2/12/2006

人はいずれ死ぬのだけれど。

 今日は娘のお遊戯会で忙しい一日だった。超未熟児で生まれ、生後二ヶ月はカプセルから出られず、成長もゆっくり、心配ばかりしていた彼女が、実に溌剌と歌い、踊っていた。ただただ有り難いと思う。

 それだけの月日が経ったということは、他の者もみなそれだけ歳をとったという事で、父が亡くなり、祖父が逝った。時の流れは何を持ってしても変えられないけれど、辛い。


 家に帰ると母から電話が有った。去年祖父の葬儀に駆けつけてくれた大叔父が亡くなったということだった。またかという気持ち。明るいおじさんで、滅多に会わなかったけれど、会えば必ず話がはずんだ。いい人だった。まだ50代、あまりに若い。


 とりあえず明日も通夜でバタバタするだろうけれど、せめて今だけでも、故人を偲ぼうと思う。良い人ばかりが先に逝くのは神様が気まぐれだからなんだろうか。


 

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