5/20/2006

返歌。

 大人になって知った事が有る。


 「努力」とは才能であり、出来る人と出来ない人がいること。決して万人が行える行為ではないこと。

 真の努力は人から強制されて行うものではない。塾で山盛りの問題集をいやいや解いていくのも、職場で残業をいやいやこなしていく事も、努力とは呼ばない。それは隷属でしかない。


 では真の努力とはなんぞや。真の努力は苦しくも辛くも無い、快楽に似たものである。自ら貪るように没頭せざるを得ないほど、意欲が止まらない事である。


 私の知る人で絵描きで生計を立てている人がいる。彼女はイーゼルの前で毛布に包まって寝ていた。起きた時、真っ先に絵筆を取りたいと願っていたから。


 これを異常と感じられる方もいるかもしれない。しかし私から見れば、試合の度に早起きをして、開門数時間前に列を作り、開門と同時に息を切らせてスタンドに躍り込む方達も、すべからく「サポートの為の努力」の達人である。


 明後日は久方ぶりのホーム、長居での試合。サポーターの「努力」でチームの「努力」引き出そう。仕事として携わっている人間が、どんなに頑張ったって醸し出せないムードを作る才能を、私達は皆持っているのだから。嘆く前に、駆け出せ。


 


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