12/31/2005

何も無い年の瀬。

 昨日が仕事納めで、今日は大掃除、絵に描いたような年の瀬の一日。家内と一緒にカレーを作ってみた。私が独身で、じいさんが健在の頃は、よく二人分の飯を作ったりしていた。じいさんも私も大食漢であるから、結構いろんな料理が出来た(少人数、少量だと作れるものが決まってくるし、何より楽しくない)。

 今日は久しぶりに包丁を持ったのだけれど、にんにくをみじん切りにするスピードと感覚が鈍っていないのは嬉しい驚きだった。ちなみにライバルはケンタロウキム兄である。女の子に媚びない男くさい、香辛料がどっさり入った料理が好きなので、ニンニクとショウガを大量にぶち込んだのだが、家内がそれを上回るアメ色タマネギを投入したことによって非常にマイルドな味になった。それはそれでおいしかったけれど。


 カレーを食べながら今年を振り返ってみる。個人的にも沢山のものを得、また失った。実に濃い一年間だった。得たものはもちろん「人」、このブログを通じ、本当にいろんな人と出会えた。あまり出会いたくない人にも出会ったりもしたし、個人攻撃(というかこれは健全な意思から芽生えた意識なのだろう)も一度や二度ではなかったけれど、トータルで見れば断然プラスだった。

 失ったものは少ないけれど、あえて言うなら「気楽さ」だろうか。5の反応を見越して記事を書いても20くらいの反応が返ってくる。いろいろなメールも飛び込んできた。


 最後に、年はじめはエントリーが相次ぐだろうから、今のうちに少し早い来年の抱負など。

 嫌がる人もいるだろうけれど、来年も基本的なスタンスは変わらない。自分が感じたことを感じたままに書いていく。嫌なものにもフタをせず、ガツガツと飛び込みたい。目をそらしても問題は変わらない、それならむしろ積極的に問題提起をしていくべきだと考えるから。そこに冷静な感覚が有れば、もっと箔もつくのだろうけれど、とりあえず出来る事を出来るだけやっていく。

 それでは良いお年を。


 

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