11/19/2004

釜本丸坊主への道。

 代表が一段落ついたかと思えば明後日はアウェーのベルディ戦、中二日でホーム清水戦が待っています。

 ベルディの三浦以外は代表戦に出場したメンバーがいない両チーム。特にベルディはフレッシュな状態の上に2連勝中と非常に厄介な相手です。

 ただ森本君は故障中との事で、ちんちんにされる布部を見る事はなさそうです。まあチーム全体がもう随分ちんちんにされているので、これ以上何が有っても別段驚きはしませんが。


 両チームに共通しているのは短いパスやドリブルを多用して相手の守備を局所的に崩してくるサッカーを基本にしている点。

 エスパルスは北嶋、チョ・ジェジン、戸田などパワープレーに長けた選手がいる分だけ多少毛色は変わってきますが、中盤の組み立てはチームの伝統、そうそう変わるものではありません。

 ベルディはアルディレス監督の下、より一層その特色を生かしたサッカーをしてくるようになった印象が有ります。広山、玉乃らがこのチームに所属しているのも、彼らの足元の正確性を買われたからのはずです。


 対するセレッソ、明るい話題があまり無いのが実情です。今まで守備から攻撃へのリンクマン役を務めていた久藤が出場停止。代役を期待された濱田がザスパ草津戦で酷いプレーを連発した為、この役に誰が起用されるか注目しています。

 個人的には今まで右サイド、左ストッパーなど不慣れなポジションを勤めていた下村はどうなんだろうと思っているのですが、大森が怪我、上村は不調なのか小林監督の信頼を得られずサテライトという現状を考えると、頭の痛い話になってきます。

 このリンクマンが正常に攻守の要として機能すれば、パスサッカー主体のチームには脅威になるだけに、ベルディ戦のスタメンには要注目です。

 小林監督がもし思考停止した場合、布部のソロボランチ、大久保、森島、古橋、苔口、徳重同時期用の玉砕サッカー、という事も考えられなくは無いですね。むしろ運動量で相手を押さえつける方が試合になるかも…。


 ともかく、セレッソのJ1残留と大久保の頭髪をかけたラスト3試合、悔いだけは残さないよう、270分間、全ての選手の最大限の活躍を期待します。



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