無いようなものだし、ブラジル戦はいい戦いをしてくれればいいよ」と書くとする。すると「最後まで望みを捨てずに頑張ろうという気はないのか!」なんてバッシングが飛んでくる。逆に「ブラジル選手の一人や二人削ってもいい、とにかく勝て!」なんて書いても「状況判断が出来ないんですか!」なんてお言葉を頂くのだ。そんなコメントを頂いたところで何の効果も無いんだけれど。


 それから有名どころとかは立場的に本心を書けない、なんてケースもあるんじゃなかろうか。例えばどこかのサポグループのリーダーとか。「もうダメじゃん」なんて書くと士気に関わるし。とりあえず建前を書いておくなんて、ブログとしてはあまりいいことでは無いけれど、そういう人も、そういう考え方も否定しない。そういうのって辛いけれど、つかなくてはいけないウソだと思うし。


 私個人としては、別にセレッソから誰かが出てるわけでもないから「ウチの選手出せよ!」なんて話も無いし、ジーコ監督に心酔しているわけでも憎しみを持っている訳でもないですから、普通に「苦しい立場」だと判っているし、「それでも代表である以上ベストを尽くしてほしい」と願っている。その結果として敗退したとしても誰も責めないし、そんな暇有ったら新しい代表がどうなるのかを見ていたい。勿論勝ち上がれれば、それはそれで嬉しいけれど、すぐ次の試合に集中するべきと考えている。そしてこの考えはだれにも押し付けない。


 とにかく今はサポーターもチームも第3戦に集中、それだけでしょう。


 

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