12/25/2005

SB事件に関する私見。

 まず最初に数点確認していただきたい事があります。

 最初に、当たり前なんだけれど、私はセレッソサポーター全てを統べる存在ではないということ。一サポーターにすぎないわけです。

 それから、私がキライなのは暴力という「行為」であって、一部のサポーターの存在を憎んでいるわけではないということ。他サポであれセレサポであれ、違いは有りません。

 最後に、今回私は試合を現地で見ておらず、多くの方からの情報をまとめて話をしているという事。それらを踏まえて、このエントリーを見ていてください。


 いつもはSBで観戦しているんですが、今回はそこがフロントラインとなってしまったわけで、すごくショックを受けています。今日たまたま長居にいっていた知人が何人かいまして、試合後の顛末を微細に聞く事ができましたが、やはり後味が悪いものでした。大筋ではネットに流れているとおりなのですが、事がかなり大きくなったのにはいろんな要素が絡んでいたようです。

 結論から言うと、ガンバサポーターを煽りに行った二人は申し開きの余地無く「有罪」です。ダービーという異常な空間で感覚が麻痺していたとはいえ、弁護の余地は有りません。警備員(スタジアム運営側とガンバサポーターの周りにいた極真系の人)の静止も聞かず、またガンバサポーター側からの非難の声も無視した挑発行為は酷いものです。

 ただネットで流れているその後の両軍のサポーターによる乱闘には、行き違いという要素も有ったようです。ガンバサポーター側から来た人間にも、現場に駆けつけたセレッソサポーターの中にも、この騒動を止めようと行動していた存在が有ったそうなんです。

 しかしここで問題だったのは服装。ガンバ側から黒いシャツを着た集団が来れば、セレサポにすれば「援軍」ととられてもおかしくないわけですし、逆にセレッソのレプリカを着た人間をガンバサポーターが見つけても同じ反応をしたでしょう。双方が入り乱れての乱闘になったのにはそういう背景が有ったわけです。


 今後、私が注視しているのは、セレッソの球団としての自浄能力です。該当者の割り出しと処分、お詫び文の掲載。これらを出来るだけ早く行う。これが大人の企業としての責務では。


 

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