2/06/2005

嘉人の特番。

 今見終わったばかりで、推敲もせずに書き連ねようかなと思っています。嘉人の特番、面白かったというより、有り難かったという感じ。ここまでちゃんと裏側を見られる機会ってなかなか無いですからね。


 最初に感じたのは「嘉人は『縁』に恵まれているな」ってこと。莉瑛さんも、マネージャーの後藤さんも、通訳のモイセスさんも、もちろんサポーターも。いろんな人が嘉人ががんばれるように尽力しているし、嘉人もそれに応えたいから、がんばってる。それがよく判りました。

 ここで引き合いに出すのは失礼かも知れないけれど、中田浩二の移籍問題(クリアされたようですが)なんかを考えると、本人が心地よくサッカーに専念できる環境がちゃんと用意されているって恵まれていることなんだなあって思います。

 その意味で、サポーターの一人として嘉人を支えてくださっている方達に有り難うと言いたい。試合前日風邪をひいた嘉人の為にドクターに状態を言うか言うまいか迷っている後藤さんの悩みに悩んだ顔を見て、この人がいたから今の嘉人がいるんだろうなあと、ちょっとグッとくるものが有りました。


 あとチームメイトのルイス・ガルシアとはうまくやっているようですね。二人で崩す場面が多いのは、やっぱり嘉人のことを考えてくれているからかな。嘉人のゴールの時も真っ先に来てくれたし、ルイス・ガルシアのゴールの時は嘉人が真っ先に来る。

 クーペル監督もなんか嘉人を厚遇しているようです。何故なのか理由はわかりませんけれど。早くチームに、スペインに馴染もうという姿勢が評価されているのかな。いろんな選手との確執みたいなのを聞いていたんで、わりとアットホームな雰囲気を持っていることが驚きでした。


 それから奥さんの話。避けては通れないんだろうけれど、あんなに出ちゃって大丈夫なのかな?すこし心配だったり。

 以前スポーツ新聞にこれ以上写り悪く写真に撮れないだろ、というくらいひどい一枚を載せられていましたけれど、美人の奥さんですよね。

 電話やらの様子を伺うと、亭主関白とかかかあ天下とかじゃなくて「ケンカ友達の延長」みたいなコミュニケーションのとり方ですね(笑 縁起物の「年越しぶどう」を食べてる最中に奥さんからの電話があって、急に必死になっている嘉人を見て心が和みましたよ。


涙.JPG



 でも一番ホロリときたのは、やっぱり「涙のお別れ」、「俺、泣かんけん」ってずっと言ってたのが、スピーチ初めて二言目にもう涙が止まらないんですよ。

 そんなの見たらこっちも泣くでしょ。精神安定剤なんか全然効かないですよ。何度見ても涙が出る。単に好きなチームに来たやんちゃな選手ってだけなのに、どうしてこんなに泣けるのか、今でも不思議です。でもまた泣きます。


 1時間の特番でしたけれど、思っていたよりも中身が濃かったし、誇張された表現が無くって、「等身大の嘉人」が見られました。ABC、やればできるじゃん。もう「虎バン」やめて関西のJチーム情報流す番組とか作っちゃえよ!!






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