9/06/2005

非現実的な現実に、私の脳は疲弊する。

 以前「普通ということはとても素晴らしい事だ」と書いた記憶がある。今も変わらずそう思っている。普通に起きて、通勤して、仕事して…。

 今私は非現実の只中にいる。何も普通のことが出来ない。私だけではなく、周りの人間も、同じ常態にいる。心身ともに限界の人もいる。


 この状態を変える為には、ある決断をしなくてはいけない。他人にすれば簡単な事なのかも知れないけれども、私はとても気が重い。多分明日は、もっと辛いだろう。


 切腹の介錯をする人の気持ちに、似ているのかも知れない。私は果たして、その刃を振り下ろせるのだろうか。ためらい傷をつけるのは良くないが、自分自身が信用できない。情けないのだけれど、事実なので仕方が無い。


 明日はしっかりと、決断しよう。そう決めたじゃないか。早く平凡な毎日に戻られるように。あの子をその中に引き戻せるように。それが出来るのは私しかいない。それをするのは私しかいない。多分大丈夫、少し休んでもらうだけなのだから、大丈夫だよ。さて、切手と便箋を買ってこよう。

 

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