1/18/2006

想い出の人。

 私が以前お会いした人が、昨日とある賞を貰ったらしい。随分とすごい人になったなと驚いている。と言ってもその人と会ったのはたった一度きりなのだけれど。

 その時はお互い在野の身(というか職が無い状態)で、よく某掲示板で話をしていた。けれどお互い住んでいるのが東京と大阪で、まさか会う事になるなんて思いもしなかった。

 ちょっとした遊び心で、名古屋に住んでいる方から「大阪の無職連中も東京の無職連中も一度名古屋に集まって話をしようや」という事になり。私達は大勢の無職仲間と共にオフをする事になった。


 参加者は30前後の人が多く(それ自体社会的に問題かも知れない)、皆生きていくのがやっとという感じだったのだけれど、掲示板のおかげで連帯感が生まれているからか、孤独感や悲壮感は無かった。とりわけその人は女性ながら気風のいい人で、今でも威勢のいい笑い声ばかりが想い出に残っている。

 その後私を含め、オフに参加した殆どの人がローリスク、ローリターンの生き方を模索していく中で、その人はとんでもなくハイリスクな生き方を選んだ。常人でも生きていくのが難しい世界に、精神安定剤と身一つで飛び込んでいった。賞を貰った決め手が、自身の半生だったというのも、何となく理解できるような気がする。傍目で見ていても本当にドラマチックな生き様だったから。


 何はともあれ、こういう形で知り合いが栄誉を貰うのは嬉しいし、励みにもなる。まずはおめでとうございます。それから、どうか無理をしないように。と言って聞く人でもないだろうけれど。


 

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