5/01/2005

去り行く人の為に。

 久藤のおじいさんが広島戦の前に亡くなられたらしい。奥さんは気遣って試合後まで久藤にその事を伝えなかったそうだ。葬儀の日が鹿島戦と重なる為、おじいさんとお別れも出来ないというのは、プロの選手なら当然なんだろうか。もしそうだとしたら辛い仕事だと思う。

 久藤のホームページはスポーツ選手のページとしては珍しいくらい、家族の事を取り上げている。それは久藤にとって家族というものがどれ程大切な存在なのかという表れなんだと思う。だから今回の件に関してはかなり心を痛めているのではないだろうか?


 私は日頃このブログでセレッソの選手に対していろいろな事を書いている。もちろん批判的なものも沢山書いてきた。でもそれは選手がベストなプレーをしていない事に対する憤りであって、その人間性みたいなものまでけなしているつもりではない。だから、この話を知った時は私だって少なからず辛いと感じた。


 在り来たりかも知れないけれど、試合に出てがんばる事が、久藤のおじいさんへの弔いになるのだろう。広島戦では時折去年のような緩慢なプレーが出ていた。疲れからかも知れないけれど、気になる所。でも、やるしかない。

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