2/28/2006

座談会。

 本当はPSMの後にやる予定だったこの企画。主催者である西中島が当日になってロタ・ウイルスに感染するという大ポカをやってしまい順延になっていたのですが、無事昨日開催する事が出来ました。結果論だけれど昨日に順延になってよかった。

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よかったその1
 
 濃いメンツが揃っているんで話が無茶苦茶長い(w 前回は夜開催だったのですが、昼開催の方が時間を気にせずに話が出来ました。3時間以上サッカーの話だけ、クドイ!!


よかったその2

 開始は昼飯後くらいに設定していたんですが、電車に揺られている時に先にデニーズについたみの字さんからメールが。読むと「ヤマタクとペーターが俺の前の席でメシ食ってるよ!!」との事、マジかよ!と急ぐと、いました。ヤマタクペーター。ヤマタク、なんか黒とピンクを上手く着こなしていましたよ。黒とピンクって相性いいんですね。写真はみの字さんにお願いしていたんですが、本当に至近距離だったらしく「無理言うな」とのこと。くわ~っ!!


 この座談会、3時間以上続きまして、とても全部書けないんで近々要点のみを別ページでupします。興味が無くってもよろしく。


 

2/27/2006

セレッソ選手名鑑2006 MF編その2

名前:酒本 憲幸
背番号:17
異名:シャケ
ポジション:右サイドハーフ、左サイドハーフ
プレー:キレキレのドリブルでサイドを侵食するのが持ち味。一昨年の残留争いの際は守備でも活躍。昨年は左サイドでもプレーした。何故か寒くなるとプレーのキレがいい。やっぱり秋鮭?


名前:下村 東美
背番号:23
異名:トーミ、トミー
ポジション:ボランチ
プレー:若き次期ミスターセレッソ候補。甘いマスクに似合わない熱い闘争心とプレーの正確性、スケールの大きさは出色。昨年ファビーニョとコンビを組んだ事でさらにスケールアップした。今年はより攻撃的にプレーする。


名前:堂柿 龍一(新加入)
背番号:24
異名:
ポジション:セカンドストライカー
プレー:未見。カテゴリー別の代表暦を持つ有望株。貴重なレフティーでもある。セレッソの歴代和製レフティー(神田、西谷、鈴木悟、全員移籍してるがな)に恥じない活躍ができるか?


名前:藤本 康太
背番号:26
異名:
ポジション:ストッパー、ボランチ
プレー:守備的ボランチとして獲得したが、実はDFが本業だった。去年一番伸びた選手。トップの極限状態でプレーした事が強い自信に繋がっている。小柄ながら当たりの強さがあり、フィードもいい。


名前:香川 真司(新加入)
背番号:29
異名:
ポジション:ボランチ
プレー:未見。練習を見た人の伝聞では「スーペル」との事。サポコンでも上がり気味の若手に混じって一人堂々と振舞っていた。恐ろしい16歳


名前:有村 直紀(新加入)
背番号:32
異名:
ポジション:左サイドハーフ
プレー:未見。層の薄い左サイドだが今年は身体作りの一年になるか。


名前:アンドレ(新加入)
背番号:33
異名:
ポジション:ストッパー、スイーパー、ボランチ
プレー:未見。陽気なヤングブラジリアンその1。守備的な選手で、出るとすればストッパーになりそう。とにかくデカイ。



 

2/26/2006

ゼロックススーパーカップ。

 試合開始から20分くらいまで観てなかったんで全体的な事は言えないんですが、浦和は浦和で強いし、ガンバもガンバで相変らずいいチーム。スコアこそ1-3だったけれど、だからといって今年のガンバが組し易しってわけじゃないでしょう。


 浦和はワシントンをトップにした3-6-1。2列目がポンテと小野。機能するのかどうか興味有りましたが、なかなか良かった。かなり動けていたし、ボールを持っているときの冷静さも十分、使われる選手への切り替えも早かった。

 逆にこの前3枚のバランスが崩れると、ちょっと形が出来なかった。丁度ガンバが播戸を入れたので余計にそうなったのかもしれないけれど。特にワシントンがいる、いないは大きいかもしれない。層が厚いといってもベスト布陣の時と誰かが欠けた時のギャップは生まれるもんなんですね。


 一方のガンバ、前述しましたけれど弱くない、というか強い。最初はマグノ、フェルナンジーニョの後ろに二川でスタートして上手くいかなかったけれど、二川が下がって播戸を入れて前線の運動量が増えてから良くなった。去年もアラウージョ、大黒、フェルナンジーニョで相手の守備を崩すのがガンバの必勝パターンだったから、そのベースは変わらないってことですか。メンツががらっと変わった分まだ親和性は無いですが、馴染んでくると怖い。


 セレサポですから、セレッソの立場で見ましょう。浦和は去年とはかなりチームカラーが変っていますよ。小野一人が目立ちますが、ポンテ、長谷部とのパスワークもキツイし、ワシントンもヴェルディ時代よりよく動く。弱点といえばスタミナかな。それでもリードしていればベタ引きでなんとかしてしまう。出来ればリードして相手の足が止まるのを待ちたい。

 ガンバは前述のとおりベースは変らない。大黒→播戸、アラウージョ→マグノになっただけなんで、チームが形になるのは他のチームより早いでしょう。開幕2戦目で当たるのはラッキーなのかどうなのか。


 少しずつ開幕が近づいてきました。さあ、恍惚と不安の日々の始まりですよ。


 

2/25/2006

セレッソ選手名鑑2006 MF編その1

名前:河村 崇大(新加入)(移籍)
背番号:4
異名:カワム
ポジション:ボランチ、右サイドハーフ
プレー:ボランチも右サイドも出来るがどちらかと言えばボランチ、優れた身体能力を持ちながらジュビロではそれが生かせなかった。セレッソでは十二分に暴れてほしい。内気と言われる性格が変われば…。


名前:ゼ・カルロス
背番号:6
異名:是閣下(@2ch)
ポジション:左サイドハーフ
プレー:誰もが認めるムードメーカー、その反面生真面目だったりする。大阪が大好きという彼を大好きなサポーターは数知れず。昨期後半は怪我に泣いたが、本来は強力な左足を武器にした攻撃参加が持ち味。独特のリズムのPK、プレスキックも武器。


名前:山田 卓也(新加入)(移籍)
背番号:7
異名:エキゾチックターミネーター(@日テレ)、ヤマタク
ポジション:ボランチ、右サイドハーフ、右サイドバック、ストッパー
プレー:ボランチも右サイドも出来るがどちらかと言えばボランチ。だが鍛えられたフィジカルでどのポジションでも平均以上のプレーが出来る。日本代表、チームキャプテンなど、若返ったセレッソには無い経験もチームの貴重な財産。アキとは「ワル仲間」とのこと。


名前:森島 寛晃
背番号:8
異名:モリシ
ポジション:セカンドストライカー
プレー:普通は運動量を売りにした選手でも、齢を重ねるにつれプレースタイルを変えるものだが、モリシは今でも泥臭く、愚直にピッチを駆け回る。去年はアキ、久藤とのコンビネーションで相手を崩す事が多かったが、今年は新しい形を模索する必要が有る。
web:http://www.morishi.net/


名前:古橋 達弥
背番号:9
異名:フル
ポジション:セカンドストライカー、左サイドハーフ
プレー:たたき上げのタフネス。運動量、ゴールへの嗅覚、シュートレンジの長さもさることながら、特筆すべきは強い精神力。新キャプテンは重責だが、力不足ということは決してない。


名前:ピンゴ(新加入)(移籍)
背番号:10
異名:
ポジション:右サイドハーフ、ボランチ
プレー:ファビーニョの後継という事で注目されるが、地味で堅実なプレーがベース。柔らかなボールタッチが独特。ブラジリアンには珍しい寡黙で、少しナーバスな性格。チームや土地に慣れれば本来の力が発揮されるだろう。


名前:宮原 裕司
背番号:16
異名:ペーター(@2ch)
ポジション:オフェンシブハーフ、ボランチ、左サイドハーフ
プレー:とかく髪型が取りざたされるが(w 東福岡黄金時代を築いたパスワークはキレを取り戻しつつある。セレッソではパサーは希少種だけに彼が使えるかどうかで攻撃の幅が変わってくる。





2/23/2006

セレッソ選手名鑑2006 DF編

名前:ブルーノ・クアドロス
背番号:2
異名:ブルーノ、青野(@2ch)
ポジション:style="color:#FF0000;">リベロ、スイーパー
プレー:熱い魂と冷静なディフェンス力で3バックを引き締める絶対的なリーダー。日本語の会話ももうペラペラらしく、今年はそのコミュニケーション力でより一層タイトな守備の構築を期待。もう日本人になって下さい。
web:target="_blank">http://www.brunoquadros.com.br/


名前:柳本 啓成
背番号:3
異名:ヤナギ
ポジション:ストッパー、スイーパー、サイドバック
プレー:小柄ながら鍛えられた身体をフルに使ったディフェンスが信条。三国一の美女を向え、後手に入れなければいけないのはセレッソでのタイトルだけ。


名前:前田 和哉
背番号:5
異名:ゴリゴリ前田
ポジション:ストッパー、スイーパー
プレー:少々いかついが去年の「シンデレラ」ボーイ。セレッソの守備崩壊の危機を救った。空中戦が持ち味だが、地上戦の1対1でも粘り腰を見せる。セレッソでは背番号5はもともと「タフでハードなディフェンダー」の番号。その伝統を守れるか。


名前:江添 建次郎
背番号:14
異名:エゾ
ポジション:スイーパー、ストッパー
プレー:去年は怪我に泣いた一年だったが、サポから待望論が途切れる事は無かった。それだけの実力が有る選手。PSMで実戦復帰、今年は捲土重来のシーズンに。


名前:山崎 哲也
背番号:19
異名:テツ
ポジション:ストッパー、サイドバック
プレー:寡黙な性格同様の冷静な判断力を生かした守備が持ち味。身体能力系の選手とマッチアップするとやや厳しいが、最低限のノルマはクリアしてくれる有り難い存在。


名前:山下 達也(新加入)
背番号:28
異名:
ポジション:ストッパー、スイーパー
プレー:未見。サポコンで見た限りは身体能力を生かしたハードタイプのDFか。リーダーシップがとれる選手が多い中、どれだけ自分をだしていけるか。





不利にならない範囲で。

 サポコン、行って来ましたよ。もうこの新入団選手の登場も「伝統」ということになるのでしょうか?私は賛成だけれどね。

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 内容は去年と変わらず濃いものでした。運営側の新谷部長、西村GM共によく喋り、そのどれもがサポーターにとっては身になるものでした。意外な話も聞けて会場が「おおっ」とどよめくシーンも。

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 去年と違ったのは「笑い」と「活気」。少し余裕が有ったのか、進行側のくすぐりで大爆笑になる。そしてGMのチームコンセプトや質疑応答の際のムンムンとした熱気。皆が「今年こそ」と思っているのを、チームの方たちも感じ取ってもらえたんじゃないかなと、勝手に思っています。

 小林さんもそこを判っての登場でしたから、さながら凱旋した将軍の様です。ちょっとロレロレ気味なのはご愛嬌。

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 話題を新入団選手に戻しましょう。今年は高卒、飛び級と若い選手が多いのと、何よりゼ・カルロスがいなかったので(笑)硬い感じでした。ピンゴはちょっと生真面目っぽい感じなんで先輩達に習って欲しいかな…。

 ただこれだけいると肝の据わった感じの人もちらほら。特に中山選手は硬派な感じが良かった。香川君は逆に怖いもの知らずというか、緊張も楽しんでる様子。33人もいるならこういう異端派がいてもいいでしょう。


 PSMをロタ・ウイルスに阻まれたおかげで新鮮な気持ちでコンペンションを楽しめました。この期待と希望が一年間、最後までずっと続くように…。


 

セレッソ選手名鑑2006 GK編

名前:多田 大介
背番号:1
異名:ダイ
ポジション:GK
プレー:吉田が正GKとして安定した活躍を見せ、サブは伊藤で固まっていた為、トップでは出場機会が無かった。今年は鈴木との2ndキーパー争いになるがここで踏ん張れるか。
web:http://www.dai0811.net/


名前:鈴木 正人(新加入)(移籍)
背番号:21
異名:
ポジション:GK
プレー:伊藤と入れ替わる形で湘南より移籍。2ndキーパーとしての補強だが昨年のリーグ戦出場は3試合。少々不安に感じる。


名前:吉田 宗弘
背番号:22
異名:鞄(@2ch)
ポジション:GK
プレー:シーズン序盤は「吉田だと不安」だったが、終盤には「吉田じゃないと不安」になるほど素晴らしい活躍を見せた。Jリーグベストイレブンも決して過大評価ではない。シュートを打たせないコーチングと放たれたシュートをはじき出す敏捷性を併せ持つ。


名前:丹野 研太
背番号:27
異名:タンタン(@2ch)
ポジション:GK
プレー:当たり年だった昨年のルーキー達の中で少し出遅れた感が有るが、GKの育成に時間と労力が必要なのは吉田が証明している。将来の正GKとして日々進化。ブログの文体が朴訥としているのは県民性なのかパーソナリティーなのか。
web:http://tkp2005.ameblo.jp/



 


2/21/2006

ご紹介二件。

 病気、少しずつ良くなっています。お腹が空くのがこれほど嬉しいなんて思いませんでした。何か生きてるって実感がわきます。といってもあまり油ものとか食べれないんでぼそぼそとしか食事できないんですが、それでも一日中何も食べられないよりはマシです。


 と、いうところで本題その1。サイドバーにバナーを貼っているんでお気づきの方もいるかと思いますが、つい最近サッカーSNSに登録しました。

サッカーSNS.jpg


 サッカー系のポータルサイトというのは珍しくないかもしれませんが、特色としてサッカーを「する側」の人も参加しやすいページになっています。会員になる時にポジションやスキルの高さなんてのも記入するんですよ。サッカーのプレー経験なんて高校の時ぐらいですんで困りました(記入しなくてもいいんですが)。

 他にも会員になると仲間やご近所さん付き合いが出来たり、スタジアムのレポートなんかを編集できたりと、わりと自由度の高いサイトです。特に「プレーがしたい!でも仲間がいない」なんて人にはお奨め。


 本題その2。こちらも昨日作ったんですが、そろそろセレッソ選手名鑑の今年版を作ろうと思っています。テンプレは去年と同じ

名前:
背番号:
異名:(ニックネームやネットでの呼び名)
ポジション:(DFなどではなくストッパーとかスイーパーみたいな記載をします。出来るポジションは全て記載します)
プレー:(プレーの特徴や性格(あくまで去年、PSMまでのもの)を記載しますが、主観がバリバリ入ります)
web:(選手のホームページが有る時は記載)


 ちなみに去年はこんな感じでした。前田や藤本がこれだけ活躍してくれるなんてこの時は思いもしませんでした。嬉しい誤算というやつですね。

 この選手名鑑で「この選手はこんなプレーが得意なんだ!」「こいつのここは書いてくれ!」というご希望が有りましたら是非メール下さい。何せ今年は大所帯ですからまだプレー未見の選手も多いもので…。

 とりあえず今週末くらいから不定期でGK編、DF編その1、DF編その2、MF編その1、MF編その2、FW編その1、FW編その2ぐらいに分けて書いて、開幕前には揃うようにします。お楽しみに。


 

とりあえず死なんでいいらしい。

 病院から帰ってきました、ちょっと変わった類のウイルスに感染していたらしいです。病状の経過から見てほぼ間違いないとのこと。感染経路もほぼ特定。

 体力のない乳幼児や老人だと死亡するケースも無い事は無いらしいけれど、そんなに気にする必要は無い病気だよというお医者様のコメント。余程無用心にしていない限りもう少し生きていられそうだ。


 症状が他のとても重い病に似ていたので取り乱していたけれど、なんだか寿命を延ばしてもらえたみたいで嬉しい。

 さしあたって水曜日のサポコンには行けそう。といってもキャンプもPSMも見ていないし、チーム編成辺りを細かく聞いておこう。


 唯一憂鬱なのは病後かなぁ、何せ○い○が1週間ぐらい出るらしいからなぁ…。

2/20/2006

死亡フラグ。

 映画やコミックなんか観ていると、「こいつ絶対死ぬな」というシチュエーションが出てくる。大別すると行動系、伏線系と健康系に分けられる。


 行動系というのは文字通り何かしら危険に身をさらしたりする場合。「ここは俺に任せて先にいけ!」なんていう奴は100%死ぬ。主人公や人気キャラでない人間がかっこ良く見え出したらこれ。

 伏線系はその世界の神である作者が、物語を盛り上げるためにキャラを殺す時、よりドラマチックにする為にあらかじめ何かしらの布石を打っておく場合。「レッドオクトーバーを追え」でレッドオクトーバーの副長が「亡命できれば農場でも持ちたいですね」と言った1時間後ぐらいに銃で撃たれ、ショーン・コネリーに「しっかりしろ、農場を持つんだろ!」と励まされる。伏線が無ければ単なる脇役の死だが、このセリフのやり取りでぐっと盛り上がるわけだ。

 健康系は一番よく見られるパターン。ごほごほと咳をすると血を吐いていたとか、謎の発疹が少しずつ広がっていくとか…。沖田総司という実例が有るので、とかく使われやすいパターンでは有る。


 前置きが長くなったけれど、何が言いたいかというと、最近私にやたら死亡フラグが立っている。肝心な時に病気になるとか、あまり良くない身体の変調が多いのだ。とりあえず今日病院に行ってみるけれど、あまりいい気持ちではない。

 お陰でPSMも観れず、代表戦に至っては試合時刻の頃は寝間でもがき苦しんでいた。楽しみが苦痛に変わったお陰で精神的にもクタクタだったりする。

 もしこの記事が絶筆になったら嫌だな。急に闘病系ブログになるのも嫌だし…。とりあえず娘が嫁に行って、セレッソが何かしらタイトルを獲るまで死にたくない。死にきれないぞ。


 


2/18/2006

バリエーション。

 長居改修問題についてオフィシャルで異例の発表が有ったけれど、自分で拾える範囲の情報しかなかったので特段驚く事は無かった。


 それよりも問題なのは、キャンプで攻撃のオプションを増やせずにいる事。練習試合の結果だけ観ると3-6-1を去年のレベルに引き上げるのに労力を費やしていて、とても3-5-2など試せないという様子だ。4-4-2なんて論外だろう。

 去年はチームごとの相性がはっきりしすぎていた。その一因は引き出しの少なさに有ると思っている。

 もし身長の低いガンバDFラインにパワープレーが出来ていれば、もっと違う展開も有っただろうし、サイドの数的優位を生かそうとする4-4-2のチーム(清水やFC東京、後半の大分)相手にどちらかのサイドがバランスをとって下がるなんて形を採れば、少なくとも何度も同じパターンにはまらずに済んだんじゃなかろうか。


 小林監督は「夢のある現実主義者」だと思っている。理想と現実のギャップを認められるから、例え予想通りに行かなくても何とかまとめて大怪我だけはしない。その反面新しい事へのチャレンジ、リスクを冒す采配を嫌っているように感じる。

 勿論それを差し引いても小林監督がいい指揮官である事に変わりは無い。けれど、去年以上のパフォーマンスを見せようとするなら、冒険も悪くないのでは。


 

2/17/2006

我が家のプロデビュー。

 seesaaブログのサービスが停止して8時間くらい。今私は復旧されるという期待を持ってメモ帳にガシガシと記事を書いている。今日は久しぶりに良いニュースが有ったから、何となく水を差されたかっこうになったけれど、それでも嬉しい気持ちが揺れたりすることは無い。


 良いニュースといってもごく個人的な事なのだけれど、ついに我が家内がプロデビューした。

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 私と家内のホームページである「色目の端布継接」を見ていただければご理解頂けると思うけれど、家内は絵を描くのが好きだ。暇が有ればペンを走らせているし、暇が無くても時間をこじ開けて白い紙に自分の世界を構築している。私はそんな家内が描く世界の、一番のファン。


 だから勤め先のデザイナーさんに「誰かイラストが描ける人知りませんか?」と言われた時、迷わず家内を推した。とりあえず当て馬に自分でも絵を描いたけれど、やっぱり家内に描いてもらいましょうという話になった。

 それから私はその会社の経理でありながら、発注先のイラストレーターのマネージャーでもあるという実に奇妙な立場になった。かなり貴重な経験じゃなかろうか。マネージャーとしては一円でも多くのギャラをもらうように努力をしなければいけないし、経理としてはうかつに財布の紐を緩めるわけにはいかない。本当に困った。


 ただそうして困れたのもそれだけの交渉ができる素材が有ったから。「ここはこんな絵にして欲しい」という依頼は有ってもクオリティに対するリテイクは殆ど無かった(メカが苦手なのでそこは苦労したけれど)。

 かくしてここにイラストレーター「小宮山良」が誕生した。かなり専門的な冊子の挿絵なので、みんなが見られる、というわけではないけれど、それでも今までのような同人活動よりずっと多くの人に家内のイラストを見てもらえる。素直に嬉しい。勿論マネージャーとして、ではなく、彼女の夫として。


 

2/16/2006

キャプテンのお仕事。

 練習試合とはいえ、セレッソの調子があまり良くないようで、それだけならまだしも怪我人までぽつりぽつりと出だしたらしい。怪我人の方は軽症らしいので安心しているのだけれど、やはりフィジカル中心だとこうなってしまうんだろうか。

 2ちゃんかヨコモコさんのブログでしか情報を得られないので、はっきりとした事は言えないのだけれど、やはり懸念していた右サイドとボランチがいまいちしっくり来ていないようだ。

 山田や河村は時間をかければ何れフィットするだろうし、ピンゴもジルマールの選んだ選手なのだから期待しているけれど、仕上がりが遅れて去年のようにスタートでつまづいてしまう、というのは避けたい。


 こういう時、以前なら布部が盛り上げたりして何とかまとまっていたんだろうけれど、今年は新キャプテンの古橋や、下村、ブルーノがその役割を果たさないといけない。就任早々大仕事だ。


 多分最初は手探りになると思う、でも、とりあえず積極性が有れば、何とかなる。ドンドン声を出して、ピッチの上でもバスの中でも練習場でも、存在感を示して欲しい。


 京都とのPSM、天候はあいにく雨のようだから、大観衆にはならないだろうけど、大雨でないのなら、逆に選手の声が良く聞こえていいかもしれない。新キャプテンがピッチの上でどれだけチームを鼓舞しているのか、チェックポイントが一つ増えた。


 

2/13/2006

今さらながらアメリカ戦。

 得失点シーンのダイジェスト映像しか観ていないから、たいしたことは言えないのだけれど、失点の映像をみていて大体何がどうなって負けたのか察しがついた。

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 ボールをもらった3番(ダニバント)は小野が見ているのだけれど、とりあえず様子見という感じで、そんなに激しく行っている訳ではない。

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 ボールホルダーにこれだけの時間と空間を与えれば、たとえバックラインといえども何かしら仕掛ける事が出来る。


 これは別に小野が悪いわけではない。3-6-1の2列目というポジションがしなくてはいけない仕事と、小野ができる仕事が全く別だっただけ。シェフがウェイターをするようなものなんだと思う。「使う」選手が「使われる」位置にいて仕事ができるだろうか。


 ところで3-6-1といえば去年のセレッソやガンバがとっていたシステム。

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 西澤、森島、古橋のセレッソと大黒、アラウージョ、フェルナンジーニョのガンバ、性格の違うメンツではあるけれど、豊富な運動量とボールキープ力を持っている事が共通点になっている。この二つを欠くと後ろのプレーヤーはかなり厳しい。前線とバックラインが間延びして攻撃にも守備にも苦しくなる。丁度アメリカ戦の前半のように。

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 久保、小野、小笠原の3枚に運動量を要求するのはどうだろう?もし3-6-1に固執するならメンバーを代えたほうがいい。別にセレッソから誰か呼べとは、もう言わないから。

 今の代表メンバーでも3-6-1にマッチするプレーヤーは沢山いる。大黒、柳沢、巻、佐藤寿人。動きの質、量ともに申し分ない。3-6-1はサイドが脆いという人がいるけれど、2列目のチェイシングがしっかりしていれば、ある程度カバーできると思う。そんなに大きな穴とは感じない。


 久保の色をもっと強く出したいなら3-5-2なり4-4-2がいい。一瞬の爆発力を最大限に引き出すなら、それなりのバックアップがいる。少なくとも今の1トップでは良さが生きない。


 とにかく酷評が続くアメリカ戦ではあるけれど、失敗もまた貴重な経験。ドイツでそれが生かせるのなら、それはそれでいい。もちろんそういうフィードバックが出来るなら、というのが前提だけれど。


 

2/12/2006

人はいずれ死ぬのだけれど。

 今日は娘のお遊戯会で忙しい一日だった。超未熟児で生まれ、生後二ヶ月はカプセルから出られず、成長もゆっくり、心配ばかりしていた彼女が、実に溌剌と歌い、踊っていた。ただただ有り難いと思う。

 それだけの月日が経ったということは、他の者もみなそれだけ歳をとったという事で、父が亡くなり、祖父が逝った。時の流れは何を持ってしても変えられないけれど、辛い。


 家に帰ると母から電話が有った。去年祖父の葬儀に駆けつけてくれた大叔父が亡くなったということだった。またかという気持ち。明るいおじさんで、滅多に会わなかったけれど、会えば必ず話がはずんだ。いい人だった。まだ50代、あまりに若い。


 とりあえず明日も通夜でバタバタするだろうけれど、せめて今だけでも、故人を偲ぼうと思う。良い人ばかりが先に逝くのは神様が気まぐれだからなんだろうか。


 

2/11/2006

座談会のお題発表。

 2/19のPSMに向けて準備は着々と進んでおります。チケット買いました。風邪もほぼ完治しました。歯の治療も来週頭で終わります。今さっき座談会の席も用意しました。面白い場所でするんでよろしく。

 という事で参加される方に、お題発表。

 まず「PSMを観て、感想」

 もちろんPSM観た人限定のお題です。去年の岡山は広島相手に0-5と圧勝、今年は去年と違うかな?という自信のようなものを得ました。今年は今のところ故障者も無く、走りこみなどで基礎体力をじっくりと作りこんでいるようです。それが2/19にどういう形で出るのか。まず最初はこれで行きましょう。

 次「今年期待している選手、注目している選手」

 勿論全員が活躍するのが一番なんですが、とりわけ期待している選手を一人、若しくは二人。ベテランでもルーキーでも、ひいき目でも全然かまいません。

 それから「ライバルになりそうなチームは?」

 浦和、大宮、ガンバなど強力補強が目立ったチーム、横浜FMなど地力の有るチーム、千葉のように鍛錬に鍛錬を重ねてチーム力に磨きをかけているチーム、今年はチームごとの色分けがよりビビットになってきました。そんな中で今年セレッソのライバルになりそうなチームの話をしましょう。

 最後はお題というか、目標。「サポーターとして、今年は○○します!」

 声を限りに叫びますとか、全試合駆けつけますなんてのもアリですし、サポーターを一人増やしますとか、ゲーフラ何本作りますなんてのもいいですね。私の場合は、今年は○○をしませんとかの方がセレッソの為かな、ハハハ、ハァ。


 ともかく、こんな感じで行きますのでよろしく。


 

2/10/2006

日々雑感。

 久しぶりの更新です。暫くグズグズと風邪をひいていました。たいした事は無いんですが、やたらと鼻水が出るのが辛い。寒いので余計に出る。鼻をかんだら鼻血がドボドボ出るし、ついでにノドも痛かった。

 今でもノドはムズムズしていて、少しでも話すとすぐ咳き込みます。最近は咳喘息なんて病気もあるようで、まあ養生しておきます。


 そんな日々の中でも仕事はたくさんあるもので、これがうまくいかない。資料なんぞを探していても、畑違いだと上手く情報が集まらない。時間ばかりが浪費されて、あまり実の無い一日を過ごしてしまう事も…。


 ああ、早く試合が観たいな。精一杯応援したい。沢山泣いたり笑ったりしたい。あの90分間だけは非日常の世界。なにもかもを忘れて、なにもかもをぶつけられる唯一の時間。PSMで新人さん、システムを確認して、梅田でそれを肴に論議を交わし、コンペンションに臨む。もうあと1週間くらいか、楽しみだ…。


 

2/06/2006

スタジアム、スタディオ、アレナ、パーク、フィールド、競技場。

 アメリカ戦を前に、日本代表が試合会場のあるサンフランシスコに到着した。ところがこの「試合会場」というのが曲者。なんとMLBサンフランシスコジャイアンツの本拠地SBCパークでサッカーの試合をするというのだ。

サンケイスポーツ

えっ?米国戦は野球場で開催!?…日本代表戦は17年ぶり

米国戦の会場は米大リーグ・ジャイアンツの本拠地。これもお国柄?
えっ、ウソ、そんなの聞いてなーい! サッカー日本代表が5日、今季初戦となる10日(日本時間11日)の親善試合・米国戦に向けてサンフランシスコに出発した。米国戦の会場は米大リーグ・ジャイアンツの本拠地であるSBCパークで、日本代表戦が野球場で開催されるのは1989年以来17年ぶり。ところが…。関西空港から出発した主将DF宮本恒靖(28)=G大阪=らは「ホンマですか?!」と驚きの声。まさしく“未体験ゾーン”でのドイツW杯イヤー第1戦となる。(後略)


 野球場がアメリカで最も芝の状態がいい場所かもしれないけれど、それにしても面白いケースではあると思う。

 日本では東京ドームに天然芝のピッチを持ってきて試合をしたり(確か平塚VSACミランじゃなかったかな)、甲子園でガンバがPSMをしたりしている。東京ドームでは芝が腐って大変だったようだけれど、甲子園の場合はわりと違和感が無かった。

 調べてみるとそれもそのはずで、甲子園はそもそも「球場」としてではなく「大運動場」として作られていた。普通の球場の場合はライト、センター、レフトと、扇型にフェンスが張られていたり、東京ドームのようにほぼひし形に近い形に張られていたりするのだが、甲子園の場合は逆に右中間、左中間が大きく膨らんでいる。



 これはアメフトやサッカーの開催を前提として設計された名残らしい。実際今でも甲子園ボウルが毎年開催されている。「野球の聖地」である筈の甲子園が、実は専用球場ではないとは、これもなんとも面白い話だ。


 話をSBCパークに戻す。メジャーのスタジアムでも、アメフト等と兼用のスタジアムが案外多い。メトロドームやベテランズスタジアムなんかはどちらかというと野球も出来るアメフトのスタジアムという感じだ。しかしSBCパークは比較的最近出来たスタジアムで、しかも移転理由がアメフト兼用だったスリーコムパークを嫌ってという話を聞いた事がある。サッカーなど出来るのだろうかと疑問に感じていた。

 ところがそう思いながらSBCParkの公式サイトを見ていたら意外な画像を見つけた。



 ホームベースからレフトまで103メートル、ファウルゾーンが有るからギリギリサッカーのフィールドが入ってしまうのだ。しかもSBCパークのライトには観客席が無い(すぐ後ろがサンフランシスコ湾の為)のでほぼ全ての観客がサッカー専用に近い感覚で試合を楽しめる。フィールドが直線的に仕切られているアメリカのスタジアムならではといえばそれまでなのだけれど、何とも不思議な感覚になった。これもSBCパークが「スタジアム」ではなく、「パーク」と銘打つ理由の一つなのだろうか。


 関西では相変わらず野球人気が続いているし、もし新球場を、という話が有れば、こういうスタジアムにするのも面白いかもしれない。少なくとも陸上競技場でやるよりはずっと観易そうだし。


 

2/05/2006

知恵熱。

 はい、はい、そうです。間違い有りません。私ども夫婦は共に同人オタクでございます。でも最近の声優とかは判らんです。

 昨日は休日でしたので、たまにはお勉強でもと、「映像の20世紀」を観ておりました。

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 ヒトラーっていうと、ユダヤ人の虐殺や、あの独特の演説を思い浮かべていたんですが、いろいろ意外な側面を観る事が出来ました。


 ヒトラーがナチスに入党した時、ドイツはどん底の状態。第一次世界大戦の敗戦国として多額の賠償金とその利子の返済に追われ、経済は破綻、失業者が街に溢れていた。みんながドイツという国に絶望していた。羽振りがいいのはユダヤ人くらいで、今で言うなら殆どの人は「負け組」だった。

 そんな時ヒトラーは演説で語った「強いドイツ、誇れるドイツを!」彼は彼で欲望があり、国民は国民で救いの手を待っていた。ヒトラーは彼等を熱っぽい空気の中に取り込み、合法非合法、あの手この手を使って、首相の座を掴んだ。

 だから、ヒトラーの首相としての最初の仕事は、失業者対策だった。

 500万人いた失業者はアウトバーンを整備し、フォルクスワーゲンを作った。得た収入でそれらの車を買い、その道にのって旅行が出来るまでになった。たった5年で、彼と彼を信じた国民は、望んでいた世界に触れられるまでになった。


 自分やその家族を貧困の中から救った男、失いかけた自信を取り戻させてくれた男、そんな男が「次のステップ」を指し示したとして、彼らにそれを拒否できるだろうか。

 多分私がその時ドイツ人であったなら、喜んで彼の運動に参加していたんじゃないかと思っています。


 今「下流」とか「待ち組」みたいな新しい言葉が生まれています。でもその意味するところは1930年代のドイツで言う「貧困層」と、それ程差異が無いように思うんです。まだかじれる親の脛が有ったりするんで、今は何とか凌げていますけれど、それが無くなった時、社会はどうなるのか。

 そしてそんな時、救いの手を差し伸べられた人々はどういう反応を示すのか。たとえその手の持ち主が悪魔であったとしても、それを拒めるのか。


 ああ、たまにこういう事を書くとものすごく頭痛がする(w まあ、いい勉強になりました。


 

2/04/2006

聖ブルーノの日。

 2月3日といえば、普通の日本人なら節分。鬼は外、福は内と言って豆を投げたり、その豆を歳の数だけ食べたり(あれって30くらいから拷問っぽくなるようにおもうんだけれど)、ちょっと本格的な家だと柊の木に鰯の頭を刺して玄関に置いたりする。最近だと関西でなくても恵方を向いて太巻きを丸かぶりするところが増えてきたらしい。


 しかし!セレサポならば、今日という日を節分としてではなく、ブルーノ・クアドロス生誕の日として祝い、過さねばなるまい!(強制はしないけれど)

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去年の「セレッソの日」での一枚


 といってもブラジルではどういう風に誕生日を祝うのか判らない。判らないではすまないのでググッてみた。基本的にはケーキがあって、ごちそうが並んで(ゼ・カルロスの得意料理パステルもこの中に入っている)、みんなを呼んで、というところまでは日本と変わらないようだ。

 違うところといえば飾りつけがやたら派手だったり、参加者がやたらと多かったり、とにかく踊りまくるというところだろうか。そうそう、飾りつけの定番に、何故か風船が欠かせないみたいで、画像なんかを漁ると必ず天井に無数の風船が浮かんでいた。


 勿論セレッソでの定番になっている卵&小麦粉攻撃も普通に有るみたい。それが無いと、今度は水で溶いた歯磨き粉をぶっ掛けてくるらしい。何がしたいんだか…。


 ブルーノに卵を投げつけるなんてとても出来ないので、代わりにキャンプ地の高知に向って五体投地してみた。

gotaitouchi.jpg



ええ馬鹿ですとも。



 

2/02/2006

チケットの効用。

 ポイントクーポンとユニ型トートバックが来ました。去年の試合観戦はホーム19試合、アウェー3試合だった模様。クーポンは新ユニ代にあてますか。



 それから京都とのPSMのチケットも購入しました。PSMとはいえ試合のチケットを買う時ってワクワク感が有りますね。ホームのゴール裏以外はどこでもOKというのも珍しいんで、今からどこに行こうか迷っています。風邪ひいてて、まだ鼻水と咳が出てるんですが、このチケット一枚だけで随分心が温まりましたよ。


 さらにさらに、勝手に企画しました座談会の件ですが、このような爪弾き者でも参加していただける方がおりました、無事開催出来そうです。まだ若干余裕が有りますんで、今からでも、という方はメール下さい。


追記その一

 徳さんがゴールを決めたらやっぱりゆりかごするんだろうか?というかどういう感じで赤ちゃんに接するんだろう?接するんだろうったら!!


追記その二

 鳥栖に尹さんと濱田と山城が揃った。特に尹さんのJ復帰(あえて復帰と書きたい)は嬉しい。「鳥栖をJ1に引き上げセレッソと対戦するのが目標」と言っているんだから、来年にはセレッソVSサガンが実現するんだろうと信じていますよ。我慢できずに神戸VS鳥栖観に行くかも知れないけれど…。