7/28/2005

主観客観。

GAMBA OFFICIAL

7月23日(土)JL18節 VS セレッソ大阪戦においてのご報告

 内容は直に見て、それぞれに感じて欲しい。どんな感想を持ったとしても、それは正解でも不正解でもないし、そんな基準なんか無いから。


 内輪話のようになるし、セレサポがガンバフロントの弁明をするのは変かも知れないけれど、ここまで微細なコメントを、これ以上のスピードで用意することは、ガンバフロントには出来なかったと思う。いろんなグループや団体と調整しなければいけなかったし、本当にギリギリだったはず。


 ただ一箇所、心に留まる記述があった。

またビッグフラッグの内容については、あくまで大阪ダービーを盛り上げる為の「風刺」的なものであると報告を受けておりました。

 結果として今回の騒動の元凶となった二枚のビッグフラッグは、この文中では「風刺」の域を出ないものだと紹介された。ただあの内容が「風刺」などといった要素を含んだものであるとは、個人的には思えない。

 しかし、はじめに書いたとおり、同じものを見たとしてもその感想は千差万別。ここは非常に難しいポイントだと思う。


 以前からここを御覧の方は、私の作った宮本選手が登場するバナーに対して、恐らくガンバサポーターと思われる方から、厳しいコメントを頂いたのをご存知かと思う。

 私としては実名で、顔を晒して宮本選手を登場させることは非常に失礼だと思っていた。それ故画像を加工し、違う名前で登場していただいた。

 ただ批難をされた方は、そもそもセレサポの私が宮本選手を起用する事に対する嫌悪感に加え、犯罪者のように顔を隠した事、茶化した名前で紹介した事に激しい怒りを向けられていた。良かれと思った事が真逆の結果を生んだわけだ。


 人の心を推し量る事は難しい。文を読み進めると、フラッグの件だけでなく、実に様々な箇所で見当違いが有ったとしている。この辺りは嘘偽りの無いところだろう。22232人の観衆全てに(勝敗は別として)快適な空間を提供しようとするのは至難の業。ただそれを放棄する事だけはしないで欲しい。



 さて、クラブが謝罪文を出し、この件に関して一区切りがついた今、サポーターがすべき事は何か。

 今回の件も含め、今年のJリーグではけが人が出る事故が、少なくとも3件起きている。残念ながら今のスタジアムの安全性は、非常に脆い土台の上に立っているのだ。全てをクラブ任せにしていれば、また同じような事件が起きる可能性が有る。

 余程揉め事が好きな人間以外は、席種選びや交通手段、応援方法などをしっかりと吟味し、自分の身は自分で守るという気持ちを持っていたほうが良いだろう。

 最初はギクシャクしたものになるだろうけれど、時間が経てばお互いがやって良いことと悪いことのボーダーラインが見えて来ると思う。


追記

 転落した男性の怪我が軽傷であったことは素直に嬉しく思っている。早く回復してもらいたい。またもめるのは遠慮したいけれど。


 

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