12/12/2004

トラックバック快不快。

 トラックバック、便利な機能ですよね。同じ出来事を記事にしてるブログを見て「うんうん、俺もそう思った」とか「あ、そういうことか」とか、自分だけではわからないことが判る。

 それに、トラックバックしてもらえたりすると嬉しい。なぜかははっきりと判らないけれど、多分自分の記事が「認められた」ような気がするからだと思う。

 アキの移籍騒動について「アキ。」を書いたころ、みんなの気持ちが一つになって、互いにトラックバックの連鎖が起きた。新着トラックバックを見たら「アキ。」、「アキ。」、「アキ。」
、「アキ。」、「アキ。」になっていて、まるでみんなでアキコールをしてるみたいだった。

アキコール


 でも、どんなシステムにも欠点が有る。


トラックバックスパム


 何者かがある意図を持って、本来なんの因果もない不特定多数のブログに向かって何度もトラックバックをするというこの行為は、正直ブログというものを作った人々が信じていた「利用者の善意」を踏みにじるもので、決して歓迎されるものではない。


 で、もっと性質が悪いのは


善意のトラックバックスパム


 確かに因果は有るけれどそれほどでもないよ、という記事でも無理やりにpingを飛ばす。繋がれた方は微妙なトラックバックなので消すにも残すにも困ってしまう。


 で、今日のバーチャルネットサポーター・狼里8歳ちゃんの記事。

 うーん、そうか、ウチは確かにトラックバックされた回数よりもトラックバックした回数の方が多い。一年間にすればイチローが打ったヒットぐらい多い。布部のパスミスなみに多い。

 その中には私が気がつかないだけの「善意のトラックバックスパム」みたいなのもたくさん有るのだろうな。と自戒。


 そもそも小さなころからちょっと浮いているな、という人間だった。


 まず打たれ弱い、ちょっと匿名の非難コメントを見るだけで三日はへこむ。

 それから「こうすればみんなが喜ぶかも」という事をしてみても、往々にして「ありがた迷惑」になる。

 さらにちょっと喜ばれたら「もういいよ」というまで突き進む。

 自分でも思うのだが、実に扱いに困る人間なのだ。


 そんな人間の運営するブログが、常識的なものになるはずもない。それを今の今まで、気がつかなかったのも、私が非常識だったからだろう。ちょっとブログの方向性を考えなければいけない時期なのかも知れない。

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