8/15/2013

ひっさしぶりに代表戦。はたまたコンゴ人と代表オンリーサポの話。 #cerezo #gamba #photo #daihyo


いや、この人はコンゴ人ではない。

昨日の代表戦の前、俺はなんばの「源氏」という店で蕎麦をつついていた。そうして、ガンバサポのおっちゃんとビールを飲み、最近どうよみたいな話をしていた。俺はセレッソのユニフォームを着て。


傍から見ればこれほどのコアな雰囲気は無いのだろうけれど、話も実際コアで、客が増えたとか、経営がどうだとか、そんなことも話し合った。

サッカークラブなんてものは、考えているよりずっと脆い。俺たちの年代は「横浜フリューゲルス」というチームを知っているからわかる。あれは佐藤工業とANAの両翼があって成り立つチームが、その片方を失って地面に落ちたのだ。セレッソだって、ヤンマーと日本ハムを二つ柱にして建っているけれど、同じ危険を孕んでいる。

それはガンバであろうが、他のクラブであろうが同じことで、しかも、どこか1チームがくたばれば、それはリーグ全体に危機をもたらす。だから、Jリーグのチーム、日本のクラブチームは、全てが倒すべき敵であり、全てが協調しあうべき仲間なのだ。だから、このおっさんとも心置きなく話ができる、飲める。


そうして、19時くらいに二人で心斎橋のHUBに行った。セレッソ戦ほどではないけれど、そこそこ埋まっていて、代表のレプリカを着たお姉ちゃんや、多分それをお持ち帰りしたいなって感じの兄さんがそこかしこにいて、ああ、なんだろうなと。


セレッソのレプリカを着たのは俺含め二人だったらしい。酩酊していたからよく覚えていない。そうして、ガンバのレプリカも二人ほどいたようだ。


試合前の国歌斉唱、歌ってるやつなんか殆どいなかった。左翼の皆さんの教育がよかったわけではなくて、騒ぎたいから騒いでて、そこを狙っている狼さんがたくさんいたから、そうなっただけ。キューバリブレを飲みながら、そういうもんかと思ってた。

しかし、代表を観ている人達は歓声を上げるところや拍手をするところがズレていて、笑った。いや、そこはアカンだろ、ってところで「うぃー!!」と歓声が上がり、まだ負けているのに得点を決めると「いぇー!!」となる。相手に決められても何もリアクションがない。

こりゃあ合わねえなと思ってたところでガンバサポのおっちゃんに、後ろに黒人さんがいるから話しかけてみな、と言われて、酔った勢いで「Where are  you come from?」 とか絡んでみた。話すとコンゴ人であるという。岸和田に住んでいて、泉州蹴球クラブのメンバーだと。サイトで確認したがその人はおらず、本当のことはわからなかったが、この人とは話が弾んだ。

「ガンバ?セレッソ?オー、エネミー!アリエナイ!!」
「てめえ日本語ペラペラやんけ!」
「ハッハッハ!」
「ノーノー!ウィーアーディープフレンズ!」
「レアリィ?ハッハッハ」

もう試合もグダグダで、俺もグデグデだったので、とりあえず酒とこのトークを楽しむことにした。 そうして、無様な失点を重ねた試合はなんとなく終わった。ワールドカップベスト4のチームと、グデグデの状態で当たればあんなものかな。


柿谷は、あれは仕方がない。チームが柿谷の特性をわかっていないし、柿谷もチームの特性をわかっていないから、走りだしがズレているし、使い方も間違っていた。それは豊田にも当てはまる。豊田がボールを待つ動きを岡崎がてんでわかっていないからかぶりまくって仕方がなかった。

螢は、どこででも自分のやり方ができるから、心配はしていない。今のボランチ2枚よりスタミナとスピードに長けているから、生き残る可能性は十分にある。 この試合の福音って、それくらい。


そうして、試合終了のホイッスルが鳴ると、皆落胆や悔恨も無しに、銘名「いぇー!!」などと騒いで大きな拍手を送っていた。おっさんと二人、「ありえねえなこりゃ」と苦笑いした。二人ともトレインスポッティングのバグビーみたいな性格だったら、乱闘していたかもしれない。

チームが大きくなる、ファンが増えるというのは、こういうものなのだなと体で感じることができてよかった。セレッソも大宮戦では今まで少なかった若い女性層がたくさん来ていて「○○くーん!」と声援を送っていたし。

これは、コアや古参が素晴らしくて、新参やミーハーが悪いってわけではない。コア、古参の人だって、いきなりそうなったわけではなくて、どこかで新参になり、そこから「変化」していったのだ。それに、どちらであれクラブやサッカーというカルチャーにお金を落とし、チームのモチベーションを上げてくれるなら歓迎されるべきだ。


しかし、「区別」は絶対に必要だと思っている。「差別」ではなく「区別」だ。それは、風呂屋に「男湯」と「女湯」があるみたいなもので、当たり前のことだ。嗜好が違う、スタンスが違う、そういう個々の人達に、楽しみ方や楽しむ場所、アプローチが一つしかなければ、どちらからも不平不満が出るだろう。ならば、「区別」は明確にしておくべきた。この楽しみ方の人がこっち、この楽しみ方ならあっち、という風に分けておけば、ストレスは減る。

こうしないと、セレッソの人気だってどこかで頭打ちになって、それ以上のムーブメントにはならない。今のうちに何かアクションを起こしてほしいね。クラブの指針みたいなものを示すだけでも違うだろうに。

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