1/31/2005

有言実行ヘタフェ戦。

 wowowに入っていない私のようなビンボー人にはスペインのネットラジオが唯一の情報収集源であったりするわけですが、ライブなんで情報は早く入ってくるんですよ、スペイン語さえわかれば(涙 

ラジオ.jpg


 しかしこのネットラジオ、不必要なくらいにテンションが高く、夜更かししている日本人にとっては毒電波以外の何物でもなかったりします。

 だってゴールが決まるたびにモールス信号の「ツッ、ツー、ツツッ、ツッ、ツー、ツツッ」というけたたましい音が響き、アナウンサーが「ゴウォール!ディ マョールカー!!」と絶叫するんです。リーガ全試合のゴール速報番組なんで3分に一回くらいこの状態。もう頭がグズグズです。


 昨日の嘉人はゴールもなく、オフサイドとられまくりだったようですが、キッチリ2点目(勝ち越し点)のお膳立てをしていたようです。その動画が上がっていたのでUPしときます。目にされた方も多いと思いますが、念の為。

スルーパス.jpg





 大活躍、とはいきませんでしたけれど、大久保が先発した2試合は負け無し、しかも決定力不足と言われているチームが5得点をあげています、何かしら良い刺激になっているのは確かなようです。昨日もチーム全体でシュートが4本、にもかかわらず得点が3点、どういう決定力やねんという状態です。


 まだ残留には勝ち点4差をひっくり返さなくてはいけないマジョルカですが、チームにはつい最近まで残留争いの極限状態にいた男がいるんです。希望を持ってがんばってほしいです。とりあえず嘉人お疲れさま!





1/30/2005

「こんなセレッソはいやだ」

 というスレッドが2ちゃんに立っております。「なんじゃこれ?」などと思って見てみたのですが、結構面白いですね。

こんなセレッソはいやだ!




 書き込みのパターンがいくつか有って、完全なネタみたいなのも有るのですが、中にはシャレになってない、けれど面白い、という書き込みも有って、吹き出してしまうものも。ここらへんはなんとなくガイドライン板っぽくもあります。

 そもそも1からして「FWがまだまだ不足しているとGMが感じているセレッソ。」なんて感じですからね。

 ちょっと面白いなと思ったのを抜粋。

8 :U-名無しさん :05/01/25 11:34:11 ID:Qsv8WZ1p0
監督選びが非常に上手い

23 :U-名無しさん :05/01/25 21:57:10 ID:yqivWa0m0
4番と7番が走りまくるセレッソ

26 :U-名無しさん :05/01/26 00:49:23 ID:4pIT6NC50
エースがウンコ食ってるセレッソ

57 :U-名無しさん :05/01/27 21:09:32 ID:watyRQPC0
4様の日記が標準語。


 でも中には身につまされるようなのも。


41 :U-名無しさん :05/01/26 20:52:23 ID:pQe6/ZHr0
決めるべき所は決めてくるセレッソ

60 :U-名無しさん :05/01/28 01:50:59 ID:9VSYIT8r0
助っ人外国人が大活躍するセレッソ

69 :U-名無しさん :05/01/28 14:53:14 ID:BY9BhSAvO
ホーム長居は毎試合満員。
公認サポから一般客まですべて武闘派という観客の前で、
レアリスモ満点の、クールで危なげない、安定したサッカーをするセレッソ。


 まあ

109 :U-名無しさん :05/01/29 17:01:18 ID:BX8MExd70
どんなセレッソであろうと 嫌


 なんて 身も蓋もないのもあるんですが、これからもちょくちょく覗いていこうかなと思っております。こういう短い文章で笑いが取れる才覚がないので、勉強がてら。





日本4VS0カザフスタン 雨中蹴宴。



「選手交代枠6をフルに使う」


 確か試合前、ジーコはこうコメントしていたと覚えています。後半40分過ぎに帳尻あわせのように本山、藤田、そして怪我あけの坪井を投入したのは、スターティングメンバーのコンビネーションがあまりに良かったからなのでしょうか?

 そのスタメンは下記のとおり。宮本に代わって松田が3バックのセンターを務め、中村の位置に小笠原を置いた以外はアジアカップからの「不動のメンバー」

カザフ戦スタメン


<スターティングメンバー>


 前半のカザフスタンは予想どうりのベタ引き。北朝鮮戦でもこのような事態が想定される為、代表にとっては願ってもないテストになりました。

 ここで徹底されたのは両サイドからの崩し。両サイド、特に加地はいつにも増して積極的に攻めあがります(今までいろいろ書いてスマンカッタ)

 その為サイドにDFがつり出され、ゴール前にスペースが生まれます。玉田の先制点はこうしたコンセプトが見事にはまった中で生まれました。


 また遅攻の中でも、攻めのスピードに緩急をつける事で相手を揺さぶり、確実に心身のスタミナを奪っていきます。

 カザフの守備が稚拙だった事、また主審のジャッジが厳しかった事もあり、両サイドの良い位置から、何度もセットプレーの機会を得ていました。この経験もまた収穫でしょう。

 三都主の3点目は明らかなカザフのミスとしても、セットプレーから畳み掛けるように2点を奪えた事で、試合の大勢を前半30分で決する事が出来ました。 


 後半カザフが攻撃的な姿勢を採った為、何度か危ない場面が生まれましたが、それとて目を覆うようなものではなく、松田、中澤を中心とした最終ラインは相手の攻撃を効率よく分断していました。


 後半開始から阿部が、そして30分からは大黒が、それぞれ代表初キャップを記録(交代は福西→阿部、鈴木→大黒。ポジションに変更無し)阿部はフリーキックで唸るような見せ場を作り、大黒も飛び出しから果敢にゴールを狙います。
 
 特に阿部はJの各チームでフリーキッカーを務めている三都主、小笠原、遠藤と比べても遜色の無い、むしろそれ以上の精度のキックを披露。ジーコジャパンに新たなオプションが生まれたことを知らしめました(もとから定評があったわけですが、代表でその力が出せるかどうかは判らない部分も有りましたから、これは嬉しかった)


 結果論で言うならば、遠征疲れの残る格下のチーム相手に、きっちりと大量得点、無失点のゲームをしてみせた形になりましたが、今までの代表はその「きっちり」をする事が出来なかったわけで、それだけでも満足するべきなのかも知れません。

 また試合展開の変化を早期に感じ取り、その場その場でフレキシブルに対応していた点も見逃せないでしょう。小笠原も集中力の途切れる悪癖は姿を消し「国内組だけで十分やれる」というコメントが決して強がりではない事を証明して見せました。

横浜国際


<この画像はイメージです>


 これから海外組(大久保は落選のようで残念なのですが)が合流する事で、このチームがどのように変化していくのかは判りませんが、純粋にプラスアルファになるのであれば、北朝鮮戦も安心して見ていられるかも知れません。ただすんなりとそうならないのが、サッカーというスポーツでは有るのですが…。


 そうそう、件の地蔵問題ですが、観客数こそ4万6千人と少ないものでしたが、少なくともテレビを通じては、サポーターとして良い応援をしていたように感じました。この辺りは現地に行かれた方のエントリーを待つこととします。






1/29/2005

「地蔵」の話。

 タイトルでいう地蔵というのは、別に路傍にいるありがたい方ではなくて、スタジアムの中にいる、どちらかというとありがたくない方の、あの地蔵。


 知らない人はいないと思いますけれど、念の為。「地蔵」というのはゴール裏とか声出しが必要な場所にいるのに、コールに参加せず試合を観ている人、のことです。最近「コールをしてチームの意気をあげてナンボのゴール裏でボーっと突っ立ってるヤツが多い!!」というコールリーダーやコアなサポーターの話をよく聞くんですよね。

 最近では代表サポの裏顔「どMな きみや日記」 さんのこの記事とか、SOCCER UG BLOGさんの この記事を読まれた方も多いかと。

 特にUGさんの記事にある正道会館石井館長のコメントはちょっと耳に痛い。

kancho.jpg


無作為に入れたミーハーの浮かれ騒ぎによる一過性のブームで終わった
サッカー(初期Jリーグバブルの事)のようになりたくないから観客を選んでいる
とにかく会場の空気をぬるくしたくない。



 で、今日は日本対カザフスタンのフレンドリーマッチが組まれているんですが、相当席が余っているようです。こういうのもドーハの時とか、フランス大会の予選の時とかじゃ考えられないですよね。悪い意味で目が肥えてしまったというか…。逆に北朝鮮戦なんか10万円くらいの値段でヤフオクで出回っているらしいですが、こういう偏重ってどうにかなりませんかね。
 

 代表戦ですらこれですから、Jリーグのチームなんかもっと深刻。あの浦和ですら度々「地蔵問題」の論議が有るようです。

 セレッソなんかでも出原社長になってからタダ券(チームとしては、配布もとの団体にある程度チケット代を負担してもらっている、とのことですが)がまかれてバックスタンドの雰囲気が悪くなったという話を聞きますし、実際スタジアムで「こりゃあ酷いな」と感じる時もしばしばです。


 去年2ndのジェフ戦で嘉人がハツトトリックを決めた試合が有りましたけれど、バックスタンドを見るとタダ券で来ましたって感じが丸出しの少年サッカーチームの団体さんが、バックスタンドにびっしりといるわけですよ。

 それぞれがそのチームのジャージで来るものだからスタンドが点描画みたいになってる。スタンドから声援は飛ぶ事は皆無。もちろん得点シーンでは「ワー、すげー」ぐらいは有りましたけれど、それこそ百地蔵状態。まあゴール裏じゃないし、仕方ないかとも思っていたんですが、この地蔵さん達、なんと試合が終わる前に帰り始めたんですよ!!

 少なくとも君達はサッカーをしているんだろ?目の前でまだ国内最高リーグの試合がやってるってのに、もう帰っちまうのかい?正直腹がたちましたよ。こんな根っこの部分にまで「地蔵」は繁殖しているんです。


 思うにこんな気持ちでサッカーを観に来ている人達は、少なくともサポーターとは呼べないんじゃないですかね?サポーターは愛するチームの勝利の為に、声なり何なり力の限り応援して、試合に参加するからサポーターなんであって、そうした「義務」を怠る人は、単なる「観客」でしかない。


 別にちゃんとチケット買って来てるんだからイイじゃんとか、そういう一見さんお断りみたいな姿勢だとスタジアムは埋まらない、なんていう意見の方もおられるでしょう。けど、今の代表戦みたいに、ただグッズ買って、ワーキャー騒いでいるだけで、コールにも参加しない、チームやサッカーに対する愛情みたいなものの一欠けらも無いような人でスタジアムが埋まるなんて、その方が悪夢ってもんです。


 もし代表戦でこんな状態が続いたら、日本代表はホームがなくなってしまうかもしれない。それはつまり、日本のサッカー文化の根幹が揺らぐってことなんですよ。

 スタジアムはシアターじゃないんです。サポーターの力一つで、ハッピーエンドにもバッドエンドにもなる、それがサッカーなんです。スタジアムに行かれる方は、その事を心に留めて、力の限りコールを送って頂きたい。






気分はもう春。

 人が必死こいて日程の予想をしているというのにJリーグから正式に日程が発表されましたよ。

 なんて言うか、自分の大切にしていた時計を売って妻への髪飾りを買ったのに、帰ってみたら妻が髪を売って時計用の金のクサリを買っていたみたいな、O・ヘンリーさんそれは作り話だから感動するんであって実際にそんな事があったら大阪じゃ夫婦ゲンカだよって感じの脱力感。

 じっくり会社の予定とにらめっこしていましたが、今年は神戸、万博込みで17試合くらい生観戦が出来そうです。アウェーも出来るだけいきたいんだけれど、フトコロが…。


 そんな感じで家に帰ると小包が、セレッソクラブの会員証だよ!

セレッソクラブ


<今年はラミネートで緊張する事はないのね>


 うーん、今年はちょっと手間かかってないですか?こういうものはちょっとひと手間で随分コストが変わってきますからね。「今年はやるよ!」っていう意思表示ってことでしょうか。早速ストラップを携帯につけたりしていますよ。


 新戦力が揃ったり、日程で観戦予定立てたり、ファンクラブから荷物が届いたりすると、まだまだ寒いですけれど、気分はもう開幕って感じですね。

 今年は試合数も多いし、試合間隔がムチャクチャ狭いところも有るし、W杯予選も有るし、磐田と横浜MにはACLまである。代表クラスの選手がいるチームは逆に辛いかも。それよりそこそこでも選手層が厚いチームの方がいいんじゃないの、とか予想しています。

 波乱も有ると思いますよ。千葉が抜け出るとか有っても不思議じゃないし、セレッソだって前の選手層の厚さはトップクラスですから、外人が当たりなら何か起こるかもしれない。


 こういう事を毎日考えながら春を待つ、サッカーのある国に生まれた者の幸せって感じですかね。あー、もう冬!オマエ邪魔ッ!!!

1/28/2005

上半期観戦予定。

 ローソンチケットやらe+やらでチケット検索をすると試合の日時がわかるようになってきたようです。んで、会社のスケジュールと照らし合わせて観戦予定試合を確認。

ヴィッセル神戸vsセレッソ大阪(3/6)
神戸ウイングスタジアム 2005/03/06[日] 15:00
観戦可

セレッソ大阪vs横浜F・マリノス(3/12)
長居スタジアム 2005/03/12[土] 16:00
観戦可

セレッソ大阪vs名古屋グランパスエイト(4/9)
長居スタジアム 2005/04/09[土] 16:00
仕事orz

セレッソ大阪vs柏レイソル(4/16)
長居スタジアム 2005/04/16[土] 15:00
観戦可

セレッソ大阪vsサンフレッチェ広島(4/28)
長居スタジアム 2005/04/28[木] 19:00
観戦可

セレッソ大阪vs東京ヴェルディ1969(5/4)
長居スタジアム 2005/05/04[水] 15:00
観戦可

セレッソ大阪vsガンバ大阪(5/14)
長居スタジアム 2005/05/14[土] 15:00
仕事orz


 うーん、開幕戦はOK、ホーム開幕戦もOKなのはいいし、大体観れるんだけれど、やっぱり土曜不定休は痛いな。ダービーが観られないのは辛いよ。ここは伝家の宝刀有給でも使うかな。逆に仕事が早く終わるんでナイトゲームは平日でも見られるし、5(ダービーで有給を使えば6)/7っていうのは恵まれた数字なのかな?

 逆にナビスコの予選は観れないかも、今年はスケジュールがタイトだからね。まあ何はともあれ少しずつ開幕が近づいてくるというのは嬉しいですね。少なくともホームでは最低5割以上は勝ってほしいな。娘も本格的に長居デビューなんで一つお願いします。

好事魔多し、怪我明暗。

ニッカンスポーツ

C大阪の徳重が右足骨折で全治2、3カ月

 C大阪は27日、FW徳重隆明(29)が26日の練習中に右足を負傷して「右足第5中足骨骨折」と診断され、この日大阪市内で手術を受けたと発表した。全治は2、3カ月の見込み。


徳さん.jpg


<徳さ~ん(涙>



 セレサポで徳さんがキライって人はいないんじゃないかな。もちろん私も大好きですよ。能力とか境遇とか抜きで、かっこいいっていうか、とにかく応援したくなる。

 2ちゃんでみんな鶴折ってます。時間がある人も無い人も、とにかくここに行って鶴折ってください。お願いします。

 私は行くと嫌われちゃうし、場が荒れるし、まず間違い無く「オマエの折った鶴なんか徳さんの怪我を長引かせるだけだ」なんて言われるから、ここでちっちゃい鶴折ってます。しっかり治してね。



デイリースポーツ

大久保 2・9オレは行く!

 スペイン1部・マジョルカのFW大久保嘉人(22)が25日午後(日本時間26日)、北朝鮮戦の出場を猛アピールした。クラブ側の方針で、同戦出場には強行日程が待ち受けているが「オレは行きますよ」と断言した。

(中略)

 右ひざはマドリードの専門医から「問題なし」と太鼓判を押された。23日のレアル戦は風邪を押して出場。折しもスペイン地方は大寒波が襲来しているが、大久保は「熱は引いたし、ケガも問題ない。大丈夫」と笑顔を見せた。


yoshito-go-go.jpg


<わしゃあ平気じゃい!!>


 一方こちらは嘉人の話。この人はサイボーグか…。骨が砕けようと風邪をひこうと試合には出るなんて。ちょっとは自分に優しくしてほしい、そうしないと北朝鮮戦前に潰れちゃいそうで…。もう鶴を折るなんて絶対イヤなんで、無理だけは勘弁してください。






他人事ではない中田移籍。

ニッカンスポーツ

川淵キャプテン「移籍金0仕方ない」

 中田浩の移籍について日本協会川淵三郎キャプテンは「(移籍金0は)今のルールでは仕方がない。(国内の)クラブが損をしないよう考えないといけない」と発言。今後、海外移籍を希望する選手には、所属クラブが複数年契約を結び、契約が切れる前年までに契約を更新していくなど「契約切れで移籍金0」という事態を避ける具体策を検討することを明かした。


 2ちゃんでは鹿島のスレッドが一日で2回立つ程過熱している中田浩二の移籍騒動ですが、報道ステーションなんかは「良いニュース」として取り扱っていましたし、他のニュースも概ね中田移籍に関しては好意的。

 選手が海外に行けば国内リーグはどうでもいいのかよって話しなんですが、またしても代理人は田邊伸明さんですか。最近サッカー界で揉め事が有ると必ずこの人がいるような…。


 一部では複数年契約などで選手流出を防ぐべき、それをしなかった鹿島が悪いなんて話になっていてたりするんですが、鹿島だって中田にはチームの柱としてそれ相応の待遇をしていたと思うし、落ち度は無かったと思いますよ。怪我明けの人間に大金を積むなんて台所事情から考えてしないほうが(その時点では)得策だっただろうし。


 とどのつまり今回のように選手の意思、契約の切れ目、魅力的なクラブからの移籍のオファーが揃っちゃうと今の状態では防ぎようが無いし、これからもそういう揉め事が起こる可能性は残るということでいいのかな?選手だって移籍とかの自由が有るチームの方が、束縛の強いチームより魅力的でしょうから、ルールの厳格化なんて無理っぽい。


 ただ、例えルール上問題が無くっても、最低限今まで育ててくれたクラブや、応援してくれたサポーターに対して礼節を欠く行動をすれば、当然非難されるでしょう。鹿島や鹿島サポーターの荒れぶりを嘲笑する人もいますけれど、自分のチームに置き換えて考えれば、至極普通の反応だってわかるはず。古臭いかもしれないけれど、日本人の義理人情的思考って変えられるものじゃないし。


 その意味では中田浩二も田邊氏もどうしてそういう想像が出来なかったかなとかいうところが有りますね。本当に狡猾な人間は周りと何ら摩擦など起こさず、自分の目的はちゃっかり達成しているもんです。田邊氏はその意味では狡猾ではない。むしろ欧州のスタンダードを無理に日本で展開しようとしているあたりは不器用とさえ感じます。確かに「ルール上は」何の問題も無いようですけれど、だからって何をしてもまかり通るってわけじゃない。


 返す返すになりますが、こういう事態が今後も、どのチームにも起こりうるというのは本当に怖い話ですね。過度に反応するのも逆効果だし、難しい問題です。廣山もらっといて言う話題でもないんですけれどね。


<今回の記事を書くにあたって参考にさせて頂いた記事>

blog武藤文雄のサッカー講釈さまより

 ■ 日本、欧州間の移籍金問題

 ■ 続日本、欧州間の移籍金問題

 ■ 続々日本、欧州間の移籍金問題

KET SEE BLOGさまより

 日本にもボスマン判決の波が!

 中田(浩)選手移籍続報


※これだけ読んどいて書けた文はこんなものかと言われると「すいません馬鹿なもので」としか言えません。すんません。





1/27/2005

「アニモ」公録。今年はドラゴンに期待!?

 はい、我慢できずに行ってきました「アニモセレッソ」2月分の公開録音。確かになんばパークスなんですが、ほぼ屋外という状態で、凍えたりこむら返りを起こしたりしましたが、なかなか面白い公開録音でした。

050126_192606.jpg


(左からガチガチの江添君、一番落ち着いていたトミー、マイペースドラゴン)


 以下ちょっとネタばれとか有りますんで、「それでもいい!」という方だけ覗いて下さい。





 なんて言っておきながら「なんでそんな事言っちゃうの?」なんて事は殆ど無かったわけですが。三者三様でMCの三好貴久子さんが苦労しておりました。
 19時からの公開録音開始で、18時40分くらいにスタジオ前に着いたのですが、その時にはスタジオ前に女性ばかり10人程が来ておりました。
 スタッフが「選手への質問お願いしまーす」とアンケート用紙を配っていたので、皆それに質問を書いていたのですが、もちろんその時にはスタジオはブラインドが閉じた状態で、中はうかがい知る事が出来ませんでした。
 でもこちらから向こうが見えないという事は向こうからもこっちが見えないということ、余程「どれだけ人が来ているのかな?」と興味がわいたのでしょうか、  選手の一人がブラインドを指で広げてこちらをじーっと見ているんですよ。皆油断していたのでムチャクチャビビッていました(笑 (後に犯人は江添君であることが判明)
 19時にいよいよ公開録音開始。内容は選手ごとに10の質問をぶつけてリアクションを楽しむというもの。選手紹介では江副君が立ち上がって皆におじぎをしていました。写真よりもずっと男前ですね。
 質問のトップはドラゴンだったのですが、これがまあマイペース極まりなくって、結局9問しか答えられなかった。
MC「バレンタインの思い出は?」
斉藤「うーん…。(沈黙)ナイッすね」
 万事が万事こんな感じ。MCコメント引き出そうと必死でした。
 次はトミー、こちらは実に歯切れが良かった。声もええこえ~(おかけんたゆうた)でしたし。コメントも丁寧で、安心して見ていられました。廣長さんの引退パーティーでは涙を流していたという話も。若手のまとめ役だったので、引退されたのは寂しいという事でした。
 軽快にトミーが受け答えしている間、次の番の江添君はずっと目線が泳いでいました。緊張しているのがこっちにもわかるくらい。
 そしてその江添君の番。本番には強いタイプなのか収録時はしっかりとコメントしていました。ちょっと線の細い感じはしましたけれど、結構言う事は言ってました。
MC「一番影響を受けたのは?」
江添「父親ですかね」
MC「(ええ話に持っていけそう!)それはどんなところが?」
江添「えーっと親父がスケベなんですが、そんなところですね
 その後の話は是非放送で(笑
 名誉の為に良い所も。「見てほしいプレー」は味方へのコーチングだそうです。ルーキーにはなかなか言えないことですよね。「学生時代から知っている」トミーとも意思疎通が出来ていました。是非ディフェンスリーダーとしてがんばってほしいもんです。
 ラストは全員に質問する形式でしたが、ここで一番ハジケたのがドラゴンでした。
 好きなアーティストの話になった時に、突然覚醒。
MC「斉藤さんは誰が好きなんですか?」
斉藤「尾崎です(これだけ即答)
 以後延々と尾崎に対する賞賛…。いや別にいいんですが。今までの沈黙はっ!?
 ただこの後の質問では今までとは違うドラゴンの決意が見て取れました。まず「優勝したら何かしてくれますか?」という質問には
「そういう事を考える前にまず優勝を目指したい」
 と、冷静に返答。さらに収録後のトークで、「年末年始はどうすごしていましたか」との質問に
「ずっと走りこんでました。だって去年のあの成績じゃゆっくりもしていられないじゃないですか」
 と、力強く語っていました。今年のドラゴンはかなり期待していいかも。というか期待したいな。
 寒空の下ずっと待っていた甲斐が有った収録でした。笑えるところも有り、決意に胸躍らせるところも有り、あっという間の1時間。今年は選手としてもかなり手ごたえが有るシーズンとの事ですので、開幕戦から大注目です。

1/26/2005

公開録音いこうかな。

Cerezo Official

毎日放送ラジオ「アニモセレッソ」公開録音のお知らせ

1月26日(水)午後6時45分頃より「なんばパークス」MBSサテライトスタジオにおきまして、毎日放送ラジオ、日本ハム提供「アニモセレッソ」の公開録音が行われます。是非ご来場ください。
詳細は次のとおりです。

日時:2005年1月26日(水) 午後6時45分ごろ

場所:なんばパークス1階 カーニバルモール内「パークスラジオパラダイスMBS」

出演選手(予定):斎藤選手、下村選手、江添選手 以上3名


 うーんどうしよう、行こうか行くまいか…。仕事上がりの時間を考えるとギリギリだし。この3人ならギャルサポ多いだろうし…。


 一応場所の確認はしたんですよ、なんばパークスのホームページで。昔大阪球場があったところなんて知ってる人も少ないか。

p03_02.jpg


 ちょっと気が引けるのは確かなのですが、期待の新人江添君のナマの声が聞きたい(クレバーってことなんで)のと、下村の今年にかける意気込みがどんなものか知りたいんですよね。

 特に下村はレギュラー獲って、大型ボランチとしての地位を不動のものにしてほしい。今年一番期待している選手のホンネなんか聞いてみたい。

 斎藤だっていつまでも斎藤(笑)なんていわれていていいわけないですからね。もともと学生時代は注目されていた選手、良い意味で期待を裏切ってほしい。


 前目の選手が目立つセレッソですが、守備陣がダメなら元も子もない。その意味では若手のDFやボランチの選手に期待しているんですよ。

 柳本は怪我が多い選手ですし、千葉はカードコレクター、外国人選手もずっとセレッソにいるわけではないですし、当たり外れの問題も有りますからね。


 ここまで書いてきて無性に行きたくなってきてしまいました(笑 ちょっと恥ずかしいですが、おっさん一人がんばってきます。できればレポートとかもしますんで、どうぞよろしく。





眞中コールをもう一度。

 またまた狼里ちゃんところで面白そうな事をしていますじゃあないですか!!(発起人はつくづくノリやすいさんですね)

眞中さんの引退試合が見たい!と思った方はトラックバックで繋いでいきましょう!(コメントも受付中)もしかしたら現実となるかも?


 ヤンマー時代は釜本さんの引退試合が有ったようですが、セレッソで引退試合となると初めてになるのかな?ともかく観てみたい!そしてコールがしたい!!

「オー、マナカ!(ドンドン) オー、マナカ!(ドンドン) オー、マナカ!(ドンドン)マッ、ナッ、カッ、ヤスオ ゲットゴール!!」


 んで、fromthemorningさんもなかなか粋な事を書いてらっしゃいます。

で、で、で、どうせやるんだったら、横ちんやら古賀さんやらそれこそ梶野兄弟やら勝矢さんやら元セレッソな方々が結構な数いるわけですし、みんな出て貰って、セレッソ11年めの新たな門出を祝うと…良いと思いませんか?


 これも面白そうな話ですよね。これなら今年はハードスケジュールの現役選手に負担を強いる事も無いですし(実際引退試合するとなったらここが一番ネックだと思うんですよ)ぐっと現実的です。

 私からお願いが有るとすれば、相手チームのDFに是非お兄さん(幹夫さん)を入れてほしいなって事ぐらいですかね。実際お兄さんって眞中さんの一番のサポーターだったんじゃないかなあって思うんですよ。だから最後の花道にお兄さんの存在は欠かせないでしょ。出来れば終始兄弟マンマークでいってほしいな。


兄弟.jpg


<「ヤス!」「兄さん!」ポートピア連続殺人事件じゃないけど(笑>



 出来れば場所は長居がいいんですが、場所はこの際どこでもいいです。眞中さんが一番やりたいと思う場所であれば、例えカシマスタジアムでも行きますよ。本当に最後の試合なら、それくらいのリクエストには応えなきゃ。


 それからブログを持っていない人で、引退試合開催に賛成の人は、ここでも狼里ちゃんとこでもコメント入れてくれると有り難いです。

 トラバだけだと、つながりがブログ持ってる人オンリーになってどうしても「一部の意見」で終わっちゃいますから。捨てハン使って一言「賛成」って書き込むだけでもいいですからご協力お願いします。


 もし意見やトラバがたくさん集まれば、メール送ってもいいですし、サポーターズコンべンションの質疑応答で意見言うのもいいかなと。少なくとも私はコンベンションに行く予定なので、嘆願書持って行ってもいいですよ。


 神田の生まれじゃないですが、こういうイベントを仕掛けるのが大好きですし、眞中靖夫さんに対して、選手としてだけでなく人間としても心酔している私としては、この話は絶対にポシャらせたくないと思ってます。結構本気です。








1/25/2005

嘉人の元気のバロメーター。

 試合から一夜あけて、いろいろと情報が飛び込んできていますが、嘉人を含めた選手達の反応が面白いですね。

ニッカンスポーツ

大久保本領!ベッカムとケンカ/スペイン

(前略)

ベッカムが興奮して右ひじを振り上げ「お前、ひじを使うな!」とばかりに、罵声を浴びせながら詰め寄った。対する大久保の顔に怒気が浮かぶ。険悪なムードにブラジル代表DFのロベルト・カルロスが割って入る。大久保はその仲裁役の顔も威嚇するようににらみつけた。

 大久保は「向こうが何か言ってきたから、言い返してやった」と吐き捨てた。後半40分の直接FKで、スペイン代表DFエルゲラと小競り合いを演じたが、それをベッカムから見とがめられた。DFとFWの激しい位置取りは当然。ベッカムの指摘にカチンときた。


スポーツナビではこんなコメントも。

 試合は1―3で敗れた。突破口を探ったものの、自らのシュートは0本。「裏のスペースへ出せと言ったんだけど、チャンスで味方にミスが出て…。サッカーにならんわ」。前線で孤立していた大久保は悔しさをぶちまけた。
 相手DFと接触してから小競り合いになるシーンもあった。「何か言ってきたから言い返してやった」。闘志は健在。ベッカムになだめられ、ようやく怒りを収めた。


 今まで借りてきたネコみたいだった嘉人でしたが、だんだんと温まってきたようです。いろんな意味で。ベッカムとの「口論」は英語と日本語でお互いを罵りあったとのこと、お互い何言ってるのか判らなかったでしょうね(笑


 ラフプレーは賞賛されるべきではないですが、ファイティングスピリッツというか、闘争心というか、そんなものが実は嘉人と他の日本人選手の違いなわけで、それを押し出せる、押し出そうと思えるようになった、というのは良い兆候だと思います。

 四日前までは「手術するかも、試合に出られないかも」とへこんでいた嘉人が、試合後ここまでのコメントを出せるということは、体調も徐々によくなっている証拠でもありますしね。

「次が一番大事。もう全部勝ちたい」


 セレッソの時も、この言葉が出てきてから、チームが変わり始め、入れ替え戦をギリギリ回避することができました。マジョルカのサポーター達も一部残留を願っているはず。


 レアル・マドリードの選手とガシガシ削りあいをしたんですから、もう怖いものは無いでしょう。膝の調子は引き続きケアを続けるとしても、十分リーガで通用するプレーを見せてくれると思いますよ。心配はカードとパスの出し手ぐらいかな。チームメイトに文句が言えるようになれば、もう怖いもの無しです。






マドリード戦論議で感じた「温度差」。

スポーツナビ

早くもクーペルの信頼を得た大久保=スペインL

 後半19分から途中出場――。彼の登場が、チームにとってポジティブな試合結果をもたらすことはなかったが、チームにおける彼のポジションを理解するのには十分な交代劇だった。

(中略)

「レアル戦で無理をしては、他の残り試合への出場を失う可能性にもつながる。われわれは、その危険性を十分考えなければならない」とコメントしたクーペル監督自身が大久保をピッチへ投入した事実は、彼の大久保に対する期待と信頼の高さを示している。復帰へ向けたリハビリプランがなかなか定まらない中で、唯一変わらなかったのは、クーペル監督の大久保への信頼だった。


050124_205623.jpg


<またしても一面一番乗りは大スポ。誰か嘉人好きでもいるのかな?>


 嘉人自身も思ってもみなかった形での移籍二試合目となりました。正直な話メンバーに入る事すらなかっただろうと思っていた私はすっかり寝てしまっていたのですが、試合後も足の違和感は無かったようで、少しほっとしています。


 しかしやはりぶっつけ本番、しかも一人少ない状態ではレアル・マドリード(レアルと訳すとにわか扱いされるらしい)相手に活躍する事は難しかったのでしょう。殆どボールに触れず、見せ場も無かった様子。2ちゃんなどでははやくも「バッシング」をしている人もいます。


 こういった人達を見ていると「人を卑下して何が面白いのやら」と思ったりします。「お前らも嘉人をサポートしろよ!」なんて無理強いをするつもりなんて毛頭無いですが、人を貶めて悦に入るなんて事は、卑下された対象も(もし知ったとしたら)あまりいい気分では無いでしょうし、当人にとってもあまり得るものの少ない行為だと思うのですが。

 もちろん「建設的批判」はその範疇ではありません。日本人って批判はよくするんですが、「だったらどうしたらいいの?」という段階に入ると、急にトーンダウンしてしまいますよね。国民性なのかな。


 サポーター(の、つもり)の私でも、例えば何試合も結果が出ないとか、プレーがぬるいと思えば、「何やってんだよ!」って言葉の一つも出てきますけれど(その前に小嶺御大か奥さんが電話するだろうけれど)まだ2試合、120分くらいしか出場していないわけで、もうちょっと暖かく見守ってはどうかななんて感じています。


 こちらも「国民性」なのか、日本人ってちょっと活躍するとすぐ持ち上げて、少しでも陰りが見えると叩きまくるってくせが有りますよね、これってスポーツのみならず、他の分野においても人材を育てる上では一番やってはいけないことだと思うんですよ。

 じゃあどれくらいのスパンでものを見ればいいのかなんて聞かれても「わからへん」わけですけれど、少なくとも嘉人は半年契約なわけですから、その間のトータルで見ている方が無難かなと思うんです(ですから本当はレアル・マドリード戦は休んでほしかったんですけれど)

 そこまでいって結果が出ないのなら、そこで改めて「ここがいけなかった」「こうした方が良かった」と論じればいい。彼自身まだまだこれからの選手なんですから、活躍さえすれば、仮にマジョルカがダメだったとしても、またオファーがかかるかもしれない。その時にそれまでの失敗を糧に出来ていれば、それで問題はないでしょう?


 まあ、すごくはしょって言えば「ちょっとやそっとで騒がない」って事です。ゲルト・ミュラーだって得点できなかった試合はあったし、ペレだってトラップミスぐらいはするでしょう。ましてや22歳の若者が、愛する妻を置いて遠く離れた異国でがんばろうってんですから、全てが順調なんてむしろ不自然でしょう。まあじっくり観ていなさいって!!






1/24/2005

名将帰りて英傑泊に揃ふ。

 今日は忙しいな。

Cerezo Official

塚田 雄二氏 育成統括ディレクター就任のお知らせ

日本サッカー協会の塚田 雄二氏がセレッソ大阪育成統括ディレクターに就任することが決まりましたのでお知らせ致します。
なお、塚田氏はユース総監督、U-18監督を兼任いたします。


s_tsukada.jpg


 塚田さん(監督じゃなくてさん付けしてしまいますね)は料理人に例えれば「どんな素材でもその旨みを引き出して、それなりの料理に仕上げる」タイプの人ってイメージがあります。決して大きな店を構るわけではないのだけれど、路地裏で食通しか知らない小料理屋を営んでいるような。

 そういう意味では育成部門のトップというのは塚田さんにとって最善のポストのような気がします。有り合わせでもいい料理を作る人が、その素材を一から作れる「畑」をもらったのですから、その畑で結実した才能を素材にしたら…。

 一朝一夕に成果が出る部門ではないですから、そこら辺はある程度我慢する必要が有るでしょうが、本当に楽しみな人事です。セレッソは特に若手育成に関してはいろいろと言われてきましたから、塚田さんを核に盛り返してくれれば、チームの地力も上がります。本当に期待していますよ!!





さらば愛しき危険たちよ。

 新外人の発表の陰に隠れて、ラデリッチの契約解除(解雇じゃないんですね)が発表されました。

Cerezo Official

ラデリッチ選手の契約について

弊クラブではラデリッチ選手との契約を解除いたしましたのでお知らせいたします。

■Jリーグ出場記録
         リーグ       カップ      天皇杯
��004年 J1 15試合/0得点 5試合/0得点 0試合/0得点


ラデリッチ.jpg


 ラデリッチといえば思い出すのが1st14節神戸戦での同点ボレー。土屋の背中に当たってオウンゴールとなった為、結局記録上は0得点になりましたけれど、あの1点が無ければ入れ替え戦行きだったんですよね。

 あの試合はバックスタンドで観戦していて、試合内容のまずさにうなだれて席を立った初老のセレサポに「勝ち点1がとれましたやんか。この1点が後で効くかも知れませんで」と励ましていたのですが、本当にそうなった形ですね。


 「ラデリッチじゃなけりゃ点は取られなかった」という失点がそれ以上に有るので、擁護はしませんが、別に彼やカブラルは手を抜いていたわけじゃないんですよね。彼らをここまで引っ張ってきた大倉氏のミスリードの被害者といったら、両者にあまりに失礼ですけれど。


 今後は母国に戻るとの事。まだ若いですし、これから大阪での辛い経験を生かしてほしい。終盤なんかは完璧とはいえませんが右のストッパーとして機能していましたし、足の速いスイーパーがいれば、そんなに酷い選手じゃないですよ。




1/23/2005

好漢集至梁山泊

Cerezo Official

ブルーノ クアドロス選手・ファビーニョ選手・ゼ カルロス選手獲得のお知らせ

弊クラブではブルーノ クアドロス選手、ファビーニョ選手、ゼ カルロス選手の獲得が決まりましたので、お知らせいたします。
契約期間はブルーノ クアドロス選手、ファビーニョ選手が、2005年2月1日~2006年1月1日まで、ゼ カルロス選手が2005年2月1日~2005年7月31日までとなっております。


 この発表は本当に「遅いよー」だったのですが、

東京ヴェルディ1969 廣山 望選手移籍加入決定のお知らせ

東京ヴェルディ1969の廣山 望(ひろやま のぞみ)選手の弊クラブへの期限付き移籍が決まり
ましたので、お知らせいたします。
契約期間は2005年2月1日~2006年1月31日までとなっております。


 こっちは背後から当身を食らったような、本当に不意打ちでした。

 確かに廣山ってプレーは素晴らしいですし、インテリジェンスも持っている、今までのセレッソには欠けていたタイプの選手なのですが、なんとなく放浪好きというか、一箇所にじっとしているのがキライなイメージが有るんですよね。ちゃんと定着してくれるのか心配です。

 外国人には来年凄まじく痛い目を見ているので、本当にがんばってほしい。特にクアドロス、ファビーニョというチームの体幹を担う2選手には、今年のチームの浮沈がかかっていると言っていい、だから失敗してほしくない。

 備忘ブログさんによると二人とも上手く強い選手だということなので、あとは大阪の水に合うかどうかですよね。えーっとチームでポルトガル語が堪能な人っていえばこの人ですよね、やっぱり。面白おかしく大阪を案内してください、お願い。もちろん選手としても期待しているのですが…。

 そう思ってボランチのメンツを見ると、ファビーニョ、久藤さん、ヌノベ、トミー、濱ちゃん、中井君、藤本君、ですか、みんながんばってほしい選手ばかりですね。

 久藤さんは梨々花ちゃんが物心つくまで、昨年終盤のポテンシャルを維持してほしい。トミーは器用貧乏に終わらずに大型ボランチとして本業で監督を唸らせてほしい。藤本君には明日のセレッソを背負うくらいの選手になる、その一歩目をキチンと踏み出してほしい。

 ここがしっかりすればDFも楽になるし、攻撃の開始位置も高く、より強力になってくる。本当に大事なポジション。言わずもがなですが。


osaka1.jpg



 恐らく補強の類はこれで打ち止めでしょう。長居という梁山泊に、日本中、世界中から豪傑達が集いました。目標はもちろん頂点。と言いたいところですが、去年のような胃に悪い思いさえしなければ、というのが、アンダードッグの切なる願いです。





君死にたもうことなかれ

ああおとうとよ 君を泣く

君死にたもうことなかれ

末に生まれし君なれば

親のなさけはまさりしも

親は刃をにぎらせて

人を殺せとおしえしや

人を殺して死ねよとて

二十四までをそだてしや



与謝野晶子 君死にたもうことなかれ








ニッカンスポーツ

右ひざ骨折の大久保、レアル戦強行出場も


スポニチアネックス

大久保右ひざ骨折もレアル戦OK



1/22/2005

私は、弱者だと思う(たいだひかる調で)

 サホティスタさんとこからのネタなんで、もう既に「俺はファナティックかな」とか自己分析された方も多いと思うんですが、Football Caltureこんな記事が載っていました。

football-culture.jpg


チームに変わらぬ忠誠を誓う

忠誠心は不変なのか、1シーズン限りのものなのか?

アラン・タップ博士は、フットボールファンのチームに対する不滅の忠誠心に関して疑問を抱き、研究を行った。博士がその驚くべき研究結果ついて説明する。


 書き出しで、おおっ、なんかすげー難しそうだぜーっ!!とか思ってしまいますが、平たく言うとサポーターのタイプ別分類とその特徴に関するタップ博士(この人はウエスト・オブ・イングランド大学ブリストル・ビジネススクールの上級講師だそうです。そんな偉そうな人がこんな研究をしていて許されているのがイングランドらしいです)の一考察なんであります。


 ざっと見ていただいて、貴方は自分がどのタイプだと感じましたか?私は日本人サポーター(特にゴール裏)って「ファナティック」か「アンダードッグ」が多いように思うんですよ。なんか某氏が時々口にする「ここ来て死ぬ気で応援しねーヤツはサポーターじゃねぇ!」って言葉って典型的「ファナティック」の論理っぽくないですか?

 かくいう私も、多分「ファナティック&アンダードッグ」なんですけれどね。セレッソがJ2に落ちた時に相方の小宮山から「チームが無くなるわけと違う。観れる試合も増えるんやからええやん」と言われて「そうやな、こういう時こそサポーターががんばらんとな」と思ったりしたので。


 サッカー系ブログやっている人は「レパートリーファン」が多いんじゃないかな?面白そうな試合が組まれていれば、そこのサポーターでなくても観にいって見聞を広めたいと思う。それって純粋にサッカーが好きな人の思考ですよ。自分が好きなチームも「がんばれーっ!」というより「うんうん、○○はクロスの精度が上がったな」という感じで観る。ちょっとクールなタイプ。


 こうして分類分けして頂けると、よくある「スタジアムでの揉め事」も何となく理解できなくは無いですよね。タイプごとそれぞれに試合を観に来るスタンスが違うのだから、そこに摩擦が起きても不思議ではない。長居第二使っていた頃なんてゴール裏でも「立つな!見えんがな!」なんて平気で言う人も居たし。


 日本にプロサッカーリーグが出来てもう13年(まだ13年って見方もできますが)「ファナティック」や「レパートリーファン」「アンダードッグ」といった比較的コアなサポーターの開拓はかなり進んできていると思います。この記事を見ている方の中にも、年間10試合以上はスタジアムに足を運ぶという人はたくさんいるのではないでしょうか。

 でも、これからさらに観客数を増やすのであれば、カジュアル型のような比較的ライトな人たちも、気軽に足を運べるスポーツになっていかなくちゃいけないかもと考えたりしています。

 毎試合同じ場所に行けば知り合いのサポーターばかりというのもアットホームでいいんですけれど、そういうのってなんとなく閉塞的じゃないですか?

 上手く若い初心者サポーターを呼び込んで「世代交代」をしていかないと、いつかサッカーも「おじさんのスポーツ」と呼ばれてしまう時代が来るやも知れません。とりあえず我が家ではサポーターの高齢化に歯止めをかけるべく、おチビちゃんを出来る限り長居に連れて行こうと思っています。






嘉人無理すんな!!

 友人に、医者から「骨折していたね」と言われたヤツがいました。「骨折しているね」と言われた方は多いでしょうが「骨折していたね」といわれた人間は私の知る限りそいつぐらいです。

 友人も最初は「ハァ?」という感じだったそうです。なにせ骨はその時点ではどこも折れてなどいないのですから。病院で検査を受けたのも別の体の不調からでしたし。

 ただ専門の医者が言うには友人の足の骨(くるぶしあたり)の形状が明らかにおかしく、一度剥離したものが添え木やギプス無しで放置され、変にくっついて自然治癒したとしか考えられないとのこと。

「おまえ気がつかんかったのか?」

 と聞くと平気な顔で


「痛かったけれどめんどくさかった

 なんていうすさまじい答えが返ってきました。そういうヤツもいるんだねってことで。

スポーツナビ

マジョルカ大久保、ひざの骨が欠けていた=スペインL

(中略)

練習後にチームドクターの口から出たのは「わずかに膝蓋骨(しいつがいこつ)が欠けていた」という言葉。順調と見られていた治療経過も一転し、23日の対レアル・マドリー戦への出場は微妙な状態となった。


 ただこの骨折は絶対に無理してはダメでしょう。関節にも近いし、利き足だし、何より今は無理をする時期じゃない。


 膝蓋骨を痛めると、関節の稼動が困難になる、歩行に支障をきたす何てこともあるようです。(こちらのページに判りやすい説明が載っています。ただリンクを開くと施術画像等が置いてありますので自己責任で)

 下手に試合に出て怪我を悪化させ、自身の身体的な伸びしろを消してしまうよりは、ここはこらえてしっかり治療がベストな選択だと思います。サンチャゴ・ベルナベウのピッチには、来年立てばいいじゃないですか。


 確かに「早く結果がほしい」というのは偽らざるところでしょうが、幸か不幸か嘉人が欠場した試合でチームは惨敗、逆に存在感が大きくなっています。終盤戦になれば「背に腹は替えられん」と強行出場の指令が下る可能性だってあるのですから、ここはしっかり休んでくださいよ。






1/21/2005

あのバーで会おう。

 よく考えるとサポーターズコンペンションの翌日はもうW杯最終予選の北朝鮮戦なんですねぇ。

 で、関東じゃ国立でパブリックビューイングなんてやるそうですが、関西じゃどうなんだろ、と調べてみました。


 まずは大阪じゃ定番なんばのスタジアムカフェスポーツバー

 予定どうりというか当然というか、普通に放送していただけるようです。特に予約とかも必要ない様子。電話をかけたら「是非お待ちしています」との事でした。モニターもでかいし、普通に騒ぎたいならここかな?


 次に本町のエニースタイル

anystyle


 ガンバ系のお店らしいのでセレサポとしてはちょっと気がひけるところですが、こちらも中継予定。ただし事前に予約が必要らしいので、ホームページから電話番号を調べてご予約下さい。

 逆に予約制なので飛び込みで入って「満員だよ」「モニター見えねえよ」「金払っただけ損だったよ」なんて事はないでしょう。9日に絶対に行ける!という人はこっちがオススメ。


 で、最後は男気あふれる歌舞伎ぶりを魅せる東心斎橋のアイリッシュバーMURPHY'S

MURPHY'S


 ホームページでは何も書かれていなかったので、電話作戦。

「ハーイ、マーフィーズデス」 

「もしもし?」 

「オー、ニホンゴ、アシタOK、ワカラナーイ」


オイコラ面白いぞ(笑


 何とか英語と日本語のちゃんぽんで応戦。

「あー、ねくすとまんす。ココノカ。キュウニチ。OK?なしょなるちーむばーさすのーすこりあまっち、ホウソウシテマスカ?」 

「オー、ヤー!ヤッテマス!イラシテクダサイ!」

 嘉人ゴメンよ。私も多分スペインに行って現地の人に話しかけられたら多分「ビエンビエン」しか言えないよ。

 まあ、何はともあれやってくれるようです。美味しいビール飲みながら観戦するならMURPHY'S多分大方の人はスタジアムバーに流れちゃうだろうし、ゆっくりしたいならここ。


 家で観戦ってのもいいんですが、やっぱり喜びはみんなで分かち合いたいですからね。スタジアムに行くのが一番なんですが、チケット取り損ねた人は、バーで騒ぐのもいいですよ!





人それを徳と言う。

ニッカンスポーツ

さむら~い


クペル監督「びびるなよ、大久保」

 大久保は殺気を感じた。振り向いた先に、剣道の構えをしたクペル監督。「ロナウドやジダンにびびるなよ。お前、侍なんだろ」。話した後で、刀を振り下ろす動きを見せた。内容を通訳から伝え聞いた大久保は「言葉がしゃべれないから笑顔で返した」と苦笑いした。


 クペル監督ってこんな茶目っ気の有る人物だったでしょうか?OKサイン両方向@Football park05-06さんの記事を見る限り、かなり厳格そうな感じなんですけれどね。

クーペル


私のイメージするクペル監督に一番近い画像



 まあクペル監督はロナウドに対してかなりの恨み辛みが有る様子。が有るようですし、今一番勢いのある選手に期待する、というのも判らないではないですが、なんか日本もマジョルカも嘉人に対して期待が過剰になってないですか?心配だったり…。


 でも本当に嘉人は人に好かれるのが得意ですよね。得意というか、まわりから嘉人に近づいてくる。別に打算とか無しに。本当に友達になってくれる。ありがたいと共に、これも才能の一つなのかなぁと感じる事がありますね。


 友達が少ない私のような端っこの人間には、嘉人のように自然に友達が出来る人気者は本当に羨ましいなと思います。友人はお金に代えられない一番の財産ですからね。また、その財産をしっかりと生かしている。本当にすごい人だよ。


1/20追記


りんでんばうむさんとネタがかぶった~!!



 う~ん。ニッカンの記事はかなり面白かったからな~。投稿する前にはキチンとかぶってないか確認します。すんまそん。





1/20/2005

サポーターズコンベンション

Cerezo Official

「セレッソ大阪 サポーターズコンベンション」開催のおしらせ

(前略)

この「セレッソ大阪 サポーターズコンベンション」は、これまでの現状報告・結果報告・質疑応答の場であった「サポーターミーティング」から一歩進み、サポーターとクラブがひとつになって新シーズンに臨む為の催しとして、今後も各シーズン前に開催していく予定です。


 日時も時間もちょうど空いているし、今回のコンベンションは絶対に参加します。今まで妙な日時で時間が取れなかったので、初参戦です。


 でもよくよく考えると、なんでこの時期なの?って疑問がわいてくるんですよね。シーズンの結果報告ならもっと早くでもいいはずだし、新加入の選手の紹介や、質疑応答にわざわざ600人も入るホールなんて借りるもんなのかな?

 心に引っかかるのは昨年のファン感謝祭。ちょうど暗黒時代真っ只中での開催で、微妙な空気が漂っていたと伺っています。


 で、今の時期って一番サポーターが期待に胸膨らませている時じゃないですか。そういう「一番反感をかいにくい時期」に、こういう厄介事はさっさと済ませてしまおうなんて考えてません?さすがにそれは考えすぎなのかな。最近猜疑心全開の私でございますよ。

 でもこんな注釈が入っていると、そうかなぁ。なんて思ってしまいます。

※なお、「サポーターズコンベンション」の内容は、他クラブに有益にならない範囲において、
後日、当ホームページにて掲載いたします。会場での録音や個人ホームページにおいての詳細発表は固くお断りいたします。


 仮にもサポーターなんだから、こんな事書いたらまずいな、なんて事は書かない筈だし、参加したくても出来なかったサポーターの事を考えたら、様子ぐらい書いても別に問題ないかなと思います「節度有る公開に留めてください」程度で良かったように感じるのですが…。


 別にサポーターって常にフロントに対して敵意を燃やしている存在じゃないんですよ。ただチームが勝ってくれて、喜びをみんなで分かちあえれば、十分満足なんです。だからチームを少しでも良くしようという行動に関しては、その成否に関わらず評価してくれると思いますよ。

 逆に言えばそれとは違うこと、つまりチームに対する愛情が感じられない行為には、批難が行くのは至極当然でしょ。それを理解してもらえたら、サポーターに対する恐怖心なんて無くなるでしょう。


 フロントとサポーターの距離が近いチーム、意思を共有しているチームって、なんだかんだ言ったって強いですよ。成績もそうだし、組織としても強い。こういう会合で、少しずつでもそんなチームを目指していけたら、それはうれしい事です。






残る後味の悪さ。

Jubilo Official


村井 茶野


村井慎二選手 ジェフユナイテッド市原より完全移籍


この度、ジェフユナイテッド市原 村井慎二選手(MF)の、ジュビロ磐田への完全移籍が決定しましたのでお知らせ致します。


茶野隆行選手 ジェフユナイテッド市原より完全移籍


この度、ジェフユナイテッド市原 茶野隆行選手(DF)の、ジュビロ磐田への完全移籍が決定しましたのでお知らせ致します。


 イヌゲノムさん、なのはなユナイテッドさんらの奮闘も空しく、二人はジェフを去っていきました。


 この件に関して、部外者としては本当にすっきりしないものが有ります。

1. なぜ二人は「出ていこう」と思ったのか。

2. なぜジェフフロントは最後まで二人を引き留める努力をしなかったのか。


 1.に関しては、まだ手がかりが無いでは有りません。ジェフは過去中西や下川といった主力を手放してきてきた「前科」が有ります。

「いつかは自分もこういう目に会うのでは」

 と思っていた可能性は、残念ながら0とは言えないでしょう。


 ただこの「悪い循環」を断ち切るチャンスが、市原のフロントには有ったのではないでしょうか?

 手塩にかけて育ててきた選手を意地でも留意させる事で

「ああ、フロントは我々を大事に考えてくれているのだ」

 という気持ちをチーム内に芽生えさせる事も出来たはずです。少なくともオシム監督と直接面談させるまで引き伸ばせれば、違った結末も有ったかもしれません。

 しかしサンケイスポーツの記事にある「出したくはないが、本人たちが(移籍したいと)言っている以上は仕方ない」という淀川社長のコメントには、そうした執着が全く見られません。このあたりは「中田浩二移籍拒否」を頑なにしている鹿島フロントや、アキを粘り強く説得した西村GMとは好対照です。

 この"2."の部分が、本当に納得のいかない部分です。いくらジェフが良い選手を育てても、ビッグクラブのオファーがあれば、留意もせずに売りに出す。そんなチームがサポーター達に夢を与えられるのか、よく考えていただきたい。


 この一件で磐田は今シーズンの「ヒール役」となりそうな様子です。少なくとも蘇我スタジアムでのジェフ戦は、今までとは違う雰囲気の中でプレーすることになるでしょう。ただ山本ジュビロが「ヒール役」を演じるに足る成績を残せれば、という前提は有りますが…。





1/19/2005

そろそろコミティア。

 自分で言うのもなんですが、夏休みの宿題は早め早めに済ましておくほうでした。8/20ぐらいにはほぼ全部出来上がっているというのが当たり前で、でも他の友達はその頃からスパートをかけたりするので、一人で寂しく夏の終わりを感じていたものです。


 さてさて、「関西コミティア」なる同人誌即売会に毎回出品しとるわけですが、これが年2回、春と秋にあるわけです。

 今回は5/29日(日)に開催なので、ふつーの同人野郎は4月あたまあたりからスパートなのですが、わたしゃ睡眠時間削って原稿書くと、かならず品質が劣化するので、長めに時間を見ておいて、先に原稿を済ませる事にいたしました。


 というわけで、ルナフチの更新頻度がちょっと落ちます。といっても毎日「ジェフしっかりしてよ」とか「北朝鮮選手のニックネームってどんなよ」とか「トルシエとジーコのガチンコファイトが見たいぜ」とか「新外人まだー?」などと考えているので、1日何も無い、って事は無いです。

 まあこのブログに毎日足を運ばれる奇特な方がいらっしゃるかどうかは判りませんが、そういう事ですので、何卒ご理解を。


「無問題?」「Muy bien!」



/media/2005-01-18T121503Z.JPG


 つくづくのりやすいさんの記事を見ていて、腹を抱えて笑っていたわけですが、ふと昔の映画のことを思い出しました。みなさん「無問題(モウマンタイ)」という香港映画を覚えておられないでしょうか?

/media/2005-01-18T121507Z.jpg



 主人公(99の岡村隆史)が恋人を追って香港にやってくるのですが、知っている広東語は「無問題(大丈夫!)」だけ、それが仇になってさまざまな危ない目にあうというコメディ映画なのですが、なんとなくこの試合の嘉人と主人公がダブって見えてしまうんですよね。

一番印象に残ったのは、怪我をしたあとに
「大丈夫か?」って聞かれて、

『ビエン、ビエン(bien=”大丈夫”)って言ってた』


 本人は「助けてくれー」という心境だったようですが、幸か不幸かそんな会話ができなかった。ぱっと出る(無意識に口に出せる)単語はbienしかなかった。そりゃ交代されないわな(笑 話すのが無理なら手でバツじるしでもすればいいのに…。

 でもこの時もし嘉人がスペイン語が堪能であったら、少なくとも「無理だ」という意思表示ができていたら、あのアシストもゴールも生まれなかったわけで、『あの状態でゴールを決めるなんて信じられないよ』、『Yoshitoは強い精神力の持ち主だ』という高い評価も無かったんですよね。つくづく嘉人の運の強さを感じます。


 逆についてなさ最大なのが同じリーガ、ヌマンシアのイ・チョンス。SOCCER UG BLOGによると、なんと33試合無得点中とのこと。

/media/2005-01-18T121508Z.jpg


 嘉人がリーガに移籍する際にNumberからコメントを求められると、「彼と僕とは無関係だから」と前置きしながら結構熱く語ってくれています。(以下はSEXYFOOTBALL@日本代表さんの記事を借用しております)

「とにかく・・・・・・一年目は本当に難しいんだよ。仲間から信頼を得て、パスを出してもらうこと、それ自体が難しいんだ。」


「何よりはまずスペイン語を話すこと。どんなに下手でもいいから、自分から他人 に交わろうとすることが絶対大事なんだ。もしパスが来なくても諦めず、自分からチームに溶け込む努力、仲間と交流しようとする事が必要だよ。」


 誤解の無いように言うなら、イ・チョンスが1年間ノーゴールでも契約を続けていられるのは、こうした努力を積極的に行っている姿が評価されたからではと思っています。

 きっと、ポテンシャルは高いものを持っている、後はコミュニケーションだ、というところなんでしょう。

 ところがスペインにやって来て僅か3週間。「ヘイ!」と「オラ!」と「ビエン」しか(無意識には)出てこない嘉人がいきなり結果を出し、あまつさえチームメイトは「僕とYoshitoならいいコンビになれると思うよ」なんてコメントを出す始末。チョンス兄さんとすれば絶対面白いわけが無い。

<グッデイ2005年1月14日> チョン・グァンヨル記者


イ・チョンス、「大久保初ゴール?負けてはいられないよ」

「負けてはいられない」 
イ・チョンス(李天秀/24・ヌマンシア)が、心に固く誓い決戦を準備している。17日深夜1時(韓国時間)に行われるデポルティボ・ラコルーニャとのスペイン1部リーグのアウェーゲームに出撃するイ・チョンスは、「デビューゴールをこれ以上ひき延ばすことはできない」と覚悟を決めた。



引き伸ばしてたのかよ!!(爆笑



 一生懸命がんばってるのに結果が出ないチョンス兄さん。がんばってないとは言わないけれど、勢いで結果を出した嘉人。好対照の二人ですが、できれば二人ともがんばってほしいなと思ってるんですよ。だってこのままじゃチョンス兄さんかわいそう過ぎるもん。





1/18/2005

因果応報

因果応報(いんがおうほう) 

仏教用語。善悪の因縁に応じて吉凶禍福の果報を受けること。善因には富楽などの善果を受け、悪因には貧苦などの悪果を受けること。


 イヌゲノムさんのところによると、例の村井、茶野両選手の移籍話が難航しているようです。なんでも

先日の磐田との交渉が決裂したことを教えてくれました。磐田側、なんと移籍金を値切るようなマネをしたとのこと。なんつーか、バカじゃねーの。


 とのこと。ソースは2ちゃんジェフスレでは神格化されているチーム関係者(ないしはその知り合い)だそうですが、センター試験の問題も流出する2ちゃんですから、信憑性ありです(笑 

 まあ妙なところで変な真似をしたもんですな。「是非来てください、それなりの準備はしています」と言っておいて、いざ交渉の時期になって「えーっとこれ位にまかりませんか?」なんてこと言ったらそりゃ怒ります。

 両選手としてもチームが変わるというのは一大決心なわけで、変わるからにはちょっとでも誠意(お金が全てではないですが)が有るチームにしたいというのは当然かと。その意味ではこのマイナスは大きいかな。


 さらに追い討ちをかけるように「サッカー部のけんたくん」が「高校の後輩」山西を磐田から引っこ抜く模様。それにしてもこのおっさんもそういう断りにくいつてを最大限に利用してきます。

 清水では手薄な左サイドのスペシャリストという事で移籍すればほぼレギュラーは確定。本人の意思も固いそうです。こっちのソースも2ちゃんなんですが。


 さらにさらに、あのミキティ率いる神戸が藤田獲得の意思を明言しています。こちらはつてもなにもない札びら山積み作戦のようです。

 藤田本人が磐田との一回目の交渉を「レギュラーとして活躍したい」という意思を示しただけで保留した事から、神戸が横やりを入れてきたようですが、こっちはあまり可能性は無さそう。


 ただこれらの一件で、磐田サポも「大事な選手を失う事」がどれほど辛いか、理解してくれたかなと思っています。私がこの話題をよく取り上げるのは、ジェフサポとジュビサポのスタンスがあまりにも違いすぎたからなんですよね。

 「手塩にかけた選手を」というジェフサポと「お金があるところ、レベルの高い所に来たいと思うのは当然」というジュビサポ。ジェフサポを擁護するつもりは無いですが。やっぱりどうなの?という「違和感」は感じていました。

 山西の一件ではさすがに
670 :U-名無しさん :05/01/18 12:34:27 ID:vr35eo7xO
正直、茶のとるくらいなら山西残しておくれ

 なんて書きこみも見られました。世の中上手く回っているのでしょうかね。


 オシム監督も続投を前提に来日するようですし、この話題、もう少しいろいろ有りそうです。





眞中さんおかえり!!

Cerezo Official

眞中 靖夫選手 セレッソ大阪サッカースクール コーチ就任のお知らせ


題記の件、元セレッソ大阪所属(’99~’03.7)の眞中 靖夫選手が2004年シーズンをもって現役を引退し、今シーズンよりセレッソ大阪サッカースクールコーチに就任することが決まりましたのでお知らせ致します。

■眞中選手コメント
今シーズンからは、選手として学んだ12年間の経験を生かし、指導者として第2の真中靖夫、日本代表選手を育てたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。


 やったー!!言ってみるもんですね。

 田坂さんと違って、まだセカンドキャリアをどうするのかという情報がないのがちょっと心配なのですが、コーチとしても十分にやってくれる人だと思いますし、テレビの解説者なんかしても絶対面白いと思います。

 書いてた時は正直「どこのチームでもいいから眞中さんに手を伸ばしてくれ!」って思ってましたけれど。なんとセレッソに帰ってきてくれるなんて!!

指導者として第2の真中靖夫、日本代表選手を育てたいと思っています。

 ということですが、第2の、なんて言わず。優しく、強く、かっこいい眞中さんの愛弟子を大量生産して下さい!!


 ん?そういえばお子さんもちょうどスクールに入れるくらいの年頃では…。

まさか本当の眞中さん二世が生まれるのでは!?


 いつの日か、長居のスタンドで、また「オー、マーナカ!!」ってコールが聞けるかも。もしそうなったら嬉しすぎて悶絶するかも。ああ、また妄想が広がるなぁ。でもこんな夢が描けるような、すごく嬉しいニュースでした。ホント心までポカポカだ。


<追記>

眞中さん公式サイトにコメントが載っています。

これからは苦しい時やつらい時に私を支えてくれたセレッソ大阪、大好きなセレッソ大阪で指導者として再出発し第二の『眞中靖夫』を育てていきたいです。


 「大好きなセレッソ大阪」もうこのお言葉を頂いただけで…。。・゚・(ノд`)・゚・。




1/17/2005

愛娘洗脳計画。

「ニュースがないのがいいニュース」


 ということで充実の日曜日でした。まずは家内と愛娘、それに義弟くんと、いつも行ってる韓国料理店に。

 ここの料理はともかく何でも美味い。安い。量が多い。家庭料理の定番なら、とりあえず何でも食べられる。なにより

嘉人


 大久保がユンさんと来た事のあるお店なのだ(写真が携帯なのでぼやけてしまいました)

 いつも頼む上肉の盛り合わせと豚のカルビ、イカの炒め物をおかずにご飯モノはユッフェビピンパ。相変わらず美味しいので食べすぎた(笑


 その後は終日娘と遊ぶ。

「好きなスポーツは?」

「サッカー!」

「好きなチームは?」

「セレッソ!」


 よしよし、それでこそ我が娘。気合が違う。多少無理をしてでも長居に通った甲斐が有るというもの。

「今年はたくさん試合を観にいこうねっ!!」

「やったぁ~!!」

 うん、こっちが「やった~」だよ。いい娘に育ったもんだ。どうですか(笑


 さらにお絵かきにも変化が。

 ウチの愛娘、お絵かきはフォトショップでします。カラーピッカーなんて余裕で使いこなしています。

「おとうちゃん描いてよ」

「いいよ~」

「セレッソの服着せてね」

「オッケー」

 というわけで描いてもらいました。一番左の大木凡人みたいのが私です。

みっこ



 この子が大きくなる頃には、セレッソはどうなってるだろうか。

「おまえがまだ小さい頃、あそこにいる大久保監督がゴールを決めた試合に連れて行ったことがあるんやよ」

「この長居はな、ワールドカップの会場になった事もあるんやで」

「昔はタイトルなんて夢のまた夢やったんやよ、初めて優勝した時は嬉しかったな」

 そんな事になっていたら、本当に嬉しいな。






求められているもの。

 狼里ちゃんところでこんな記事が有りました。結果を見ていて思ったのですが、同じセレッソ系ブログなのに、検索語句のランキングがこれほどまで違うとは思いませんでした。

 ということで、ルナフチの検索語句ランキングを公開します。ヒット数とかは恥ずかしいので割愛。

 まずブログが開設された10月!カウントォ~ダウン!!

1 藤本康太
2 セレッソ
3 藤本
4 西中島南方
5 康太
6 熊本国府
7 国府
8 熊本
9 (文字化けの為不明)
10 キャプテン


 この時期獲得話が持ち上がっていた藤本選手の検索数が図抜けて多かった。情報も少なかったので、この結果かと。


 まだまだ続くよ11月!カウントォ~ダウン!!

1 大久保嘉人
2 西中島南方
3 ザスパ草津
4 降格請負人 山下
5 藤本康太
6 西中島南方 セレッソ
7 秋桜
8 スタジアムカフェ
9 徳重健太
10 大久保嘉人 セレッソ


 暗黒の11月。天皇杯では草津に苦杯を舐めさせられ、リーグでは降格圏をさまよっていました。そんな中での嘉人の移籍報道。7位の「秋桜」はその頃の記事のタイトルです。


まさに激動の師走。12月!カウントォ~ダウン!!

1 林田莉瑛
2 西中島南方
3 大久保嘉人
4 ミキティ
5 SAGEE
6 かみうらたけし
7 不明
8 リオネル・レコルベ
9 賽智
10 大久保嘉人 画像


 嘉人の結婚報道で莉瑛夫人がダントツトップ。「かみうらたけし」や「リオネル・レコルベ」がランクインしているのはご愛嬌?「ミキティ」は見事にトラップに引っかかったハロプロオタ達か?


そして昨年トータル。


 1 藤本康太

 2 林田莉瑛

 3 西中島南方

 4 大久保嘉人

 5 不明

 6 ミキティ

 7 ザスパ草津

 8 西中島南方 セレッソ

 9 降格請負人 山下

 10 かみうらたけし


 うーん、全体的にアクの強い語句が多いなぁ。藤本選手、莉瑛夫人、嘉人などは少しでも情報がほしい、というニーズが現れてますね。

 それにしてもなんで3位が私ですか!?キャラが立っているからか、あちこちで悶着を起こしたからか…。う~ん。


 それから圏外でしたが面白かった検索語句をご紹介。

「貴サイト様を拝見させて頂きました。ランキング上位を狙えるサイトだと感じております。 ☆ぜひとも当ランキングに登録して頂けませんでしょうか?」

 会ったんだろうな、トラックバックスパム。


「売れる 同人活動」

 売れてないんだろうな(笑 がんばれ!


「絶望」

 生きてください。


「嘉人 受け」

 うちは腐女子向けサイトでは有りません。


「大久保嘉人 住所」

 そんなものどこにも載ってないぞ(笑


「ハァハァ画像」

 そんなものも載ってないぞ(爆笑


 とまあ、イロモノブログとしてふさわしい結果になりました。これからもきわきわを綱渡りでがんばります。たまに落ちてるけど(笑





宮本のキャプテンシー

 セレサポならこっちの話題じゃないの?というところですが。計算あわないじゃんとかギャルサポ減るじゃんなんてあまりチームに関係ない話ですし、私としては責任感が出ていいんじゃないかな、くらいしか思いつかなかったので、こっちの話題を。

日刊スポーツなにわWEBより

G大阪宮本主将退任へ、監督「負担軽く」

指揮官は今季の主将について「宮本は外す。今年は代表で拘束される期間も長いし、チームでの負担を軽くしてやりたいと思う」と話した。


G大阪宮本、俺が日本の「主将」と宣言

日本代表DF宮本恒靖(27=G大阪)が15日、大阪市内でサッカー教室とトークショーを開催。W杯最終予選に挑む05年、宮本は故障で長期不在のMF中田英(フィオレンティーナ)が代表復帰した場合でも「主将」としてチームの先頭に立つことを宣言した。


 まあクラブチームのキャプテンと代表のキャプテンの話なんで、結びつける話では無いのかもしれませんが、クラブで3バックの真ん中が出来ないと判断され、キャプテンも「重荷になる」と判断された人間が、代表ではその役割を担っているという「ねじれ」が有るのが不思議だったので、取り上げました。


 人間にはその人に見合う「位」というか、「場所」があると思っています。画家には筆が、作家にはペンが、騎士には剣が必要。誰もそれを「重荷」だなんて思わないでしょう?

 むしろ何か言いたいけれど、今はキャプテンではないのだからと、自重する事の方が、長年キャプテンを務めてきた人間には辛いんじゃないかなと。

 そういう意味では今回の(今回も?)西野監督の行動には不可思議な部分が有ります。


 これがガンバだけの話であるなら、「自滅しとるで」程度で終わるのですが、今年はW杯予選の年、波風は少しでも立てないでほしいというのが心情です。

 いろいろとおしゃれプレーを連発してくれる宮本選手ですが、統率力においては他者の追随を許さないものを持っています。その能力を「封印」するのは、もったいない話だと思います。

 ジーコにも責任の一端が有ります。クラブチームとのコミュニケーションをないがしろにしてきた事で、こうしたねじれが生まれてきたということも言えるのですから。


 少しでもドイツに近づく為には、サッカー協会内の連帯が必要不可欠。そうした意識が無いなんて事はないと思いますが、ちょっと心配。






1/16/2005

土曜のヨシト日。

 まずはブロードキャスター。うーん、差しさわりの無いというか、ありがちな構成でしたね。いかにも「ヨシトはマジョルカでこんなに人気者なんですよ」という街の人のインタビューとか。

 食生活に関しては和食中心らしいですが、たまにはスペイン料理も食べているようですね。ウサギの肉は美味しいのかな?「三銃士」でもウサギのシチューが出てくるんですが、ヨーロッパではメジャーなジビエなんでしょうね。

この特集で一番の収穫はお義父さんが娘さんとよく似ていたのを確認できたことでしょうか(笑


 それからスーパーサッカー+。こっちは比較的面白かったかな。嘉人、シャツと写真本当に大事そうにしていましたね。やっぱりちょっと寂しくなる時があるんでしょうね。そういう時に見ているのかな。

そういえば私の横断幕はどこいったんだろ(^_^:)ゞ

 通訳の方はそういう孤独感をよく紛らわせてくださっていると思います。明るいし、嘉人も仕事付き合いというより友達と接しているようですしね。

 先週のやべっちFCでもプールに落とそうとする嘉人に「笑えんて、笑えんて」とホントにスペイン人ですかっていうくらいベタな関西弁を操っていました。


 いくらやんちゃといってもそこは22歳の青年。恋しい人には会いたいだろうし、いろいろと辛い時もあるでしょう。ここは活躍して完全移籍を勝ち取り、一日でも早く奥さんをマジョルカに呼んであげて下さい。





針小棒大にご用心。

 デビュー戦で鮮烈な活躍をして以来、テレビや新聞で嘉人関係の話題が載らない日は有りません。今日はブロードキャスターとスーパーサッカー+で特集組まれています。

 それは野球天国である関西の新聞社でも例外では有りません。日刊スポーツなにわWEBの嘉人関係の記事のバックナンバーを調べてみましたが、1/10以降だけでこれだけ有ります。


1/11(火)

大久保、次戦欠場…右ヒザ打撲で全治10日

味方は「当然!」敵は「ありえない…」

大久保夫人「予感」的中、寂しさ飛んだ

C大阪小林監督「大久保すごい」


1/12(水)

大久保23日レアル戦「絶対出る」夢舞台

大久保にメディアが命名「ラストサムライ」

新加入のロメオが大久保とのコンビ熱望


1/13(木)

マジョルカ大久保ギプス外し極秘トレ開始


1/14(金)

大久保ファンクラブ特例でチーム公認

大久保がチーム練習見学、週明けにも検査


1/15(土)

大久保2・9北朝鮮戦「行きたい」


 もちろん他の新聞も同じような状態。媒体に記録される情報量で言えば、身近であったセレッソ時代よりも、格段に増えているという皮肉な状態が有ります。

 ですがこれら全てが、有益であるとは限りません。むしろ少しでも嘉人の記事を「かさ増し」する為に作られた記事の方が多いように感じます。


 例えば上記の記事の中でも、13日の記事では「極秘トレーニングを始めた」とあるのに、翌日の記事では「23日Rマドリード戦に向けてリハビリを開始する予定だったが、練習見学に切り替えてチームメートの動きに目を走らせた」と、全く違う状態だと伝えています。そしてどちらが正しいのか、紙面からは伺う事は出来ません。


 我々受け手側は、これら玉石混合の情報の中から、正確なものを探し出さなくてはいけないようになってしまったのです。

 セレッソ時代なら、南津守に行った人の記事から、ある程度どれが真実なのかを知ることが出来ましたが、今はそれが適いません。


 唯一真実だといえるものは本人のサイトしかないのですが。それにしても布部選手ほど頻繁に更新されるわけでは有りませんし(笑 それを求める事も酷というものです。


 とどのつまり、私達は今膨大な情報の中にいながら、実は何も知らない、判らないという、とても歯がゆい状態の中にいるわけです。

 ひょっとしたら、もう真実はピッチの中にしかないのかも知れません。嘉人の一刻も早い回復と、試合での活躍を祈るばかりです。





1/15/2005

がんばれター坊!!

Cerezo Official

田坂 和昭コーチの契約について

題記の件、弊クラブでは田坂 和昭コーチとの契約期間終了後、今期の契約更新を行わないことを決定しましたのでお知らせいたします。

■本人コメント
S級ライセンス取得の為、チームを抜ける事が多くなり迷惑をかけてしまうので、クラブからのオファーをことわることにいたしました。1ヶ月近く悩んだ末の結論です。今シーズン2ndステージからトップチーム加わりましたが、沢山の経験をさせてもらったチーム、クラブに、そして、最後まで応援してくれたサポーターに感謝します。ありがとうございました。


 最初は「またお家騒動か!?」なんて思っちゃいましたけれど、どうやら田坂さんがライセンス習得に専念する為に自ら退団を申し出たようです。

 S級が取れれば、いよいよJクラブの監督になる資格が生まれます。情熱的な心と冷静な頭脳を持った「ター坊」、きっといい監督になれると思います。

ター坊


 現役時代はクレバーなプレーで、敵の攻撃の芽を摘み取るボランチとして活躍していました。平塚時代は天皇杯の獲得に貢献。セレッソの攻撃が田坂さんのラインで殆ど食い止められるのを見て「すごい選手がいるものだ」と思っていました。

 だから2000年にセレッソに移籍された時は、ものすごく嬉しかったのを覚えています。マサ、モリシ、ノさん、ユンさんがどんどんと攻撃参加できたのは、間違いなく田坂さんの存在があったから。


 その年の快進撃のおかげで、関テレがセレッソを扱った深夜特番を組んだ事がありまして、田坂さんはマサ、ジャンボと一緒になぜか陶芸をしていました。

 三人ともマグカップを作っていたのですが、マサは本当に感性勝負。ジャンボはホントにジャンボで、もはや土器(笑 

 そして田坂さんなんですが、本当に真剣に、繊細な手さばきで土をいじっているのが印象的でした。出来上がったのは本当にかわいいカップだったと覚えています。 みんなにちょっかいをかけられて、恥ずかしそうに笑っていました。


 クレバーで、ちょっとシャイだけれど、サッカーに対する真摯な姿勢は、誰にも負けない。そんな田坂さんが、やがて指揮官として長居に帰ってくる事を、本当に本当に、待っています。Forza! Kazuaki!!





傷は男の勲章?

スポーツナビ

大久保 23日レアル戦出る!

 デポルティボとのデビュー戦(9日)で右ひざを負傷したスペイン1部・マジョルカのFW大久保嘉人(22)が11日午後(日本時間12日)、患部を固定していたギプスを外し、松葉づえなしで歩行した。23日、アウエーで行われるレアル・マドリード戦出場を目指し、驚異的な回復力を見せている。

(中略)

 チームと医師は、欠場する16日のベティス戦はもちろん、レアル戦も無理させたくない気持ちが強い。しかし、大久保の強じんな体と熱意が周囲の考えを覆す可能性が十分に出てきた。


 うわっ、凄まじい回復力を見せてますね。嘉人はたまにこういう状態になるような気がします、足つってんのに走り回れたりなんてしばしばでしたよね。怪我している方がプレーに対する集中力が高まるんでしょうか。

 でも経験則で言わせてもらうなら、無理をしたツケって後から絶対に出てくるもんなんで、レアル戦も出来れば様子を見たほうがいいでしょう。「今回は見逃してやるわい」くらいの心意気で行きましょうよ。

スポニチアネックス

大久保に超過密スケジュール

(中略)

クラブ側が2月6日のマラガ戦に出場させる意向を示したもので、2月9日の北朝鮮戦に招集された場合、前日合流となる可能性が高くなった。



 もし目標がレアル戦だけであるなら、多少は目をつぶってもいいのですが、今年は大事なW杯予選の年、すぐ後には初戦、北朝鮮戦が待っています。ここにしっかりと照準を合わせていってほしい。

 何故か未だにゴール無しと、代表では結果が残せていない嘉人。ですが、ジーコがちやほやしてくれているうちにアピール出来れば、代表FW陣に定着するのも夢ではありません。


 「気合」は嘉人に無くてはならないものなんですが、怪我を悪化させれば自分だけでなく、チームにも迷惑がかかってしまいます。それにもう自分ひとりの体ではないのですから、自己管理もしっかりやってほしいと思うのです。

 怪我をおしてプレーを続ければ、当然選手寿命も縮まってきます。一試合でも多く嘉人の雄姿を見たいと思っている私と致しましても、グッと我慢で回復を待っていただきたいのです。





1/14/2005

眞中さんお疲れさまでした。

 りんでんばうむさんのところで眞中靖夫選手の引退を知りました。疑ったわけじゃないですけれど、ご本人のサイトで改めて確認。間違いないようです。


 眞中さんってものすごい努力家で、真面目で、明るくて、子煩悩で、家族思いで、もちろん選手しても素晴らしい人なんですよ。

 どんな時でも常に全力プレー。だから口が裂けたって「もう少しがんばって下さい」なんて言えない。眞中さんが引退する、と言ったということは、本当にもう限界だったんだと思うんです。ただ「お疲れさま」という言葉しか浮かんできません。


 1999年にセレッソに移籍。その年長居スタジアムで行われたファン感謝祭で、選手が一人ずつコールされ、サポーターのいるメインスタンド前に出てきたのですが、一人だけおどけてそのままピッチに行くふりをして、みんなの笑いをとっていたのが、眞中さんでした。

 2000年の快進撃も2001年の低迷期も、ずっと中心としてチームの為にがんばってくれた眞中さん。いつもいいところでとんでもないミドルを決めたり、とにかくパワフルだった印象があります。


 2001年には柏戦でJリーグ記録になる3分間でのハットトリックを達成!あの試合は生観戦だったのですが、もうテンションが上がりっぱなしで、気が付くと涙と鼻水で顔がぐしゃぐしゃになってしまいました。


 眞中さんとは何故かスタジアム以外の場所でばったり会うことが度々あったのですが、いつもお子さんと一緒で、優しいパパの顔をしていました。本当にいい人なんだなあ、眞中さんがいてくれるだけでも嬉しいよって、その度に思ってました。

 だから2002年に心斎橋で暴行を受けた、という話を聞いたときは本当に胸が張り裂けそうな気持ちになったし、関西の野球の記事しか書けないバカ記者が「シーズンが始まるというのにそんな場所にいた眞中という選手のモラルを疑う」なんて「てめーのモラルのほうが疑った方がいいんじゃねーか!?」って記事を書いてた時は本当に腹が立ちました。(もちろん復帰の時はめちゃくちゃ嬉しかった!)


 残念ながら広島や横浜Fでのプレーを観ることはなかったのですが、現役最後のシーズンをずっと影で支えてくれていたお兄さんと一緒に過ごせたというのは、サッカーの神様が眞中さんにくれたご褒美だったんじゃないかなって感じてます。

 田坂さんと違って、まだセカンドキャリアをどうするのかという情報がないのがちょっと心配なのですが、コーチとしても十分にやってくれる人だと思いますし、テレビの解説者なんかしても絶対面白いと思います。

 これからの人生でも、多分ずっと全力プレーの眞中さん、私もずっと全力で応援していますよ!!





審判は神様じゃない!!けれど…。


こんな経験はないでしょうか?


 今日は待ちに待った試合の日。朝から天気もよく絶好の観戦日和。気分良く応援グッズをバッグに詰め込み、いざ、スタジアムへ。

 思っていたよりも早くスタジアムに到着。いつもの観戦スポットに座席を確保。マッチデープログラムを読んだり、練習風景を見たりして、気分は徐々に高揚。

 試合開始30分前、アウェーのスタンドも混んできた。かなり気合が入っている様子。スターティングメンバーの紹介に揺れる、敵の大旗。

「ゴールキーパー、○○ ○○ 背番号1」

ドドン!!

「オィ!」

 次々とコールされていく相手スタメン。あいつは前節の怪我が響いているのかな?とかこいつがスタメンだと厄介だな、なんて想いはめぐる。そして…。


「本日の主審は×× ××」



 審判発表にざわめくスタンド。

「おい、××らしいぞ」

「こりゃ試合荒れそうだな」

「うちの△△退場にならなきゃいいけど」

 アウェースタンドもなんとなく不安げな様子。
 
 いよいよ試合開始。だがしかし「ここいいとこなんだよ!!」という場面でことごとく聞こえるエキセントリックな笛の音。乱れ飛ぶカード。ぶつ切りになっていく試合。溜まっていくフラストレーション。

「俺の休日を返してくれーっ!!!」


おちついてください。


(写真はイメージではありません)




 サッカーの試合は、あくまで選手が主役。のはず。だけどたまにあるんですよね。審判が一番目立っている試合。なんとかならないかなって、ずっと思ってました。



 このブログで度々ご紹介させて頂いています宇都宮徹壱さんが、この問題について、とても興味深いコラムを書かれています。
2005年の笛の音は?第4回フットボールカンファレンスより
笛を吹く基準やアドバンテージについての議論は、なかなか一筋縄ではいかないテーマである。だが「レフェリーは、試合の流れやリズムを常に感じていなければならない」という高田氏の一言が、すべてを言い表しているようにも思える。
(中略)
日本の主審が必要以上に笛を鳴らさず、もっと表情豊かにレフェリングができたら、何枚もカードが乱れ飛ぶという荒れた試合はぐんと軽減されることだろう。
(中略)
時に批判され、時に評価され、常にメディアの注目とファンの議論に晒されながらレフェリング技術を向上させること――それこそが、真の意味での「審判のプロ化」ではないだろうか。

 気がつくと、いちいちウンウンと唸る自分がいました。審判は試合をコントロールするのが目的であって、自分の判断基準を杓子定規に当てはめて、権威を振りかざす存在であってはいけないんですよね。
 反対に言えば、観る者、プレーするものがストレス無く90分間を過ごす為には、審判の的確なジャッジが必要なんです。サッカーって、プレーヤー達が同じプレーをしても、審判のさじ加減一つで、名試合にも泥試合にもなるスポーツなんです。
 コラムでも触れられているのですが、日本人審判のレベルアップは、日本サッカーのレベルアップにも繋がる大事なファクターの一つです。良いジャッジが好試合を生み、好試合が名選手を育てるんです。
 日本サッカー協会もその点は考慮しているようですが、審判ひとりひとりの意識が無ければ、いつまでも「俺の休日をかえしてくれーっ!!!」ってことになってしまいます。家○さん、高○さん、上○さん、恩○さん、ちゃんと判ってますか?しまいにはサポーターからレッドカードなんてことになりますよ!!

1/13/2005

キモサポだってサポなのさ。

Tokyo Verdy1969 Official

石崎信弘氏トップチームコーチ就任のお知らせ

この度、今シーズンより石崎信弘氏がトップチームのコーチに就任することが決定いたしましたのでお知らせ致します。


 このニュースを聞いた時、最初に思ったのは「原理たんはどうするんだろ?」ってことでした。

 「原理たん」ってのは2ちゃんねるの国内サッカー板のコテハン「フロンターレ原理主義者」のことで、今更説明する程も無いくらい有名なわけですが、文字通りでややイタめの活動をしていたりします。

 長居での試合でアナウンサーが浦上を「かみうら」と呼んだ事を未だに根に持っていたり、川崎市の人口をこまめにチェックしたり(笑 なんか今のは三代目だとかわけわからん活動をしているのですが、実は原理たんこの石崎コーチ(通称ノブリンゴブリンじゃないよ)の原理主義者でもありまして、石崎氏がエスパルスのコーチをしている際は「エスパルス原理主義者」と宗旨替えしておりました。

のぶりん


 多分原理たんを見ている人はちょっとイタイ人だねと思われてると思うんですが、こうしてサッカーに労を惜しまず情熱を注げる人間がどれだけいるのかって思うと、なかなかそうはいないと思うんですよ。


 同じく当初キモいと思われていたサポーターでは、戦術くんも有名ですよね。フラッシュに涙した方も多いと思います。

戦術くん


 そりゃかっこいいにこしたことは無いです。レッズサポのコールリーダーの方は

「俺達がスタンドでパフォーマンスをする事でチームを鼓舞できる。それを見たヤツがかっこいいなってスタジアムに来る。そうしてグループをでかくしていける」

 と言ってらしたそうです。

 でも、やっぱりそんな風にかっこよく応援できない、不器用なサポもいるんですよ。

 で、そんなサポは応援しちゃダメなのかっていうと、それは絶対無いと思うんです。どんな形でも、全力で応援する人は素直に評価するべきでしょ。


 そういう西中島も立派なキモサポなわけで、決して上手く、かっこよくなんて出来ないのですが、手を抜いてダラダラ観ないというのは心に留めている事です。それが出来て初めてサポーターなんじゃないかな。


 観戦暦の短い人は「コールがわからないから」「恥ずかしいから」と萎縮する事も有るかと思いますが、どんな人でも初観戦はあるわけです。そこからはじめたわけです。だから、スタジアムでは臆する事無く、精一杯自分なりの応援をして下さい。そういうみんなの心がけが、いいスタジアムを作るんだと思ってるんで。サッカー好きからのお願いでした。





北朝鮮戦を政治の道具にするな!!

スポーツ報知

北朝鮮が“レアル待遇”要求

 この日、小泉純一郎首相が、中国で行われたアジアカップでの反日行動を例に出し「日本人はああいうことをしないでほしい」と冷静な観戦を呼びかける考えを示した。しかし、川淵三郎キャプテンは「日本のサポーターはそんなことはしない」。首相官邸の秘書官から電話で小泉発言の報告を受けた平田竹男GSは「北朝鮮協会とは友好関係にある。政治とスポーツは切り離してW杯を成功させたいと努力している」


デイリースポーツ


川淵C「日本のファン良識ある」

 小泉純一郎首相は11日、2月9日に埼玉スタジアムで開催される06年ドイツW杯最終予選の北朝鮮戦について、昨年中国で行われたアジアカップの反日行動を引き合いに出し「日本人はああいう行動をしないでほしい」と述べ、冷静な行動を呼び掛けた。


 小泉首相もアジアカップのブーイングは「良くない事」と理解していたわけですか。じゃあなぜ各地で苦戦していた代表に労いの言葉もかけず、ブーイングを事実上黙認していた中国政府に対して不快感をはっきりと伝えなかったんでしょうね?政治の為なら自国代表がどうなろうと知ったこっちゃないって姿勢がありありと伺えて、ものすごく不快です。


 サッカーの試合はスポーツであって、それ以上でも以下でも無い。どの試合でも自国代表の勝利の為に全力で応援するのは当たり前のこと。

 国旗燃やすだの相手国の高官の乗った車をボコボコにするだのといった犬畜生以下のどこぞの国民みたいな民度の低い事はしない。だけど相手が北朝鮮代表でも腫れ物に触るような応援など絶対にやってはいけない。それは相手国に対しての最大の無礼だもの。


 どんな思惑がえらいさんの中で有るのかは知らないけれど、サポーターはサポーターとして、いつもと変わらぬ、むしろそれ以上に熱い応援をしなくちゃいけない。それがフットボールを愛する者にとっての最低限のもてなしなんだから。




トラックバック200件達成。

 極々私事で申し訳ないのですが、昨年10月5日のブログ開設以来、ついに


トラックバック200件を突破いたしました!!



 って、

100件の時になにかしろよ



 という話なんですが、その時はなにも気がつかなかった(笑 でもさすがに200件ともなると何か書きたくもなるものです。

 記事200件は自力で出来るし、コメント200件も恥ずかしいけれど自力でできない事は無い、ホントに恥ずかしいけれど。

 でもトラバ200件は他の人の評価と意思が無いと出来ないんですよね。あ、自分で二つブログ作ってトラックバックしあえば出来るか、自力で(笑 しねーよそんなこと(笑


 ともかくこの200件というのは偏に皆々様のおかげというわけですよ。でね。200件目のトラックバックをして頂いた方に何かしたいなと思って200番目のトラックバックが誰かと調べたわけですよ。そしたらさ。






狼里ちゃん、


アンタだアンタ。(爆笑




 ホントは「ええっ、私たまたまトラックバックしただけなのに!すいませーん」とか、こう、あまり接点が無いブログの中の人と知り合いになっちゃったりしたいなーとか思っていたのに、思っていたのに!

 すんげー内輪ですよ。セレッソピープルだし。相互トラバしまくってるし、ましてやこんな絵までもう描いちゃってるし(笑

スタジアムに行こう!セレッソを助けよう!


 あのー、狼里ちゃん何かリクエスト無いですか?形だけでもお礼がしたいので(アンタ呼ばわりしていてそれかい)それではよろしくー。

1/12/2005

ウエミ、マサ、ヤマセ、ボンバー。

日本代表ニュース

東京VがC大阪・上村の獲得を発表
東京Vは本日、C大阪DF上村健一(30)を獲得したと発表した。


浦和が仙台・西谷獲得へ
浦和が仙台から戦力外通告を受けたMF西谷正也(26)を獲得すると報じられている。


横浜FMが浦和・山瀬の獲得に自信
横浜FMの小山哲司GMが浦和MF山瀬功治(23)の獲得に自信を見せている模様。(日刊スポーツ)

浦和・山瀬が18日に移籍リスト掲載へ
浦和MF山瀬功治が18日に移籍リストに掲載する可能性が高まっている模様。(スポーツ報知)


横浜FM・中沢が将来の海外移籍を希望
横浜FMのDF中沢佑二が11日、代理人の田辺伸明氏に将来の海外移籍の希望を伝えていることを明らかにした。




 まだまだ移籍話は尽きないようで、ざっと見ただけでもこれだけ有りました。ウエミーの移籍は正直ホッとしています。セレッソではスイーパー役に四苦八苦したりしていましたが、年齢的にもまだまだやれるプレーヤー。

ウエミー


 ヴェルディは比較的CBタイプが少なめな上に若い選手が多いので、経験を生かしていけばかなり重宝されるかも。


 マサの浦和話はまだ噂段階なのでなんとも言えませんし、三都主、平川がいるのにまだ左サイドとりますかって話しなんですが、もし本当ならいい話だと思いますよ。

 神戸、仙台では随分くすぶっていたようなので、イケイケどんどんの浦和サッカーに馴染んで、また凶悪ドリブルを見せてほしいです。セレッソ戦以外で。


 後の二件は何れも今一番身に危険を感じているであろう代理人田辺伸明氏がらみのお話。山瀬移籍なんて浦和サポーターは絶対許せないだろうし、その上マリサポ(特にますたろう氏など)まで敵にまわすとなると関東では住めないような…。


 本当は移籍なんてサポーターが思っているよりドライな感覚なのかも知れませんけれど、やっぱり日本人ってまだそんなふうに徹しきれないところが有りますよね。この季節は喜んだり悲しんだり、意外に忙しいです。




1/11/2005

みんなおかしいよ!!

 さて、祝日も終わり、今日こそ新聞買いあさるで~(布部風)と意気込んでいたのですが。関西で大久保が一面だったスポーツ新聞


僅か2誌!!

(ニッカンとサンスポ)


これだけかい!!


 あのさあ、つい二ヶ月前まで長居のピッチにいた男だよ。日本代表の明日を担う希望の光なんだよ。いわば九州生まれ関西育ちの地元の英雄でしょ。

 そいつが地球の反対側の、世界で一番レベルが高いってリーグで、初出場初アシスト初ゴールあげたんだよ。もっとデカデカと紙面さいてもいいんじゃないかなぁ。


 ちなみに報知は相変わらずの巨人ワッショイ、デイリーは阪神ワッショイ。先日のデイリーなど「甲子園にイノシシが出た!」が一面でしたよ…。大久保の活躍はイノシシよりも下なのか…。


 ああ、報知といえばすさまじくむかついた記事があったので転載。

Yahoo!Sports(報知)

大久保伝説幕開け!4紙が1面報道 先発1ゴール1アシスト衝撃デビュー

(前略)

 休暇先のブラジルから16日来日予定のジーコ監督とは、17日開始の宮崎合宿中に会談を持つ予定の田嶋氏だが、わずか登録18選手という狭き門の最終予選初戦への大久保招集には前向き。A代表ではいまだ無得点だが、1得点1アシストというスペイン衝撃デビューの効果はてきめんだった。「自分が育てたという自負がある」と、2年前に大久保をA代表に引き上げているジーコ監督にはうれしいまな弟子の大爆発。最終予選のキーマンになりそうだ。






「自分が育てたという自負がある」と、

��年前に大久保をA代表に引き上げている

ジーコ監督にはうれしい

まな弟子の大爆発。








ジーコ監督にはうれしい。


まな弟子の大爆発。






 あのな、アルツール・アントゥネス・コインブラさんよ。



大久保を育てたのは



お前じゃないからな。



それが証拠に

4410tvより

でも、今日この結果を残せたのは、今まで出会ってきた人たちのおかげだと思う。
小学生のときからサッカーを始めて、中学、高校、セレッソ大阪と
今まで出会って来た全ての人に感謝したい。


今日の結果に満足せず、次節そしてその次とこれからももっと頑張ります。


お前の名など



どこにもないだろ。







また大阪か!!

 今朝のテレビをみているとアナウンサーが「大久保デビュー戦ゴール」って新聞を持っていたので、

「よーし、新聞買いあさっちゃる!!」

 なんて意気込んでいたのですが、


どこにも新聞が売っていない!



 考えてみたら成人の日だもんね。休刊日だもんね。でも一誌だけ大久保一面の新聞が!!それは



大スポ!!



これだけ…。



 うん、ちょっと悲しかったけれど、大スポにしてはめっちゃがんばった記事でした。あとweb板の各誌の記事を。

スポーツ報知 大久保 ゴール!衝撃先発デビュー

スポーツナビ 貴重な勝ち点1もたらす 大久保、2得点に絡む活躍

SANSPO.COM 大久保鮮烈デビュー! 1G1Aマジョルカに躍った!!

デイリースポーツ 大久保がデビュー戦でゴール

スポニチアネックス 初ゴール決めた!大久保鮮烈デビュー

nikkansports.com 大久保、初得点「ヘディングは予想外」

ニッカンスポーツ なにわWEB 大久保、スペインデビュー戦歴史的ゴール

 さすが各誌とも大きく扱ってます。でも前半の傷は思っていたより深刻な様子。

スポーツナビ

大久保、次戦は欠場 ひざ打撲で全治10日

 サッカーのスペイン1部リーグ、マジョルカの日本代表FW大久保嘉人は10日、前日のデビュー戦で痛めた右ひざが悪化したため、16日のベティス戦を欠場することを決めた。


 まあ先々の事をかんがえれば、無理をするより休んだ方がいいでしょう。毎週こんな騒ぎだったら体が持ちません(^_^:)





みんな嘉人に恋してる!!



キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

GOAL!

GOAL!!

GOAL!!!

GOAL!!!!

GOAL!!!!!

GOAL!!!!!!



 中継が観れないくせにずっと起きてました。今日は何かが有るような気がして。2ちゃんでとりあえずスペインのネットラジオのアドレスを発見。何とか繋いでみたんですが、アナウンサーと解説のスペイン語が早口で声もでかくてうるさい。スコアはこっちで確認。でも点が入らないと詳細がわからない。

 それでも我慢して耳をすませ、スコアを睨んでいたかいが有りました。1ゴール1アシストでチームの引き分けに貢献。スタメンで出てくれただけでも有り難いのに。その上この活躍ですか!!スゲーッ!!!!


 しかもそのシーンの動画まで発見!早速見ましたよ、嘉人の初ゴール!

どうだ!!


嘉人初ゴール動画(クリック!)



 しかしスペインのラジオを聴きながら中国語の動画を見るというのも、なんだか不思議な感じです。つい最近まで、手を伸ばせば触れそうな距離にいたっていうのに、一気に世界の嘉人になってしまいましたね。

 これで本当にマジョルカの一員になれたのではないでしょうか。通訳さんともめっちゃ仲良しみたいだし、早くも順応ってかんじですかぁ!?

 よーし、明日はスポーツニュースを徹底的に見まくってやるぞ!!うらーっ!!!(夜中なのでちょっと頭おかしいモードです、スマソ)


追記

詳しいスタッツはこちらです。





1/10/2005

ジェフはカルタゴ?ジュビロはローマ?

 もう少し、市原と磐田の話をさせて下さい。私が何故これほど市原に肩入れをするのか。山本監督のビジョンを嫌悪しているのか。


 セレサポなら、何度と無く繰り返されてきた選手放出の歴史をご存知でしょう。このブログでも取り上げた事がありますが、セレッソはファンセ、ノ・ジュンユンら、本当に無くてはならない選手を、理解できない理由で何度も手放してきました。

 その度にその穴埋めに奔走せねばならず、チーム強化どころか現有戦力の保持で手一杯、という状態になる事もしばしば。J2落ちすら経験しました。

 正直なところ、私自身、そんな事が起こるたび「あまりお金のあるクラブではないし、仕方ないか」という、諦めというか無力感というか、そんな気持ちでいました。


 でも同じように困窮するチーム事情を乗り越え、強豪を押しのけて上位に食い込む球団が現れました。オシム監督が率いる、ジェフ市原です。

JEF


 それまでのジェフといえば、毎年降格争いに顔を出す、ある意味セレッソよりもひどいチームでした。城、下川など主力を手放す事も度々ありました。

 しかし、オシム監督が就任後、ジェフは劇的な変化を遂げます。鍛え上げたタフなメンタルとフィジカルを基本に、生え抜き中心のチーム編成ながら、03年1stステージを3位、2ndでも2位と健闘。04年はエースのチェ・ヨンスを失い1stこそ7位に終わりますが、2ndは2位と好成績を残しました。

「潤沢な資金が無ければ強いチームは作れない」

「選手層の薄いチームは続けて好成績を残せない」


 そんな「当たり前」を、ジェフは覆してみせたのです。


 それは私にとっても嬉しい事でした。チームを信じ、サポートし続けていれば、セレッソだって強くなれるかもしれない。それも、何年も「強豪」といわれ続けるようなチームに。


 ですがこの希望の光に陰りが見え始めました。それが今回の村井選手の移籍騒動です。

 確かに欧州では、ビッグクラブが資金が、潤沢でないチームから良い選手を獲得、補強するという事は、ごく当たり前のように行われています。小さなチームは良い選手を育て、彼らをビッグクラブに高額で売る事で運営を維持しています。

「それが当たり前。資金の有るチーム、強いチームに移籍する事は選手にとってもいいことじゃないか」

 そういわれる方もいるでしょう。でも、それではあまりに夢が無さ過ぎる。


 主力の高年齢化と世代交代の失敗によりチーム力が年々衰退していくジュビロ。そのジュビロを救うべく監督に就任した山本氏。就任当初、彼は名門ジュビロの復活を謳います。

 私はその時、かつてジュビロが強豪へと上り詰めた時と同じように、今いる選手を成長させる事で、その目的を果すものと思っていました。実際それを匂わせるような発言もしていましたし。


 ですが彼が選択したチーム再建策は、潤沢な資金にものをいわせた選手補強でした。チェ・ヨンス、川口をチームに呼び寄せ、さらにその手は村井へ。噂では同じくジェフの茶野も獲得に動いているとの事。

 もし山本監督が、自分自身の選手育成能力に自信が有るのなら、こんなマネはしないでしょう。磐田にも数多くの素晴らしい「原石」が沢山有りますから。

 それらを磨こうともせず、他チームの足元を見た補強を推し進め、「既製品」を集めただけのチームが、はたして「光り輝く」チームと呼べるでしょうか。少なくとも私の目には、ガラス玉程度にしか見えません。


 このような補強は、二つの悲劇を生みます。移籍されたチームのサポーターは、わが身を切られるような想いでしょう。また移籍選手でポジションが埋まっていく事で、若手への世代移行は、より困難なものになっていきます。

 移籍した選手が衰えたところで、その穴を埋める選手が育っている可能性は僅か。また他のチームから選手を獲得していかなくてはいけないでしょう。そうしてどんどん「原石」達が放置されていくのです。


 山本監督には今一度、チームの若手達に目を向けてほしいと思っています。素晴らしい才能を持った選手が、磐田には沢山います。彼らと共にチームを育てていくのか、金にまみれた勝利を追い求めるのか。あなた自身の監督としての能力が、問われているのです。





1/09/2005

テルアキに告ぐ。-背番号論-

 どうやら大久保がつけていた背番号10は黒部がつけるようです(黒部と呼び捨てにする事にまだ違和感を感じるのですが、きっとゴールを決めてくれるまで消えないのでしょうね。サンガサポスンマセン)

メガネ黒部
 

黒部選手のコメント

自分の中で日本代表を意識して考えた時に、やはりJ1の舞台で戦わなければという気持ちが強くなっていたところ、西村GMから声を掛けていただいて、どのチームよりも一番僕を欲しい、必要だと言ってくれた事が決め手でした。
やるからにはチームが優勝できるように、一員として頑張りたいと思います。


 以前も背番号について「逆永久欠番希望。」という記事を書きましたが、セレッソの背番号には、一つ一つに10年間築かれてきた意味があるんです。


例えば6なら、ユン・ジョンファン。クレバーなテクニシャン。

例えば8なら、モリシ。労をいとわぬチームのダイナモ。

例えば9なら、若き日のアキ。恐れを知らぬアタッカー。



 そして背番号10は、10番は、揺ぎ無い攻撃の核。マルキーニョスマノエルノ・ジョンユン、そして嘉人。実力が有るだけでなく、サポーターの心を掴むことの出来る選手がつける、特別な番号。

廬 廷潤


 黒部と西村GMの間には、京都時代からの確執が有るという事を聞きました。ですから移籍が決まった際には、背番号は18かと思っていました。ファンセがつけた、助っ人ストライカーの番号。

 しかし、用意された番号は10。黒部は西村GMがどうしてこの背番号10を自分に託したのか、その真意をわかっているでしょうか。西村GMはエースとしてだけではなく、チームの顔になるようにと、この番号を設えたのです。助っ人ではなく、大黒柱になってほしいのです。普通レンタル移籍の選手がつけられる番号では有りません。

 二人の間には、本当は確執など無いのではないでしょうか。西村GMが黒部にかける期待は半端なものではないです。


 この期待に応えるのは、並大抵の事ではありません。ゴールだけではなく、サポーターの心まで奪わなくてはいけないのですから。

 ストイックな性格ということですから、ちょっと大変かもしれませんけれど、そのあたりはモリシの半分くらいで大丈夫です、がんばって!




経営者にモノ申す。

 天下のサポティスタさんのところから面白いコラムを拾ってきました。

日本刷新会議 : 第6回 「愛媛FC“落選”の真相」<前編>

 タイトルのとおり、愛媛FCの事がメインの記事なんですが、何故草津がJ2入りできて、愛媛FCができなかったのか。という話題がとても目につきました。以下一部抜粋。

草津の場合は、そういったクラブの体制面を背水の陣で取り組んできました。36歳の若社長は精力的に多方面に動き回り、スポーツ界のエリート街道を歩んできた元三菱の大西ゼネラルマネジャーはいろんな戦略を立てコントロールしました。現場にもJリーグの指導経験もある植木監督を迎え、必勝体制で臨みました。今年昇格できなければ解散か、というぐらい草津は必死でクラブの強化に努めたんです。


 これを読んで、昨年の天皇杯で、草津があれだけ活躍できた理由の一端を知ったような気になりました。

草津


 草津には元セレッソの籾谷、小川、宮川が所属しています。(今日、御給も草津入りが決まったようですね)

 セレッソに所属していた頃、練習場で彼等の様子を何度か見た事が有ったのですが、正直線も細く、御世辞にも真摯な姿勢でサッカーに打ち込んでいるようには見えませんでした。練習も強制のもののみで、早々にタニマチの女性と立ち話をしていました。

 しかし、昨年見た彼らは、まるで別人のようでした。体もいくらか出来ていましたし、何よりプレーの一つ一つに魂が込められているように感じました。横浜戦で退場宣告を受けた籾谷が、悔しさのあまり涙を流したのは驚きでした。

 彼らの「変化」の裏側には、経営陣のサッカーにかける熱い想いが有ったのです。トップが自ら汗を流し、自分達が少しでもサッカーに打ち込めるような基盤を作ってくれている。それを意気に感じない選手がいるでしょうか。


 逆の例も有ります。サガン鳥栖などは、残念ながら経営陣に熱意を感じる事が出来ません。当然、チームも強くはなりませんし、スタジアム(折角の素晴らしいスタジアムなのに)も閑古鳥です。悪循環が続き、今年も大量解雇という事になりました。


 仮に潤沢な資金が有ったとしても、情熱の無い経営者のチームは決して強くなりません。サッカーを見る目が無いのですから、どんどんとお金をドブに捨ててしまうなんて事が有り得るのです。


 もしあなたの好きなチームの経営陣が、情熱を持って球団を運営していないと感じたなら、どうか出来る限り早く、サッカーの素晴らしさ、サッカーの喜びを伝えて下さい。それが強豪への一番の近道なのです。




1/08/2005

アキ残留、複雑な想い。

スポニチアネックスOSAKA

西沢、正式に残留決まる 西村GMの説得で決断

 去就が注目されたFW西沢の残留が正式に決まった。午後に西村GMが直接会談。一度は移籍を決意した西沢も「FWとして必要な戦力と考えている」という同GMの説得に折れた。


デイリースポーツ

西沢&黒部 05年2トップだ

 今季の契約を更新していなかったJ1・C大阪のFW西沢明訓(28)が7日、西村昭宏チーム統括GMと大阪市内で会談し、残留が決定。J2京都から移籍した元日本代表FW黒部光昭(26)もこの日、大阪市内のクラブハウスで入団会見を行い、ともにチームでの活躍を誓った。


 ようやっと安心する事ができます。西村GMも説得ご苦労様でした。でもすこし心にわだかまりのようなものが残ってしまったのは私だけかな?


 最終的には西村さんの「戦力として考えている」っていう熱い説得に折れた形になりましたけれど、一度は移籍するつもりだったのは事実、原因の根本を正さなければ、いずれ対処療法も効かなくなってしまうかもしれませんよね。


 今年はアキだけだったけれど、もし複数の主力が同じように移籍志願なんて事になったら、もうそれだけでものすごい時間と労力がかかってしまいますし、アキとはもう少しチームの方向性なりを話し込んでもいいように感じます。


 確かにチーム低迷と混乱の原因となってしまった東欧勢や、彼等を呼び込んだ大倉氏はラデリッチを残してチームを去りましたし、ラデリッチも構想外のようですが、もともと「この路線で行こう」となったのは、もっと上のほうの意思決定によるものです。

 「かくてアキレスは残った。」でもくどくどと書きましたが、そこと現場の間に何かしらのコミニュケーションが無ければ、名物のお家騒動は無くならないと思うんですよ。


 猜疑心のフィルターがかかっているからかもしれませんが、セレッソに入団、移籍してくる選手の定着率みたいなものも、年々低下しているように思えてなりません。スカウトの質の低下みたいなものが有るのでしょうか。ここのあたりもチームの印象を悪くしている原因の一つです。

 仮に契約していても、着実に成長している選手はごく僅か。古橋や徳重のような成功例が無いわけではないですが、もっと若手や移籍選手の突き上げがほしいところ。

 それに外人選手もちゃんと労を惜しまず、キッチリとチェックした上で契約をしてほしいです。今年はジルマールの推薦がありましたから、少し期待はしていますが。


 またサポーターも、選手がプレーしやすいように、もっとしっかりサポートをしてもいいんじゃないですかね。

 ブーイングやヤジをするな、というわけではなくて、長居に時折やってくる何とも言えない「間延びした空気」を何とかしたいんです。90分間フル回転で応援をするのってすごくキツイですけれど、一緒に戦っている「12番目の選手」なんですから、やっぱりがんばらないと。


 そういうところをちょっとずつでも良くすることが出来たら、セレッソは選手にとってもサポーターにとっても、もっと魅力的なチームになれると思うんです。今回の一件は風化させず、ずっと心に留め置いたほうがいいでしょう。ちょっとツライですけれどね。




愛する選手を放さぬように。

 家に帰ってアクセスアナライザーを見るととんでもない数のアクセスが有りました。これだけのアクセスが有ったのは、去年「ウィーアーレッズ!!」のご一行様が長居にいらして以来です。


 原因を探していたのですが、どうもジェフサポの方がいらしているようですね。2ちゃんねるのスレッドを拝見しましたが、あのスレッドに書かれている話が本当なら、腹立たしいことでしょうし、悔しい気持ちもあるかと存じます。

 実際セレサポもアキを人間力やサッカー部のけんたくんに引き抜かれそうになりましたし(今もこの騒動は継続中なわけですが)気持ちはよく判るつもりです。黒部とっといて何言うてんねんというサンガサポの皆さんには申し訳ないですが…。


 アブラモビッチ氏やミキティのように財力が有れば「2億でいいの?安いね」なんて言えるのかもしれないですけれど、実際こういう状況になった時にサポーターが出来ることって限られていますよね。

 でもそれでも、その選手が大好きなら、本当にチームにいてほしいなら、自分が出来る事を精一杯してみませんか?


 大分ではマグノ・アウベスが退団するという話を聞いたトリサポの有志が、練習場でマグノ・アウベスに声援を送り続けた、という事がありました。本人はほぼ退団するつもりでいたようですが、その声援に心動かされ、ついには退団を撤回するまでになりました。

 セレッソでも海外移籍が決まった大久保に、多くのサポーターが有形無形の励ましをしました。メッセージがびっしりと書き込まれたTシャツを送る者。最後の練習日まで練習場に通いつめた者。中には温暖なマジョルカへの移籍にも関わらず「風邪をひくといけないから」と200個ものカイロをプレゼントしたおばさんもいたそうです。大久保は自身のホームページで「長居のサポーターは最高」「日本に戻ってきた時はかならずセレッソ」と宣言しています。


 例えば手紙を書くとか、ほんの些細な事でいいんです。その手紙が何十、何百と増えていけば、心が微塵も動かないなんて事は絶対に無いはずです。


 本当に好きなら、最後の最後、契約書にサインを書き終えるまで、諦めないでほしい。



 選手とすれば、限りある選手生活のなかで、少しでも高いレベルのところで自分をみがきたいという欲求も有るでしょうし、正直年俸の事を考える時も有るでしょう。それを無為に引き止めるのはサポーターのわがままと言われるかもしれません。

 でもそこまで選手を応援してきた人間には、それだけのことをする権利があると、私は思います。セレサポが言うのも変ですけれど、


ジェフサポがんばれ!超がんばれ!!





国見好きの弁明。



「私は国見のサッカーが好きです」



 と標榜する事は、一部の「サッカーマニア」にとって「私はサッカーを知りません」と発言する事と同意です。

 国見が、小嶺氏が築いてきた栄光に比べ、その評価はあまりに小さなものです。「アンチ国見」という人も珍しくありません。

小嶺さん。


 曰く「国見のサッカーには創造性がない」「フィジカルぱかりに傾倒していてつまらない」「この育成方では良い選手が育たない」等々。

 それでも、あえて言いましょう。


「私は国見のサッカーが好きです」



 別に私がひねくれ者だからとか、大ファンである大久保の出身校だからとか、それだけの理由で言っているわけではありません(それもまた理由の一部である事は否定しませんが)


 日本サッカーはつい最近まで韓国サッカーの後塵を拝してきました。日本と韓国の歴史的背景が韓国代表のファイティングスピリッツを喚起したという事もありますが、それ以上に有ったのが、基礎的な技術と身体能力の差です。

 つまり、止める、蹴るといったレベルからもう違っていたのです。Jリーグの発足で選手のレベルが向上した今でも、日本と韓国は正直五分五分といったところです。

 そしてこの日本人プレーヤーに足りない止める、蹴るなどの初歩技術と、基礎体力をベースにしているのが、国見高校のサッカーなのです。


 今日の日本代表の核となっている選手達は、みな華麗なテクニックを持っています。「日本人は身体能力が低い、だからテクニックでそれを補う」という発想が生まれるのも不思議な話ではありません。

 しかしどんなに素晴らしいテクニックを持っていても、ボールのある場所にいなければ、その力を発揮する事は出来ません。また、そのプレーをコンスタントに続けられなければ、戦力として不安です。


 またサッカーが人間の行いである以上、ミスは必ずついてきます。多くのミスを犯したチームは、必然として試合に敗れる事が多いはずです。そしてそのミスの大部分はプレーヤーの肉体的、精神的な疲弊から生まれるのです。

 たとえば貴方がサッカーをするとして、適切な準備をした後と、フルマラソンをした後とでは、どちらがミスを犯しやすいでしょうか。また、何かを賭けて、強いプレッシャーがかかっている時と、普段とでは、どちらがプレーしやすいでしょうか。


 国見のサッカーは、こうした極めて初歩的な、ややもすれば退屈に感じる部分から構築されています。そこをキチンと押さえているから、選手の殆どが、当たり負けや、つまらないミスせずにプレーする事ができるのです。

 才能あふれるプレーは、ごく限られた人間にしかできません。しかし努力は、やる気さえ有れば、誰しもができることです。

 毎年当然のように安定した成績を残していることが、国見が「個」に頼ったサッカーをしていない、その何よりの裏づけです。


 今年のチームは、例年に比べ、「国見らしさ」が少ないように感じます。失点に繋がるミスも有り、薄氷を踏むような試合も有り、いつもの「憎らしいほどの強さ」がありません。それでもベスト4までたどり着くのですから、恐ろしい事です。


 明日の試合の相手は、同じ九州の強豪鹿児島実業。今までの問題をどう修正してくるか、名伯楽のお手並み、とくと拝見させて頂きます。




1/07/2005

磐田暴走。

スポニチアネックス

市原・村井の磐田入りが決定

 村井は、既に磐田加入が決まっていたFW崔龍洙=チェ・ヨンス=(31)と市原時代にホットラインを形成。磐田の新たな得点源として期待は高まる。

 磐田は日本代表GK川口能活(29)の加入が決定したほか、村井の同僚で日本代表DF茶野隆行(28)や韓国人選手の獲得も目指しており、すべて加入が決まれば、移籍金と年俸を合わせ8億円の大型補強となる。


 まるで市原の生き血をすするような補強ですな。去年は浦和や横浜Mが大量に選手の入れ替えをしていましたけれど、山瀬の横浜への移籍話を差し引いても、今年の注目は清水と磐田という事になりそう。

 ただ磐田の今回の補強はかなり凶悪。近年の浦和や横浜Mも大概ですけれど、浦和は何としてもタイトルが獲りたいという強い意志が感じられるし、横浜Mも岡田監督がキッチリ結果を残しているし、お金のあるところにはかないませんな~、というくらいでしたけれど、磐田の補強はどこかアンバランスで、無駄に構成をいじっているように感じるんですよね。


 なにより山本監督の言ってる事とやっている事がバラバラなのが面白くない!岡田武史と山本昌邦。」でJで初采配を振るう山本監督のインタビューを抜粋しましたけれど、あの話を聞くと、今いる若手メンバーの能力の底上げとか、マンネリ化したベテラン選手の意識改革みたいなものを強化の軸に置いていたはず。

にんげんりょくのまさくにくん


 それがフタを開けてみれば、川口、チェ・ヨンス、村井、茶野の強奪。まさか天皇杯でチームが上手く機能しなかったのを選手のせいしたのか?と思わせるようなハジケぶりです。さらに新外国人選手もリストアップしているというのですからすさまじい。


 岡田、オシム、ブッフバルト、アルディレスなどの例を挙げるまでも無く、選手を生かすも殺すも監督次第。広島の小野監督や、F東京の原監督なども限られた戦力で最低限のノルマをクリアしています。

 一番大事なのは監督がどんなチーム作りを目指していて、そこに行き着くためにどのような補強や選手育成をしているかをスタッフ、選手に明確に指し示す事。

 それが出来なければいくらお金をつぎ込んだ所で、チームは強くなりません。ひょっとして一番補強しなくてはいけないのは監督自身だったりして。




RSSナビに登録してみました。

 最近有名人のブログを次々に登録しているRSSナビ

RSSナビ


 ちょっと興味が有ったので、早速登録申請をしてみました。すると早速こんなメールが。

【掲載について】
掲載については弊社で内容を確認させていただき、掲載可否を判断させていただきます。
ですので場合によっては掲載されない場合がございますのでご了承ください。
掲載可否の判断までにはおよそ2週間程度かかる場合がございます。掲載可否の基準および結果についてはご連絡いたしません。またそれらについてのお問い合わせについてもお答えできませんのでご了承ください。


 おおっ、断られる可能性も有るのか。厳しいな。と、思っていたら3日で登録されていました(笑 2週間かかるんと違うんかい┌(`Д´)ノ)゚∀゚ )

 今日時点で登録サイト数は342件。決して多くは有りません。スポーツは特に登録件数が少ないので、サッカーも野球も格闘技もごった煮になっています。

 ただメンツは濃い目。gooasahi.comみたいな企業サイトや、REDS PRESSなど情報サイトの大手、中西哲夫氏片山右京氏のような(元)プレーヤーのブログも。変りダネでは山瀬の移籍騒動で「ウィーアーレッズ!」の襲撃を受けた田邊伸明氏のブログも有ります。

「むう、こんなところに私のブログが入っていっていいのやら」

 と思いながら登録を確認。

スポーツ


 わはははは、ケンスキーのブログと同じところにいるよ!しかもタイトルが「嫁バカ日誌」って!!

 思わず観にいってしまいましたけれど、タイトルに偽り無く愛情てんこ盛りでものすごく面白いし、なにより佐々木健介がかわいい!かわいすぎる!!ちょっと失礼して一部抜粋。

2人で食事をしているんだけど、1つ大問題が発生!それは勝彦はビーフカレー俺はキーマカレー(いつもはビーフかポーク)にしたんだけど何とキーマに干しぶどうが~(>_<)勝彦に頼んで交換してもらいました(^^)v健介


 なんか顔文字自体もかわいいし、干しぶどうが~って文章もかわいいのですが、その顔文字を打っている佐々木健介を想像しただけでかわいい!!こんなに優しい健介さんなら尻にしかれてしまいますよね。

 ブログは手軽に更新出来るので、シンプルにその時思った事が書けるんですよね。だから意外な一面というか、本当のその人の人となりが出る。このブログ見たら誰でもケンスキー!と叫んでしまうくらいファンになっちゃいますよ。


 これからいろんなサイトが増えて、もっと面白くなっていくでしょう。更新した時しか見てもらえないかも知れないのはちょっと寂しいですが、見に来る人にとってはチェックして損は無いサイトだと思います。